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ん?
あれ?あいつ遅くね?
30分も風呂に時間かかんのか?
俺が早すぎるだけ?
「なんか嫌な予感が…」
ちと風呂の様子見に行くか…
「おーい
大丈夫かー?」
返事がない
「返事がないと入んぞー」
返事がない
その時ガタッと言う音が聞こえた
あーこれはあれか?
俺の事遊んでんのか?
「お前さぁ、もう入るからな?」
「あ“〜もういいわ!」
そう言って俺はドアをガチャりと空けた
「お前そろそろ出ろよって…は?…おいっ大丈夫か?!」
扉を開けるとそこには
バスタブの中で目をつぶっている勇の姿があった
「おい!勇!」
俺は焦って取り乱しながら勇に近付いた
すると
「んー…?」
「おまっ大丈夫か?!」
どうしたんだ?何かあったのか?頭でも痛くなったのか?
そんな心配が頭を埋め尽くす
そうやって俺が戸惑っていると
勇「ふわぁ…あれ?俺もしかして寝てた…?」
勇「え“、なんで光いるの?!」
「な、なんでもねぇ!てか早く出ろよ!俺も入るんだからな!」
そう言い残して俺は風呂場から逃げ出した
無駄に心配させやがって
勇side
なんだったんだろう?
「ん〜…」
もしかして俺が遅かったから心配してくれたのかな?
だとしたらやっぱ光って優しいんだなぁ
まぁお風呂上がったら寝てごめんって謝らないとなぁ…
「光!上がったよ〜」
光「おう」
お風呂から上がると何かを本を読んでいる光がいた
「というかさっきは寝ちゃってごめん…」
まさか風呂場で寝るとは自分でも思っていなかった
光「あーいいよ別に、今日来たばっかなんだし疲れてんだろ
先にベットで寝とけ」
「え?!ベットで寝ていいの?」
光「なんかめんどくせぇしいいやって思ってな、あとお前と寝ると多分狭くて寝れたもんじゃねぇ」
確かに…1人用のベットに男二人はさすがにきついもんなぁ…
光「とにかく俺は風呂に入る、お前は寝とけ」
「はーい!」
あのベットふかふかだしよく寝れそうだなぁ
というか明日は早く起きて光にこの世界のこと詳しく聞かないと!
漫画とかの世界みたいに魔法とかってないのかなぁ?
もしあるなら使えるようになりたいなぁ!
そう思いながら俺は先程のように部屋に行きベットに寝転んだ
「そういえば父さんどうしてるんだろう…父さん1人にしちゃったな…母さんに起こられるかも…」
まぁ、怒られたらその時反省すればいっか
今日はとにかく寝よう
おき
お ろよ
お い、おき て
「起きろ!」
「ひゃい?!」
声に驚き俺はベットから飛び上がった
「な、なに?!てか何時?!」
光「もう朝の9時だってかもう飯できたからな、早く降りてこないとお前の飯ないぞ」
「え、あ!ちょっと待ってよー!!」
光はどこか 父に似てる気がする
せっかちな所かな
「来たよー!って…美味しそう!!」
下に降りるとテーブルの上に美味しそうに焦げ目のついたフレンチトーストがあった
光「せっかく俺が早くに起きて準備したんだからな」
「ありがとう!!」
「いただきます!」
そう言ってフレンチトーストを口に運ぶと卵の味がハッキリとわかるし砂糖もちょうどよく入って甘くとても美味しい
「うま…」
光「ふふん、そうだろ、俺は料理に自信あるからな」
「すごい!俺料理だけはどうしても出来ないからさ…また教えてよ!」
自分で料理が作れたらどんだけ幸せなことか
だって、何時でも好きなものが食べられるんだよ?
幸せに決まってる!
