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ナインテイルもコマンドメダルをセットする
ワーイ! 英名実行!
紅丸「紅き、一閃!!」
ナイン「紫の舞!!」
紅丸は鋭い斬撃を繰り出し、ナインテイルは思いきり回し蹴りを喰らわした
身動きを取れないキョンシー達は、それをもろに食らい、
パタリと倒れた
マタロウ「やった!」
ナインテイル「いいえ、まだです」
マタロウ「…え?」
茶李井「そう!まだまだこれからネ!」
その言葉を合図に、5体のキョンシー達が宙に浮かび、一ヶ所に集まる
そして禍々しい光を放つと、大きな木箱の様なものが現れ、
それがバキッ!と割れると、大きなキョンシー1体が姿を現した
キョンシーはいきなり紅丸に襲い掛かる
そこで、ナインテイルがコマンドメダルをセットする
ワーイ! エグゼキュート!
ナイン「奥義、紙分身!!」
その声とともに、伊邪那美の体がペラペラになり、大量の伊邪那美の紙が出てきた
それを見たキョンシーは驚き、伊邪那美(紙)を引っ掻く
キョンシーはひたすら伊邪那美(紙)を引き裂き続ける
そして、全て引き裂き終えたキョンシーの目の前にはナインテイルが……
ナインテイルはキョンシーのお腹に、思いきり蹴りを喰らわす
ナイン「今でございますよ!紅、伊邪那美!」
そう言われ、紅丸はコマンドメダルをセットする
ワーイ! エグゼキュート!
紅丸「怒髪天横一文字斬り!!」
紅丸は炎が纏わりつく断絶丸でキョンシーを切り裂いた
紅丸「紅畑任丸郎でした」←
最後の紅丸の言葉に聞き覚えがあるが、まあ気にしないでおこう(((
キョンシーは横に真っ二つに裂け、5体のキョンシー達に戻り、地面にドサリと落ちた
それを見届けた紅丸達は、元の姿に戻った
茶李井「ああ…これでもう、チョコレーファクトリーはお終いよ…」
茶李井は膝をつき、地面に手をつけながらガックリと項垂れる
ジンペイ「自業自得だろ?あんな悪徳商売してたんだから」
茶李井「これから一体、どうすれば…」
すると突然、キョンシー達がキョンキョンとリズムに合わせながらピョンピョンと
跳ね、茶李井の周りを回り始めた
アゲハ「…ダンス、してるみたいだね…」
そんなキョンシー達を見て、茶李井は昔の事を思い出す
茶李井side
そうよ…お前たちはあの時も、そうやってくれたネ…
私が中国でチョコレート店を始めてすぐの頃、
丹精込めて作ったチョコ菓子は1個も売れず………
借金は増えるばかり…
茶李井は、売れ残ってしまった大量のチョコレートを入れたビニール袋を持ち、路地裏に行く
茶李井『もう駄目ネ…死 ぬしかないね……』
茶李井はゴミ箱の蓋を開け、チョコ菓子を捨てようとする
すると突然、持っていた袋が見えない何者かに取られた
茶李井『キョ、キョンシー…!?』
キョンシー達は驚いてる茶李井を見やると、ガサコソと袋を開け、チョコを食べ始めた
自分の作ったチョコを余りにも美味しそうに食べてくれ、
茶李井は恐る恐るキョンシー達に近づく
茶李井『美味しいネ…?』
茶李井のその言葉に応えるかのように、
キョンキョンとリズムに合わせながらピョンピョンと跳ね、
茶李井の周りを回り始めるキョンシー達。
私のチョコは、まだ誰かを笑顔に出来る……
あの時、キョンシー達が私に、希望を与えてくれたのだヨ……!
~茶李井side終了~
そんな茶李井の話を聞いて、ジンペイは大号泣する
ジンペイ「良い話だぁ――ッ!!」
アゲハ「うん…」
アゲハも少しばかり涙を流している
そこで、リュウスケが的確なところに突っ込みを入れる
リュウスケ「ちょっと待て。
希望を見つけたお前が何故、フォーチュンビターブラックのような悪徳商売を?」
ジンペイ「あそっか、お前悪い奴だった!」
リュウスケのその言葉を聞き、ジンペイは垂れさせたアホ毛をピンッと伸ばし、
茶李井をズビシッ!と指差した
フブキ「切り替え早ッ!;」
そんなジンペイを見て、フブキが突っ込んだ
茶李井「…私は、その後もひたすらチョコレートを作り続けたネ…
次第に店は繁盛しとヨ。…でも、いつかその人気が無くなるんじゃないかと
不安でいっぱいだった私は、もっとヒット商品が欲しいと思ったネ…」
アゲハ「それで、キョンシー君達を利用したフォーチュンビターブラックを
開発したんですね」
アゲハにそう言われ、茶李井はコクリと頷く