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~愛されていたいのに~ 神道蓮(しんどうはす)side
『神道蓮です。』
初めての学校で緊張したが、小説道理に挨拶できたと思う。けど、俺の家のせいでうまくはいかないんだ。
『神道って神道家?神道家って神様祀ってるんだよね。』
クラスがざわつきだした。呪われるんじゃないか、とか。そんなことないのに。先生はなにも言わなかった。
(息苦しい)
口癖になってきている言葉。家でもこうだ。
『華ー!お勉強はかどってる?お菓子あるわよぉ~♡』
『はい!お母様!』
弟の華の声だ。今日もお勉強ですか。
『それに対してお兄ちゃんときたら…』
わかったよ、出て行けと。
『いってくるよ、』
いつも通り神社に行く。手を合わせるだけだけど、一人になれるのが嬉しい。
えーなんだっけなんか唱えるんだけど…まぁいいや。
『えーなんとかかんとかすっぱらぴー』
帰ろ、あほらし
息苦しい。布団の中でなにも考えずスマホをいじってた。そんなときにスマホは黒い塊となった。手が溶けていく感覚になにも感じなかった。もう死を受け入れたみたいだ。
あ、死ぬのかな?