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次の日の朝
イリア)う、うぅ……(腰痛い…だるい……)
ベッドの上でぐたぁ…と、しているとオーターさんが頭を優しく撫でてくれた
イリア)んぅ……い、痛い…です
起き上がってのそのそとオーターさんの側へ行きコテンっとオーターさんのお腹に頭を乗せる
オーター)お疲れ様
イリア)んぅ…怒ってますもん……
頬を膨らましてしっぽをベシベシと動かして明らかに拗ねてますよオーラを出すとオーターさんが起き上がり私を膝に乗せた
イリア)あぅ…い、痛い……
オーター)腹は痛くないか?中に出てないか?
イリア)大丈夫……です、でも…腰が……痛くて…うぅ……
オーターさんを抱き締め「クゥーン…」と鼻を鳴らすとオーターさんが頬や首にキスをしてきた
耳をペタッとさせスリスリと頭を擦り付けるとオーターさんは優しく抱きしめて来て嬉しくてしっぽでオーターさんを抱き締めるとオーターさんがまたキスをしてきた
イリア)んぅっ……ぷはぁ…ンンッ……く、くるし…んっ…
顔を背けようとしても顔を抑えられ背けられないようにされた
イリア)んはぁ…お、おーらーしゃ……む、ぃ…くぅしぃ……
オーター)ん?もういいのか?
イリア)うぅ……苦しいです…
顔を背け直ぐにお面をつけて顔を隠す
イリア)うぅ……///
更に我慢出来ずしっぽで顔を隠す
イリア)んぅ〜…///もう、これだから……ヤダなのよ…///
オーター)??なんで顔を隠す必要があるんですか?
イリア)い、いろいろ!///
オーターさんは「うーん……」と、悩んだ後私のしっぽを意地でも退けようとしてきた
もちろん大人しく退ける訳もなく私も抵抗した……勿論、暴れる訳もなく…ただ守りに徹した
イリア)いーやーだー!
オーター)お前の隠れてる目を良く見せろ、今まで見せてくれなかっただろ
イリア)んぅー!!やだぁ〜!見せれないのぉ!て言うか見ないで〜!
最終手段!うつ伏せ!
オーター)あ、イリア!大人しくしろ!
イリア)やーなの!あ!し、しっぽ退けようとしないで!
オーター)良い子にしろ!
イリア)うぎゃぁ!?
オーターさんにしっぽとお面を取られ前髪で隠れている目を退けられた
イリア)お、お願いだから…見ないで///
オーター)…まさか目に魅了の印が有るとは…
イリア)だ、だから……嫌だったの…
ササッと目を隠して「うぅ”〜…」と唸るとオーターさんに優しく頭を撫でられた
オーター)……俺はその眼、好きだがな
イリア)んぇ…
オーターさんが沢山キスをして来て「ま、俺が惚れたのはその目の力じゃない、お前自身だ」と…
嬉しくてゴロゴロと喉を鳴らしながら頬を擦り合わせる
オーター)嬉しいのか?
イリア)ゴロゴロ…ペロペロ……
「嬉しい」と、伝えるように頬を舐めると沢山頭を撫でられまたキスをしてきた
イリア)んぅ〜…暖かい……それにすっごい落ち着くしいい匂いする……私の匂いかな…スンスン
オーター)そうかもな、ずっと抱き着いてきてたし
イリア)お、オーターさんがね!///
オーター)はいはい、そうしておくよ
頭を擦り付けしっぽをオーターさんに巻き付けてマーキングをする
イリア)んふふっ♪あ〜……カプッ!
オーターさんの肩口をカプっと噛んで離すと私の犬歯が結構しっかり着いていた
イリア)ペロペロ…ペロペロ……えへへ〜♪
オーター)マーキングなんかしてどうした?
オーターさんが頭を撫でながら聞いてきて「ん〜とね、浮気しないように……?他の女の子にベタベタ触られるの嫌だもん」と言いながらオーターさんの手に頭を擦り付ける
イリア)ん〜…ん〜……
オーター)ちょ、擽ったいから笑
イリア)もうちょっと……だめ?
上目遣いで甘えるとオーターさんはその日ずっと甘やかしてくれた……そして、これからも…