光「まーまたな?」
「はーい…あ、てかさ、ひとつ聞いていい?」
光「ん?」
「この世界ってどんな人がいるの?魔法とかってさ!あったりする?」
やばい気になりすぎて早口になってしまった
でも気になるものや好きな物な早口になりやすいってのは当たり前だからまぁ、気にしなくてもいいや
光「どんな人ってのは…職業ってことでいいのか?」
「うん!」
光「ん〜じゃあ説明してくぞ?」
光の説明を簡単にすると
この世界には
現世と魔界、天界というふうに3つの世界で別れているらしい
魔界や天界に行くためにはとあるゲートをくぐらないといけないだとか
そして魔界には悪魔や強い魔物が天界には神様と言われる者や天使、死者を管理するところがあるらしい
魔物などは魔界や天界じゃなく現世にもいるやつはいるらしい
でもその殆どは弱いのや中くらいのらしい
そして現世にはさまざまな種族がいて、色んな種族同士の戦争などが絶えないらしい
エルフやドワーフ、ゴブリンに妖精、ゴーストなどがいるようだ
ちなみに現世にある大都市 「Vita」と呼ばれるところには人間がほとんどだけど色んな種族も働いたりしているらしい
ちなみに光はそこ出身らしい
そして次に魔法について
魔法は大きくわけて2つ
無属性魔法と属性魔法に分けられるらしい
無属性魔法とは
なんの属性もない魔法で例えば空を飛ぶやテレポートをするなどそんな感じらしい
そして属性魔法
属性魔法はその名の通り
火、水、土、風、毒、雷などさまざまな属性の魔法
これは説明しなくても分かると思う
あ、でも属性魔法同士を組み合わせたり無属性魔法と合わせたりするともっと強力な魔法になるんだって
相性については…よくわかんなかったけど火は水に弱いとか大体はポケモソで覚えたら行けるかな?
そして最近は魔物が暴れたりすることが増えたらしい
国を守る人たちも手を焼いてるんだとか
光「ま、ざっとこんなもんだろ」
「なるほど…魔法ってさ!俺も使えるのかな?」
使えるなら使ってみたい!
光「今のお前にゃ無理だ、まず俺らは修行をしてねぇからな」
「魔法を覚えるには修行しなきゃダメなの?」
光「そうだ、だからそうだな、もし都心に行く機会があれば訓練してみればいいんじゃないか?」
「そっかぁ…」
光「まぁ魔法とかよりひとまずこの世界になれた方がいいんじゃねーか?」
確かに…
「じゃあ色んなこと教えてね!」
光「はいはい」
あの日から随分たち、1年のが経った
もう少しで20歳だまぁと言っても2.3年後くらいだけど…
1年間色々なことがたった
例えば…
「ねぇ光!新しく服買おうよ!」
光「はぁ?なんでだよ、別に俺はこれでいーの、お前がひとりで買えばいいだろ?」
「なんで光はいっつもそうなの?!」
光「うるせー…お前は母親かよ」
ってことがあったり
突然電話がかかってきて居酒屋の人に
「沙野さん迎えに来てくれない?」
って言われたり
お金のために市場で働いてみたり
この街の人は来たばっかの俺にも優しくしてくれるし見た目で怖がらない
初めてだ
あ、初めてで言えば光に目のこと褒められたこともあったっけ
光「お前ってさいっつもサングラスつけてるけどなんなの?」
「え?あー…俺さ陽の光とかに弱くてさ…だから高校入学の時に父さんに買ってもらったんだ」
光「ふーん…外してみろよ」
「え“…まぁいいけど…」
ゆっくりと俺はサングラスを外す
電気だけでも少し眩しく目が痛い
光「へ〜…赤なんだ」
「あ…うん、あの…この目昔みんなに怖がらr((「かっこいいじゃん綺麗だし」
「え?!」
光「赤目って初めて見たけどそんなに綺麗なんだな…ガラス玉みてぇ」
「あ…えへへ…初めて褒められた…」
光「まじで?お前の周りにいたヤツら見る目なかったんだな」
「そう…かな…でも褒めてくれてありがとう!」
光「まぁな〜」
めっちゃ嬉しかったなぁ
あ、あと1番覚えてるのはやっぱあの喧嘩だなぁ
光「ただいまぁ〜」
「ねぇ光!!今日は一緒に遊ぶって話だったじゃん!」
光「あ〜?そうだったかぁ?ん〜あ、そうだったかもなぁ」
この喋り方…めっちゃ酔ってる!
