『 カミサマの所為 』
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芽詩side
汰異怪「どうするって言うんだよ…!」
スフェ「まァまァ焦らず焦らず。…と言っても俺が一番焦ってるか」
あはは、と誰も汚せられない笑みを見せた。
芽詩「…ラヴに見せたら良いのに。そんな笑顔」
スフェ「…良いのに良いのにうるさいね、俺に構ってないで自分を見たら?」
芽詩「べ、別にそんなことないから…」
スフェ「…ま、簡単な事だよ。」
と言って見せたのは、大きめの三角フラスコ。
…の中には、やばそうな色をした液体。
芽詩「げ…変な趣味してるよね、ほんと…」
スフェ「そうだね、軍の事以外に作ったの久しぶりだからさ」
芽詩「違う、そういう意味じゃない(((」
汰異怪「…なにこれ、ぶっかけるの?」
スフェ「ぶっかけてもいいけど飲ませたほうがいいね。出来るかは知らないけど」
相変わらず無責任…。
そう思いながら三角フラスコを覗いてみる。
スフェ「あお気に召したならぶっかけてあげるけど」
芽詩「なんで??(((」
スフェ「じゃあとりあえず飲ませられるように試行錯誤はすr…」
prrrrrrrrr……
芽詩「うわ…?」
汰異怪のスマホからだ。
汰異怪「あ、雫異夜…ちょっとごめん」
芽詩「はーい」
少し冷たい背中を見せながら、向こうへ向かっていった。
エルンside
[ 余命 ]
[ 余命は既に一週間を過ぎているでしょう ]
そんな……そんな天気予報みたいに軽く言うなよ…!
エルン「嘘だ!!!ほんの数日前まであいつは!!!!!」
62「…情報は嘘をつかない。本当に御免なさい、貴方達の役に立てなかった…」
62ちゃん。
礼儀正しくてとっても優しい人。
…まぁ、こんな人が嘘つくわけないよね…
エルン「…」
62「…その、ラヴさんは…決して貴方達を嫌ってるわけじゃないと思うんです。」
エルン「…え?」
62「……自分が死んで誰かが悲しむのを、もう見たくないんじゃないでしょうか。」
62「芽詩さんとのことで、変わってしまったのは事実ですよね…?」
エルン「…うん」
62「…今ラヴさんが消えてしまったら、芽詩さん、汰異怪さん、貴方だって…」
62「今に至っては、スフェさんの悲しむ顔なんて見たくないでしょう…」
98「スフェ先生か…」
62「こら勝手に出てきません!!」
98「暇なんだもん…」
98「あ、そうだエルンさん」
エルン「あ、うん…?」
98「神様を恨む時は、僕も喜んで一緒に行きますからね。」
エルン「え……?」
62「うわ、すみませんね…そんな神様なんてどこで信じたのもう…」
98「あはは、You◯ube」
62「こらっ!!」
…怒ると怖そう。(((
汰異怪side
汰異怪「うそ、だろ…?」
✆雫異夜『…俺も信じたくないや。』
芽詩「…どうしたの?」
汰異怪「…ラヴの消えは近いみたいだ。」
スフェ「は…?」
こらえきれなかった涙を流しながら、午後4時を知らせる鐘が静かに鳴った。
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ぁろのストーリーあるある
①不穏
②誰かが笑ってない
③3話に一度のペースで泣いてる
(??)
62&98出しちゃったわ(?)
容姿↓
62
98
最近トコトコ王国様にハマってます(??)
トコトコ王国様使用ですわ〜〜〜
きゅーは(98)の不穏な感じすこ。スフェさんのこと先生呼びなのすこすこ。((((
おつぁろ〜んぬ〜
コメント
2件
え