私
の名前はアリッサ・シザーフィールド。この物語の主人公よ。
今日は私についてお話ししようかしら。
私は今18歳だけど、子供の頃は病弱だったわ。だから私はいつもベッドの上で過ごしてたの。
それでね、ある日突然元気になったんだけど、その理由は未だに分からないままなのよね。
あぁそういえば……私が子供の頃の話になるけど、不思議な出来事があったのを思い出したわ。
あれはまだ私が小さい頃。確か3歳の時のことだったと思うわ。
私はその日、いつものようにベッドの上で絵本を読んでいた。けれど退屈していた私は、窓の外を見てみたいと思ったの。
その時は両親も居なかったし、メイドさん達は忙しく走り回っていた。そんな時、ふと目に入ったのが庭師さんの後ろ姿。
あの時は、なんとなく庭師のおじちゃんなら頼めば連れ出してくれるかもって思ったのよね。だから私は庭師さんの服を引っ張った。
「ねぇ、ちょっとお願いがあるんだけど」
「ん? 嬢ちゃんどうかしたのか?」
振り返ってこちらを見た庭師の顔を見て、幼いながらに整った顔立ちをしてると感じたことを覚えてる。
それから私は事情を説明し、一緒に外に出たいと伝えたわ。
「うーむ、外に行きたいか。しかしなぁ……俺一人じゃ流石に許可は出来ねえんだよな。誰か付いてきてくれる奴はいねぇのか?」
「さてと……今日は何をしましょうかねえ」
「ふわあ~ねみぃ」
「あら、いらっしゃいませっ!」
【概要】
召喚士ギルド所属の召喚獣使いの女性。
召喚術師としての腕はかなりのもの。ただし戦闘向きではなく、どちらかと言えばサポート特化。
召喚獣を使役している時は語尾に『!』が付くのが特徴。
外見年齢20代前半。身長160cm。スリーサイズはB82W56H84。
赤髪ポニーテールが特徴の少女。
一人称は『ボク』だが、普段は口調を変えて話す。
「~だよ」「~かな?」といった女性的な話し方をする。
また、自分のことを『姫騎士様』と呼ぶことが多い。
性格は明るく元気いっぱいで、少々おバカな一面もある。
戦闘においては近接攻撃が得意で、盾を用いた防御や魔法による援護を行う。
ただし、回復系の魔法は苦手なので仲間のサポートが必須となる。
武器は剣と盾を装備しており、戦い方は『勇者』というよりは『戦士』に近いスタイル。
しかし、時には強力な一撃を放つこともある。
ちなみに『勇者』としての素質は非常に高く、潜在能力も高い。
その気になれば『魔王』を倒すことも不可能ではないと言われている。
そのため、『勇者パーティ』のリーダーとして選ばれている。
とはいえ本人はそのことを知らない様子。
実はとある事情から、人間不信気味になっている。
そのため、『勇者』という立場上、常に笑顔を絶やさないようにしている。
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