テラーノベル
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𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃
俺は宵御湊都《よいごみなと》ホストをしてる、特別人気があるって訳でもないがそれなりに金は貰ってるし見た目だって悪くはない、学生時代も普通よりかはモテたしその分妬まれた事もある。自意識過剰と言えばその通りなんだけどさ、だから人の前でこんな事は言わない。
いつもより眩しい光で目が覚めた、昨日は久しぶりの休みだったから放置してた事をして買い物にも行って仕事より疲れきって眠った。起き上がれないまま壁の時計を見た、時計の針は7時過ぎを示していた。
『今日の仕事……何時からだっけ……』
不思議な位重い体を起こしてまだぼやける目を擦り目の前の窓を見て俺は動きを止めた。
何故かって?窓の反射に映るのは別人のような姿だったからだ、っていうかやっぱ別人だよな…?
『は…?』
青年は深く息を吸い込んだ
『なんだよこれぇぇぇぇぇぇ!!!!!!』
彼、宵御湊都はオタクの夢、トリップをしてしまったのだ。
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