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#らっだぁ運営
青槍 未来
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コメント
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やっぱらっだぁ出し、ヴァンパイアじゃなくて青鬼なんじゃな~い? てかこの短い会話なのにちゃんと面白いの好きw 狩りって何するんだろ?らっだぁだし獲物ボッコボコにしてグロそうだなw 流石にないか! 初っ端から遭難してるのれうさんらしいやw 続き楽しみに待ってます✨

初コメ失礼します!!とっても面白くて一気に読んでしまいました!らっだぁとレウさんが二人で話してるとどっちも短く完結させてるけどちゃんとキャッチボールをしようとしてるあたりあんまり人と話すことがなかったからこその会話なんだなと思いました!!本当に面白いです!無理せず頑張ってください!続き待ってます!!
レウが目を覚ました時。
最初に思ったのは、
柔らかい。
だった。
身体が沈んでいる。
温かい。
妙に気持ちがいい。
何かに包まれているみたいだった。
しばらくぼんやりして、ようやく思い出す。
城。
ヴァンパイア。
青い瞳。
燃えた集落。
全部。
夢じゃなかった。
「……あ」
起き上がって窓を見る。
光が差し込んでいない。
城の影だろうか、外はまだ暗く見える。
ヴァンパイアは太陽の光に当たると灰になると聞いたことがある。
だからだろうか。
腹が鳴った。
レウは顔をしかめる。
昨日から何も食べていないのだから、当然だった。
部屋を出る。
長い廊下。
静かな城。
誰もいない。
当たり前だ。
住人は他にあの男一人しかいない。
とてつもなく長い廊下を歩く。
案の定、数分後に迷った。
「…広すぎ」
少し歩くだけでさらに迷ってしまう。
どう考えても広すぎた。
「遭難するって、この城」
独り言が漏れる。
その時だった。
「してるよ」
後ろから声がした。
レウは飛び上がった。
振り返る。
らっだぁがいた。
壁にもたれている。
いつからいたのか分からない。
「びっくりした…」
「そう?」
「うん」
「ごめん」
全然悪いと思っていなさそうだった。
レウはため息を吐く。
らっだぁは相変わらずだった。
「何してるの」
「迷ってる」
「知ってる」
「助けて」
「やだ」
即答。
「なんで」
「面白いから」
「最低じゃん」
らっだぁが少し笑う。
本当に少しだけ。
昨日より自然だった。
レウは気付いていないけれど。
らっだぁは昨日よりも楽しそうに笑っていた。
ほんの少しだけ。
「命令」
突然だった。
「何」
「ついてきて」
「助けてくれるんだ」
「お腹空いてるでしょ」
図星だった。
レウは黙る。
らっだぁは歩き出した。
今度は迷わずついていく。
しばらく歩くと、やがて食堂らしい場所へ着いた。
長い机。
椅子。
大きな窓。
これもまた広かった。
らっだぁは当然のように椅子へ座る。
レウも向かいに座った。
けれど、何も出てこない。
沈黙が漂う。
「……ご飯は?」
らっだぁが首を傾げる。
「ないよ」
「ないの!?」
「うん」
「⋯なんで?」
「食べないから」
レウは固まる。
そういえばそうだ。
ヴァンパイアだった。
人間じゃない。
「⋯血?」
「飲まない」
「え?」
今度は別の意味で固まった。
「飲まないの?」
「ほとんど」
「ヴァンパイアなのに?」
「うん」
まるで気にしていない。
レウは理解できなかった。
村で聞いた話と違う。
ヴァンパイアは人を襲う。
血を求める。
そういうものだと思っていた。
「じゃあ何食べるの」
「たまに血」
「飲むじゃん」
「たまにだから」
「その理屈はおかしい」
らっだぁは真顔だった。
全然伝わっていない。
レウは頭を抱えた。
この人、本当に大丈夫なんだろうか。
「というか」
レウは気付く。
「俺のご飯は?」
「ない」
「ない!?」
「じゃあ、狩りに行く?」
らっだぁが言った。
レウは瞬きをする。
「買いに?」
「違う」
「え」
「買いにじゃなくて、狩りに」
レウは黙る。
狩り。
つまるところ、狩猟行為。
行ったことがない。
いや、正確にはある。
けれど、自由に歩いたことはない。
誰かに許可されてじゃなく、自分の意思では。
「行く」
即答だった。
らっだぁが少し目を丸くする。
「早いね」
「行きたい」
「そう」
少しだけ。
本当に少しだけ。
嬉しそうに見えた。
気のせいかもしれない。
でも、
そう見えた。
立ち上がる。
窓の外は相変わらず暗い。
「…朝なのに」
「朝じゃないよ」
「え?」
「夜だよ」
「え」
「三日三晩寝てたからね、君」
平然と言われても困る。
そんなに寝てたとはさすがに思っていなかったのだ。
「朝だと思ってた…」
「朝は俺が起きられない」
「…あ、」
そうか。
やっと再認識した。
当たり前だけど。
この人はヴァンパイアなんだ。
でも、
同時に思う。
それだけじゃない。
青い瞳。
広すぎる城。
血をほとんど飲まないヴァンパイア。
変な命令。
少し寂しそうな背中。
まだ何も知らない。
だけど。
知りたいと思った。
初めてだった。
誰かのことを、
もっと知りたいと思ったのは。
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