こんやきそば〜☆
データとんだー
かなしー
トリマー
どぞ
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王
さすがに結月の気持ちは分からんからかわるな
結月
…どうもー
かわりますねー!
…
気がつくと私はね
森の中にいたんだ
よく見たら
見慣れた森だった
結月
「ここは…」
「…森?」
陽介
「あー!目覚めた?!」
「良かったー!」
結月
「!!」
「誰よ!ッ…ッいたッ」
陽介
「あ!あんま動かないで!」
「回復したとはいえ!完全じゃないんだから!」
「君は1番重症だったし!」
結月
「回復…?」
陽介
「そうだよ!君たちが倒れてるから助けてやったんだ!」
結月
「…ありがとう」
(…!紅月くんと弥月君は?!)
陽介
「あ…もう…」
結月
「良かった…生きてる」
陽太
「おーい陽介〜」
陽介
「あ!陽太!」
陽太
「よっ!」
「って…起きたのか!」
結月
「…ッ」
ナレーション
結月が紅月たちを守る体制になる
陽太
「そんな警戒すんなよ!」
結月
「…ッ」
陽太
「あ!自己紹介して無いな」
「俺の名前は陽太!」
「こいつ、陽介の兄だ!」
陽介
「僕の名前は陽介!」
「陽太兄ちゃんの弟だよ!」
「俺たちは太陽のものなんだ!」
結月
「太陽?!」
「…ッ」
陽太
「あ、勘違いすんなよ!」
「俺たちはあのクソ王の命令に従うつもりは無いから」
結月
「…証拠は」
陽太
「証拠ねぇ」
「君たちを…助けた…」
「これでどう?」
結月
「…」
(確かに…敵ならわざわざこんな事しない…だけど…完全には信頼できない)
「…ひとまず…信用しとくわ」
「言っとくけど」
「完全に信用した訳じゃないからね」
陽太
「…おう」
「それで?そっちは自己紹介してくれないのか?」
結月
「…」
「私の名前は」
「結月」
「以上よ」
(あんま情報を出すのは得策と言えないからね)
陽太
「結月…か」
「いい名前だな!」
結月
「!」
「…ありがとう」
陽介
(あれ?照れてる?)
「あーそうだ」
「結月ちゃんって」
「なんであそこで倒れてたの?」
「しかも…あのクソ野郎と一緒に」
結月
「…」
「あの王と私が戦ってたから」
「じゃだめ?」
陽太
「子供が…王に勝てるのか?」
結月
「さぁ」
「私は…普通の人と違うから………」
陽太
「なんだそれ」
結月
「…まあ…そんなことありえないと思うけどね」
「気にしないでいいわ」
陽太
「そうか…」
結月
「…あれ…そうだ!」
「スマホ!」
「ゴボッゴボッ…」
陽介
「大丈夫?!」
陽太
「大丈夫か?!」
結月
「カホッ…だ…じょぶ」
そうそう
これが…能力の弱点なんだよね
スマホがないと
声が枯れる
喉が尋常じゃないほど痛くなる
吐血する
体に負荷がかかる
結月
「…マホ…」
陽介
「スマホってこれのこと?」
結月
「!」
「…がと」
陽介
「どういたしまして!」
結月
「良かった…ゴボッゴボッ」
「…あ…ゴボッゴボッ」
(しゃべろうとしたら…咳が…ッ)
陽介
「落ち着いて…無理に喋らないでいいから」
陽太
「ちょっと水とってくわ」
陽介
「ありがとう」
結月
「…ゴボッ」
「ッあ…ッ」
「あ…ポロ」
ポタ…ポタ…
陽介
「大丈夫…大丈夫…」
弥月
「…結月…ちゃん?」
結月
「!!」
「み…ゴボッゴボッ」
弥月
「結月ちゃん!大丈夫?!」
「…お前がやったのか!?」
陽介
「いやいや!僕は何もしてないよ!」
結月
「コクコク」
弥月
「…そうなの?」
結月
「(゚ー゚)(。_。)」
弥月
「…結月ちゃんがいうなら」
結月
こんなんで
務まるのかな
強くならないと
泣いちゃダメ
弱いとこは見せちゃダメ
常に明るく
元気よく
強く
威厳のある存在に
あの…
伝説の王みたいに
慣れるように
あの
感情を
封印しないと
弥月
あの日から
結月ちゃんは泣くことも無くなった
そして…
いつも元気で笑顔だった
だけど
兄ちゃんは
まだ目覚めてない
…寂しい
お姉ちゃん…兄ちゃん…
そんな時いつも
結月ちゃんが
慰めてくれた
陽介さんも
陽太さんも
みんな優しく…してくれた
でも…寂しい
早く…戻ってきてよ
紅月
周りはお花畑
どこを歩いても花
花、花
まるで…姉ちゃんみたいだ
そんなことを考えてしまう
「紅月」
そんな声を聞いた
聞きなれた声
もう一生聞けないと思った声
姉ちゃん…の声だった
「姉ちゃん…ッ」
いつもの姉ちゃんの姿だった
だけど
どこか悲しそう
でも…会えた
嬉しかった
「兄ちゃん…早く戻ってきてよ…ッ」
そんな弥月の声が聞こえた気がした
「行ってきなさい」
「いつまでもここにいてはダメ」
そう姉ちゃんに言われた
なんでかは分からない
でも
愛する弟のため
行くしかないと思った
「あそこに入りなさい」
姉ちゃんの言葉を素直に聞いて
その道へ進む
「…ここは…」
弥月
「…え…兄ちゃん…?」
紅月
「弥月…??」
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いかがでしたか?
ちゅーとはんぱね
www
それではー
ばいそば☆
コメント
2件
.........慣れるとか、能力の使い方、弱点とかわかってる時点で昔の記憶は完全に戻ってそう。で、リア主が、今までの?になってるところの視点で、結月とかだとあつい。