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蒼「何処行ってた…行方不明の方が正しいとちゃいます?」
鳴「勝手に消えた訳じゃねぇって事か…」
保「どちらにしろ、一回本部に連れて帰るで」
その雰囲気は変わらない
蒼「あないな、めんどい処また戻るん?」
保「…お前が勝手に消えたんやろ」
その見つめる瞳は鋭かった
まるでこの先の未来を見ているように
蒼「まぁ…しょうがないか。四ノ宮長官も心配してるだろうしな」
・
四「久しぶりだな、夜月」
蒼「…帰ってきてからのこの拘束は厳しいとちゃいます?」
カフカがかつて捕えられたように座っていた
四「当然の処置だ。『怪獣零号』を持ったまま行方を晦ますからな」
蒼「…あないなもん、しょうがないやろ」
横から第一と第三の隊長、副隊長が挟んでくる
保「せやから、蒼の身に何があったかわからんから聞いとるんやろ」
鳴「さっさと話せ」
彼女はじっと見つめる
蒼「なるみんも宗四も変わってあらへんの…」
鳴「いいからさっさと話せ」
保「何気にその呼び方されたの久しぶりやの…」
彼女は大きくため息をつく
蒼「わかった、話せばいいんやろ?」
”結論から言うと、記憶、無いんですわ”
その場に大きな沈黙が残る
亜「記憶が無い…だと」
保「…そらぁ、だいぶ大きな問題やなぁ」
鳴「どっから記憶が無いんだ」
蒼「あの日、討伐が終わって連絡をしようとしたら通信障害が起きて、目の前を見た瞬間_ッ…」
少し顔色が悪い
保「どうしたんや」
蒼「ちょっと…記憶を思い出そうとすると頭が痛くなって…」
鳴「とりあえずそこはいい、何処まで覚えてる」
蒼「その討伐の日までと、今日、急に目が覚めたんや…」
その時、彼女の動きが止まる
亜「…?」
蒼「…怪獣や」
四「まさか_
蒼「今から三十秒後、有明りんかいから300メートル離れた西方向、フォルティチュードは7.6」
彼女の目が青く、淡く光っている
四「第1と第3を動かせ、夜月も参加しろ」
蒼「私も戦闘参加するんかいな…」
・
やはり、蒼の読みは正しかったようだ
保「確かに、フォルティチュードは7.7…珍しく誤差が入ってんの」
蒼「しょうがないやろ!?最近は使ってけぇへんからな」
鳴「また関西弁に戻ってるな」
蒼「油断した隙に戻ってしまうで…」
向こうには大型の怪獣がいる
蒼「…というか、武器持たされたって事は…」
鳴「”戦闘しろ”だな」
保「ちゃんと専用武器やんけ」
通信で四ノ宮長官が見ていた
久しぶりに戻った…戻った訳でもないけど今の実力をみせろと…
蒼「しょうがないの…」
腰から一本の刀を抜く
その刀は青白く光っていた
蒼「というか、刀錆びとらんのな…」
鳴「あの功さんがやっといたんじゃねぇのか?また戻って来る事を信じて」
保「仲間想いやねぇ…」
ウガァァァァァァァァァ、と怪獣の咆哮が聞こえる
下では第一と第三の隊員が雑魚処理をしている
鳴「今回はお前の力を見せろ、だってよ」
蒼「帰ってきて早々単独…?厳しいって…」
保「お前ならいけるやろ、せいぜい頑張りぃや」
二人はそう言いながら下へ行く
…置いていかれた?
蒼「もう…めんどくせぇ…」
ポーズを構える
蒼「一瞬で終わらせてやるよ」
・
突如として、上に青白い光が通り抜ける
キ「何…あれ…!?」
亜「久しぶりに見たな、蒼の速さ」
キ「夜月‥蒼!?」
レ「まじですか…」
カ「そんな驚いてどうしたんだ」
キ「どうしたもなにも…」
『伝説よ』
手始めに咆哮を撃ってくる
軽快なステップで避ける
…が、相手の一撃の方が早い
蒼「とでも思った?」
いつの間にか後ろにいた
慌てて後ろに手を翳すが、また居ない
蒼「ほらほら、鬼ごっこでもする気?」
次は右。
掴んでも掴んでも消えていく
まるで霧みたいに_
「おマえは…」
蒼「わお、喋るんだねぇ」
『何を飼っている?』
蒼「…どういう事か知らないけど、もう倒しちゃって良いって事でしょ?」
次の時、零号が反応する
蒼「…”20秒東の方向怪獣出現7.8」
通信で素早く伝える
蒼「というか、フォルティチュード大きくない?」
保「最近はそういうのがバンバン出とるんや」
まぁ、あっちは鳴海がいるから大丈夫か
蒼「さて、気張りますか」
見てわかる通り口調迷子
テスト期間だから投稿頻度もっと遅め
すぐ消す可能性大