テラーノベル
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⚠️ 西ロマ & お花夫婦 少し要素あり
⚠️ 🔰
⚠️ 現パロ
⚠️親分の関西弁は勘でやってる節あります
⚠️意味不明な展開あり。安心してください私にもわかりません。
【 親分視点から始まるよ〜 】
『だから何度も言ってるでしょうこのお馬鹿さんが。』
ぷんぷんと怒りを露わにしながら顔を覗き込んできたのは旧知の中であるローデリヒだ。
「いや、意味はわかってんねんで? けど少し理解できひんかったっちゅうか…」
あはは…、と苦笑を漏らして頭をかいた。
『もう一度言いますよ。私はピアノのお仕事で海外にいかなければなりません。ついでに作曲のお手伝いもしにいきますので、短くても1年の間、フェリシアーノさんを預かっていただけませんか?』
「う〜ん…」
曖昧な返事しかできなかった。
◇
◆
◇
「…どうしよう。…いや、断るっちゅう選択肢がないんはわかっとるけど… 」
う“~ん、と小さく唸った。
ふと、玄関が閉まる音がして、無意識のうちに背をピンと伸ばした。
フローリングの床を踏む音が聞こえて、止まったと思えばリビングのドアがゆっくりと開いた。
視線を落とすと、柔らかな栗色が見えた。
「おお、ロマおかえり」
笑顔でそちらに向かって声をかけた。
返答はない。
ソファから身を乗り出してみてみてば、二階へと続く階段へ登ろうとしている。それが抜き足差し足忍び足…、のような具合だから、やはりまだ警戒されてるのだとわかってしまう。
「ロマ、手ぇ洗ったか?お手手はちゃんと洗わなあかんで。病気になってしもうたら大変や」
ひょいっと脇に手を差し込んで自分の方へ抱き上げた。
「なっ…!やめろコノヤロー!!」
(…軽。ちんこい見た目なりに軽いんやなぁ…。相変わらず可愛げはないけど)
バタバタと小さい手足を振って暴れるロヴィーノをそのまま洗面台に連れて行って、台座に立たせた。
「言われなくてもひとりで洗えるぞ、このやろー… 」
頰をぷうっと膨らませながら手を洗う後ろ姿に自然と笑みが浮かんだ。
「なんやロマ、風呂は怖い言うくせに。手洗っとるときやって、目に泡入るかもしれねんで?」
「ちぎ…、いてぇぞ、アントーニョ…!」
「ああほら、言うたそばから…」
屈んで目線を合わせて、ロヴィーノの顔を覗き込んだ。
右目に入ったのだろうか、涙が出かかってる。
「目ぇ開けな、ロマ?」
目元を撫でてみるが、イヤイヤと首を振る一行だ。
どうしたものか……。
(…そや!)
「ロマ、手かしてごらん?」
「な、なんだよ…、それより目痛ぇぞ…」
いまにも泣き出してしまいそうなロヴィーノの手をとって、自身が持ってるものに触れさせた。
「まぁるい形でな、おいしくて赤くて緑がある食べもん、なんやと思う?」
「は、?な、なんだよ急に…」
「ええから、ええから」
ロヴィーノは少し考えた後「…しらね」と答えてそっぽ向いた。
「答えはな〜。」
わっ!と驚かせるような勢いで言い放った。
「トマトやねんで!」
ロヴィーノはキョトンとしたあと、呆れたように息を吐いて洗面台に向き直り、顔を洗い始めた。
思ってた反応とちゃうな…、そう思いながらタオルを手渡した。
「…トマトは美味しい食べ物じゃねーぞ、このやろ」
ロヴィーノが顔を拭いながら呟いた。
「えぇ?うまいで!あ、食べたことなかったんやっけ?俺ん家ではむっちゃ食うからなぁ」
ロヴィーノは、食べてみる?という誘いも無視してアントーニョのそばをすり抜けていった。
先ほどまでは少しだけ距離感が近くなって、喋ってくれたと思ったのに。
がっかりしながらも、あのことを思い出して慌ててロヴィーノの背中に言葉を投げかけた。
「そ、そうや!明日に、ロマの弟くるで!」
ピタリと足が止まったのをみて安堵する。
「ローデリヒのとこに預けられてたんやけど、あの人が今度海外出張らしゅうて、フェリシアーノ君の面倒見られへんのやって。そやから親分が頼まれたんや。ロマはええよな?久しぶりに兄弟に会えるし…」
「好きにすればいいだろ」
「…え?」
「…だから、好きにすればいいって言ってんだろ!」
そう言ってドドドっと勢い良く階段を駆け上がっては、思いっきり扉を占める音が聞こえた。
「…なんで怒ってるんや、」
キョトンと、首を傾げた。
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コメント
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みぅです、読ませてもらいました🥀 アントーニョさんの関西弁、すごく自然で愛着湧きました〜!洗面所でのトマトクイズ、ロヴィーノくんが「トマトは美味しくねーぞ」ってツンツンしてるのに可愛くて思わず笑っちゃいました。でも最後の「好きにすればいい」のセリフ、あそこからロヴィーノくんの寂しさとか複雑な気持ちが伝わってきて胸がぎゅっとなりました。弟が来る話を聞いて、自分だけの場所を取られるような不安があったのかな…。続き、すごく気になります!🤍