キーボードを強く打つ音が部屋に響く 。
机の上には本と資料などがたくさん
彼女の周りには黒いオーラが漂っていて
近づくな、の圧が凄まじい 。
大森「 ………」
月城「 ……….、」
大森「 ………ねぇ 」
月城「 ……..」
大森「 ねーえぇ ! 」
月城「 ……..。」
大森「 無視しちゃうんだ ? 」
月城「 …..なに 」
大森「 昨日どこ行ってたの ? 」
月城「 …… 言わない 」
大森「 えぇ 、 気になる 。 お願い教えて 」
大森「 めっちゃ心配したんだからね ? 」
メモも何にも残していかないで
財布とスマホだけもって出て行っちゃったんだもん 。
月城「 だって …元貴が悪い ….。」
月城「 お仕事忙しいの分かってるけど、あんなに冷たくしなくていいじゃん 」
大森「 うん ……それはごめん ……。 」
大森「 ……….機嫌なおしてくれる ?」
月城「 もともと 、機嫌悪くない …し 」
そう言いながらも 、
キーボードを打つ手がとまってる 。
大森「 ならこっちきて 」
大森「 ここ 、 」
自分が座ってる隣をぽんぽんっと叩く 。
でも 、 来てくれなくて__
大森「 もう 、 ほんとに ……..っ 」
無理やり手首を掴んで 、 自分の方へと抱き寄せて 、
少ししたら 、 足の間に座らせる 。
大森「 機嫌 ….なおった ….? 」
小さくコクンッ 、と頷くのを見て 、
ちょろいなぁ ……….笑 、なんて思いながら首筋に顔を埋める 。
そちょろいをしたのは僕なんだけど …….。
大森「 ねぇ 、 どこ行ってたのか教えて …? 」
大森「 機嫌なおなったから教えてくれる 、 ? 」
耳元で囁くのに照れたのか 、
後ろからでも分かるほど 耳が真っ赤 。
月城「 ……友達のお家 」
大森「 友達 ….. 友達って誰? 男? 」
月城「 ……..ごめん 、涼ちゃん家 」
大森「 男じゃん …..。 」
月城「 うぁ 、 くすぐったいって ….笑 」
首元を顔ですりすりしたふりをして 、
首筋に軽く 、 唇を押し付けた 。
end.
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