光「まぁまぁそんな怒るなって〜また埋め合わせはするからよ〜」
「……」
光「だって仕方ねーだろー?美しいレディが隣で飲んでたんだからさ〜不可抗力だよ不可抗力〜」
「………」
光「なぁ聞いてんのかァ?」
「……もう光のことなんて知らない!!」
光「え〜?何冗談言ってんだよ〜機嫌直してくれって勇くーん」
こういう時だけ名前呼びして…
なぜだか今日はとても腹が立つ
なんでいっつも光はこうなんだ
俺だけいっつも律儀に合わせて我慢してるのに…
光「なぁ勇ー?」
反省してもらわないと俺が耐えられない
光「お、おい本当に怒ってんのか?」
「あぁもううるさい!今話しかけないで!」
そう吐き捨てて俺は部屋に駆け込んだ
その後すぐドタドタという足音がし、扉をノックされたが何も言わずにそのまま寝た
次の日朝になり仕事に向かうため下に降りると
しゅんとした顔をした光が
光「な、なぁ」
と話しかけてきたが昨日の怒りがまだあるので話す気が起きずそのまま玄関に向かった
後ろから名前を呼ばれたが気にしない
そんな日が続いたある日店長に
「最近沙野さんお酒も飲まずいつも暗いんだけど勇くん何か知らない?」
と言われ思わず「何も知らないです」と食い気味に答えてしまった
「そうならいいけど…」と困ったように笑い店長は「喧嘩したなら仲直りしなよ?」
と一言言って部屋を出ていった
確かに俺もやりすぎかもしれない
今日は光に謝ろう
でもただ謝るだけでいいのかな…そうだせっかくだしお金を使ってなにか服でも買ってあげよう
サプライズで
そう思い仕事が終わるとすぐ服屋に向かった
探索をしているとひとつ目に止まった服があった
それは外が白で中が薄い青色のパーカーだ
この服光似合うだろうなと思いそれをレジに持っていく
ついでに同じカラーのマフラー(自分用)も買ってしまった…
よし、今日こそ仲直りするぞ
「ただいま」
そう口にしながらリビングに行くとキッチンで何かをしている光がいた
「なぁ光あn「勇!」
話の途中なのに…と少し不貞腐れかけていると光が
光「あ、あのな、この前はごめん…俺が悪かった…その、さそれの代わりになるか分からないけどケーキ…焼いたんだお前の好きなチョコレートケーキ…だから…さ、前みたいに話してくれよ」
まさか、光をこんなに素直にさせるくらい追い詰めさせていたなんて…少し申し訳ないな
光「あ、あのケーキを食べるのは少しあとになる…今冷やしてるから…」
「光ありがとうえーっと俺もごめん…流石にやりすぎた…そのー俺も変わりに光にプレゼントがあって…これ…」
そう言いながら俺は紙袋を光に渡す
光「なにこれ…服?」
「そう」
光「…ありがとーな、大事に着る」
そう言いながら光は大切そうにその紙袋を抱えてた
この話の後から光とはもっと仲良くなった
相変わらず俺のことはサングラスとかデカブツとか呼んでくるけどなんというか、友達って感じがするようになった
ちなみにチョコレートケーキは程よい甘さで美味しかった
というかあの時あげたパーカーを着てるとこ見たことないんだけどいつ着てくれるのだろうか
そんなことを1人家で考えていると突然
ドアが勢いよく開いた
「光?ドアはゆっくり閉めてよ〜」
そういいながら玄関の方を見ると
息を切らした光が突然叫ぶように
といい光は俺の手を引っ張って外に連れ出した
あのめっちゃ長くなりました()
どうも作者っす
あのこれから出てくるキャラとか見た目でてないやつとかだったらじゃんじゃんみんな創作で書いて投稿して欲しい、見るし採用するかもしれんし
あと光くんとか勇くんとかこれから出てくるキャラなんでも書いてくれたりすると狂喜乱舞する
文章でもいい、どんなのでもいいから()
あ、ちなみに宣伝してくれたら投稿頻度あげるかも知んないっす、してくれる人だけでいいけど