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私は、佐野〇〇。
親の仕事の関係で、大阪高校に転校することになった。
〇〇『あ〜楽しみだな!友達できるといいな〜』
お母さん『〇〇!そろそろ行かないと遅刻するわよ〜』
〇〇『えっ?!もうそんな時間?!』
お母さん『そうよ!笑笑 転校初日に遅刻なんてしたら大変だわよ!笑笑』
〇〇『≧(´▽`)≦アハハハあっ!!てか、笑ってる場合じゃない!早く行かなきゃ!!』
お母さん『行ってらっしゃい〜彼氏できるといいわね!』
〇〇『もう!お母さんヾ(〃>_<;〃)ノ ヤメテヨ!』
お母さん『早く行かないと本当に遅刻するわよ!!』
〇〇『はいはい笑笑、行ってきます〜』
お母さん『行ってらっしゃい!気をつけてね〜』
〇〇『事故になんてあったことないんだから、大丈夫だって!!笑笑』
|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ
〇〇が学校へ向かったころ…
お母さん『本当はもう事故にあってるんだけどね…』
私は、言えずにいた
〇〇は、小さい頃に交通事故にあって小さい時の記憶がないこと。
__________それと…両想いの男の子がいたことを…
〇〇 side
校門に入った瞬間、誰かとぶつかってしまった。
〇〇『わっ?!』
神山智洋『痛っ!』
〇〇『わっ…ご、ごめんなさい!!』
ぶつかった人を見上げた瞬間、驚いて固まった
耳にはピアス、制服は着ているものの着崩していた
神山智洋『俺もごめん!周り見てへんかった!それより、けがしてへん?』
〇〇『全然大丈夫ですよ!そちらこそ大丈夫ですか?』
〇〇(怖いと思ったけど、以外と優しいな〜)
神山智洋(てか、見たことあらへんな)
神山智洋『全然大丈夫!てか、君、転校生?』
〇〇『あっ、はい!そうです!』
神山智洋『そうなんや!クラス分かる?』
〇〇『いや、まだ職員室行ってなくて…(^_^; 』
神山智洋『場所分かるん?』
〇〇『分かり…ません!笑』
神山智洋『そうなるやんな!笑 俺について着て!』
ギュッ
〇〇『えっ…』
見てみると、手を繋がれていた
神山智洋『あっ、悪い!嫌、やった?( இ﹏இ )』
〇〇(そんなに上目遣いで見られたら断れないやん!笑)
〇〇『ううん!はよ行こ!』
神山智洋『あっ、おん!』
神山智洋(俺のこと、怖くないんかな?…)
(てか、手繋いでも嫌がらなくてよかったわ〜)
私はこの後、無事に職員室までつくことができた
〇〇『ありがとうございます!!』
神山智洋『いやええで!転校生なら知らへんかったし!』
〇〇『じゃ!、これで!』
神山智洋『“また”会えるとええな!』
〇〇『ですね?笑』
神山智洋『なんで疑問形なん?w』
〇〇『≧(´▽`)≦アハハハ ごめん w』
神山side
彼女が初めて俺の前で、敬語を使わなかった。そしてもう1つ
俺の前で笑ってくれた
そんな彼女にキュンキュンしている自分がおった
神山智洋『昔みたいやな…』
俺が小さい頃、好きだった女の子がおった。
でも、ある日会えへんくなった…
“俺”のせいで
俺を守って事故にあってしまったせいで
“女の子は記憶喪失になってしまったんや”
神山智洋『さっきの女の子…〇〇ちゃんにそっくりやったな…』
——–キリトリ線——–
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