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茶李井「でも思い返してみれば、この子たちは、
フォーチュンビターブラックを食べて笑ってくれてないネ…」
茶李井はキョンシー達に目を向けながらそう話す
キョンシー達も悲しそうな表情で茶李井を見つめている
茶李井「すまなかったヨ。私はもう一度、あの時のお前たちが食べて笑ってくれた
チョコ菓子を作るネ。そしていつか、お前達だけでなく、お客さん全員を
笑顔にしてみせるヨ」
そんな茶李井をみて、キョンシー達はまた、キョンキョンとリズムに合わせながらピョンピョンと跳ねた
すると、キョンシー達から虹色のオーラが放たれ、
アゲハのウォッチに吸い込まれると3枚のメダルがゆっくりと宙に浮かびあがった
あの事件から数日後、アゲハ達はチョコレーファクトリーにやってきていた
アゲハ「こんにちは!」
ジンペイ「キョンチョコくださ~い!」
~店内~
アゲハは早速レジでチョコを買うと、エマに手渡す
アゲハ「はい!どうぞ、エマちゃん!」
エマ「えッ、あ、あああありがとうございます!!/////」
エマは嬉しすぎて、受け取る手がガチガチになってしまう
そこでマタロウが、茶李井に話しかける
マタロウ「キョンシー達、姿を見せるようにしたんですね!」
茶李井「皆、うちのマスコットキャラクターとして店を手伝うって言ってくれたのヨ!」
茶李井は子供達にチョコを渡すキョンシー達を見ながら嬉しそうに言う
茶李井「お陰でキョンシーエクササイズも大流行ヨ!」
どうやら茶李井は、キョンシーエクササイズというダンスを始めたようで、
キョンシー達がピョンピョンと跳ねるのに合わせて、客もピョンピョンと跳ぶ
新しいダンスのようだ
皆が楽しそうにダンスをしている後ろでは、女子組がチョコを食べている
フブキ「罪悪感無しで美味しいチョコが食べられるなんて、最高よね♪」
フブキは満面の笑みでそう言う
リュウスケ「女性はそう思うのかい?」
アゲハ「思いますよ!ねっ、フブキちゃん!エマちゃん!」
フブキ「うん!」
エマ「はいっ!///」
そのあともリュウスケがプレゼント用に茶李井にラッピングを頼んだり、
ジンペイがキョンチョコを追加で30個(!?)買ったりと……
そんな皆の様子を、マタロウは微笑んで見ている
マタロウ「(こうして『たまたま』…いや『またまた』Y学園七不思議の
真相が明らかになった。残るは2つ、楽しみのような、怖いような……
一体、どんな不思議なんだろう…?)」