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『何やってんのあんたたち…』
戻れば、花咲さんにジト目で見られた…
『橋から落ちました…』
『はぁー』
花咲さんは額に手を当てて、首を横に振った。
呆れてるな…
とりあえず、
シャワーを浴びて、
用意してくれた服に着替える。
はぁ、
酷い目に遭った…
もう、お昼か。
食堂で何か食べよう。
食堂に行って、お昼ご飯を食べる。
残念ながら、あまり休める時間はなさそうだ。
午後の時間。
あの付近を見て回る。
レインたちはいない。
『結局、アイツらに逃げられちゃったもんな。』
誰一人、捕まえられなかった。
誰かが、殺されるかもしれないのに…
僕はただ、誰も傷つかないことを願うことしかできなかった。
『こっちの方に行ってみよう。』
島田さんが、まだ見ていなかった方を差して言った。
今の、第1隊の隊長は島田さんだ。
僕たちは、そちらに進む。
と、
『おい、あれ…』
?
如月さんが何かを見つけたみたいだ。
そこには、
『え…』
僕は、琥珀さんと茜さんに見せないようにした。
『見ない方がいいと思います。』
そこにあったのは、
無惨な姿になった人。
倒れていた。
『ここは、私に任せてください。』
島田さんが、そちらに歩いていく。
『…もう、ダメみたいだ……』
ダメ、
それはきっと、
もう、亡くなっているんだ。
『くっ!』
怖かっただろう。
苦しかっただろう。
島田さんが、無線で伝えた。
誰がやったのかはわからないけど、
きっと、
レインたちだろう。
『アイツ!』
悔しいけど、何もできない。
何もできなかった。
止められなかった。
しばらくして、
後処理隊が来た。
『こちらは、私たちに任せてください。』
僕たち第1隊は、見回りを続ける。
だけど、雰囲気は良くない。
特に何も起きないまま業務時間終わった。
剣士署に戻る。
『俺たちは、最善を尽くしたんだ、仕方ないんだよ。明日は休みだから、また明後日な。』
如月さんが言った。
『はい、お疲れ様でした。』
如月さんが行ってしまった。
如月さんは、笑顔を見せていた。
でも、いつもと違う。
きっと、無理矢理笑顔を作っていたんだろう。
僕を元気づけようとしてくれたんだ。
きっと、辛いはずなのに…
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