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おかゆ
36
1.地下室。
大学卒業を機に、一人暮らしを始めることになった凛花。
条件は厳しかった。
給料は少なく、貯金もほとんどない。
そんな時に見つけたのが、駅から徒歩10分、築20年、家賃3万円の格安アパートだった。
内見の日。
不気味なくらい部屋は綺麗だった。
凛花:本当にこの家賃でいいんですか?
凛花が聞くと、管理人の老人は少し困ったように笑った。
老人:ええ。ただし、一つだけ約束があります。
凛花:約束?
老人は表情を消した。
老人:地下室には入らないこと。
アパートの一階奥。
赤茶色の扉。
南京錠がかかっている。
地下へ続く階段があるらしい。
凛花:危険なんですか?
老人:……入らなければ問題ありません。
それだけ言うと、老人は話を終わらせた。
凛花は気にしなかった。
どうせ古い配管室か物置だろう。
そう思っていた。
最初の三日間は。
第2話へ続く―
コメント
1件
おお、これ好きなやつだわ。いわゆる「入っちゃダメと言われた場所」のやつね。家賃3万で築20年、しかも部屋が不気味なくらい綺麗って時点で既にフラグ立ってるし、管理人のおじいさんの「入らなければ問題ありません」って言い方も絶妙に不穏でゾクッとした。凛花が最初の三日間は気にしなかったって冷静なのも逆に怖いわ…続き気になる🔥