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🎤が🙂に依存しています

R18要素あり。

重くてドロドロしたのっていいんだよね



どさっ


『…いいよ、付き合おう』

そう言って和やかに笑う彼はいつからだったか、俺を避けるようになった。

『今日忙しいから。…しばらくは無理かも』

きっとお前は知らないんだろうな。


俺がどんな思いで日々過ごしているのか。

身につけているものにGPSだってつけてる。

だって、俺の知らないお前がいるとか許せないし。


「ちょ、っきんとき?!俺今日も忙しいって…」

「知らない」

ちょっと強く牽制すれば小動物みたいに震えるところも。

「お前は俺のそばだけにいてくれたらいいの」

なんて、彼に身を寄せて口づけ、隙を見て舌を滑り込ませる。

「んんぅっ…ん、ふぁ…♡」

ほら。口を蹂躙してあげればすぐに蕩けちゃうところも。

「や、めぇ…」

「説得力ないよ。スマイルだって期待してるんでしょ?」

さっきからいじらしく太ももを擦り合わせているのもわかってる。

それでも触れてやらないのは俺の些細な抵抗だったのかもしれない。


「……はやく、して…」



ギシギシと軋む音と淫靡な音が耳元までも犯してゆく。

「ッん、ぅぁあ、ッまっへ、イぐ、イッちゃ、ぁ゛、!♡」

「またイっちゃうの?ほんっとーに可愛いねスマイル♡」

彼のものからはたらたらと粘液を落とし続け、シーツに染み込んでいく。

母音しか漏らさなくなった彼の唇を奪い、舌が口内を荒らすように侵入する。

「んんっふぁ、ぁッんん゛♡」

あれだけキャンキャン騒いでたくせに、身体は正直なようで。

舌は唾液を必死に絡みとってやろうと纏わりつく。

「ん…ッ好きだよスマイル、本当に可愛い。♡」

腹の奥の律動はそのままに、可愛いとうわ言のように何度も呟く。

「ぅ゛ぁ、おれも、ッすき、すきだからぁ、!♡もっとしてぇ、♡」

その言葉に吐精感がせり上がり、背筋が震える。


ああ。もう少し。

「もっとしてほしいの?じゃあもう俺から離れないって約束できる?」

この鎖を、ずっと掴んで離さない。

「やくそく、する、するから、ッ゛♡はやく、ほしい、ッ♡」

薄っすらと口角が上がり、下がらない。

ずっとこの言葉を待っていた。

ぐりぐりと最奥をこじ開けるようにかき分け、彼の身体が弓なりにしなる。

浮いた細い腰を掴み、自身が達すると同時に奥へとそれを注ぎ込んだ。

「お゛ぁ゛〜〜〜〜ッ♡♡」

ただ、彼の言葉に興奮した理性が留まるはずなく、静止も聞かず再度腰を打ち付けた。

時間の経過なんて覚えていなかったが、あれだけ暗かった空は明るくなっていた。



部屋に隠していたカメラの映像を確認する。

『んっ、ふぅっ…きんとき、ッ…♡』

あれから、彼が事あるごとに俺の部屋を訪れてはベッドに乗り、自慰をしているらしい。

当の本人は気づいていないと思っているが、そうでもない。

念入りに彼を墜とした甲斐があった。顔がにやける。

『んぁ、っ、んんぅ…♡』

なんて映像を眺めていると、控えめに扉が叩かれ、頬を上気させた彼が部屋に入ってくる。

「今日も…しよ、?」


内申笑みを浮かべ、今は眼の前に集中しようと、着ていた服を緩めた。

俺だけの、可愛い神様。



僕の神様【🎤×🙂】end

白い尾っぽの短編集

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