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2件
え…タイプダぁ…((((()
💜 side …
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信じたくなかった 。
俺のせいで 、、、
俺のせいで 、、
蓮が交通事故にあった 。
深「今日、いい天気だよな〜…」
目「うん、お散歩日和だね〜笑」
深「そういやさ、前言ってた…」
目「辰哉、、前!!」
深「…へ、、?」
ドサッ
ドンッ
深「…へ、、?え、、?」
俺が余所見なんてしてなきゃ 、、
ちゃんと信号を見てれば 、、
蓮が轢かれる事も無かったのに 。
通行人「おい、、人が轢かれたぞ、、!!!」
通行人「誰か救急車呼んで!!!」
深「…ぇ…れ…ん、、?」
飛び交う悲鳴 。
俺は何も出来ずに立ち尽くす 。
綺麗に倒れている彼を、
じっと見詰める事しか出来なかった 。
本当は、すぐにでも駆け寄りたい 。
駆け寄りたいのに、足が動かない 。
誰か助けて 、、
蓮を助けて 、、、
神様 。
通行人「貴方、何立ってるのよ!!」
通行人「電話しろ!!119だ!」
深「……は…はい……」
震える手で画面を押す 。
着信音が鳴り 、
電話が掛かる 。
救「火災ですか?救急ですか?」
深「…きゅう、きゅうです……」
ちゃんと喋れてるかも分からない 。
場所も覚えてない 。
頭がぐるぐるしながら 、
必死に問いに答える 。
ピーポーピーポ-
響く救急車のサイレン 。
俺はその場に座り込む 。
深「……れん…を…たす、けて……」
救「怪我人はどちらですか?」
通行人「あの人です!車に轢かれたみたいで」
深「……っ、、、」
なんで皆、冷静なんだよ
蓮が死んじゃうかもしれない 。
なのに 、なんで ?
もっと焦れよ 。
救「病院に搬送します。」
救「同乗者の方は…」
深「…俺、、乗ります。」
小さく手を上げて 、
救急車に乗り込む 。
眠っている蓮を見て 、
ようやく涙が込み上げてくる 。
深「…ごめ…ん、、」
深「…俺の、、せいで…ごめん、、」
深「ごめんな…っ、、」
涙が蓮の頬に伝う。
目開けてよ、蓮。
また、名前呼んでよ。
いっぱい、好きって言ってよ。
深「愛してるって、言ってよ…」
無邪気な顔で 、
笑ってよ 。
いっぱい 、
笑顔見せてよ 。
気付けば病院に着いていて 、
蓮は手術室に運ばれていった。
深「……。」
赤く光るランプを見詰め 、
俺は心の中で祈る 。
深「(…助かってくれ…)」
深「(…俺なんでもするから…)」
深「(…頼むよ……)」
少しして 、
俺ははっとする 。
助かったとしても 、
きっと怪我が凄い 。
ステージに立つのはしんどいだろう 。
それを 、 メンバーに 伝えなければ 。
きっと 、 責められるんだろうな 。
まぁ 、 俺のせいだもん 。
画面を押す手が 震えてる 。
俺は照に電話した 。
岩『…ふっか、どうした?』
岩『この時間に電話って、、』
深「…ひかる…」
深「…俺のせいで…蓮が…」
岩『…え…?』
照はすぐ行く 、
と言って飛んで病院に来てくれた 。
岩「ふっか…!!」
深「…照…」
深「…ごめん…」
宮「なんでふっかが謝るの…?」
渡「お前は悪くねぇよ。」
阿「ふっか、自分を責めないで…?」
皆んなの優しい言葉が 刺さる 。
嬉しいはずなのに 、 刺さってくる 。
なんで俺が 無事なんだろう 。
蓮じゃなくて俺が 、、
深「…俺が…轢かれれば…」
バチン
深「…え…?」
村「…ふっかさん。」
村「そんな事言わないでよ。」
ラウールが俺をビンタした 。
最初は何でか分からなかった 。
深「…だって、事実だろ…?」
村「…めめにとってふっかさんは…」
村「自分の命に変えても守りたい人なんだよ。」
村「…分かってよ…!!」
深「…え、、?」
村「めめはふっかさんの事、大好きなの!!」
村「だから、ふっかさんが轢かれてたら、、」
村「めめはすっごい悲しんでたよ、、!!」
深「…そ、っか…」
みんなに言われてわかった。
蓮は俺の事、すげぇ大事にしてくれてるんだな、
愛してくれてるんだな、って 。
向「ほんまその通りやで、ふっかさん。」
佐「ふっか、自分の命もっと大事にしてよ。」
深「…ごめんごめん、わら」
皆と話していると 、
手術室の赤いランプが消える 。
深「…!」
中から 、 神妙な面持ちの先生が 。
岩「…先生、目黒は…」
先「幸い、一命は取り留めました。」
先「…ですが…」
重い口を開いて 、
聞いた事は 、
絶対信じたくない事だった 。
先「強い衝撃を受けているので」
先「記憶を無くしている可能性が高いです。」
深「…え…?」
俺はそのまま 、
膝から崩れ落ちた 。
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し ー ん さ く 。
め め ふ か す と ー り ー 。
か ん ど う け い ー 。
次 ♥ ✕ 5 く ら い か な ぁ 。
お 楽 し み に ー !
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