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〈ステータス確認〉
名前:アビリティ・リード
年齢:13
称号:神に認められし剣士
種族:人族
戦闘職業:聖光加護ヲ受ケシ魔法戦士NEW
筋力15.9敏捷16.5体力18.3魔力21.9器用12.6精神10.8運12.9スタミナ22.8
状態:正常
取得スキル:〈斬撃〉〈領域捜索〉〈魔鑑定眼〉〈聖光加護陣〉〈強斬〉〈二段強斬〉〈三段強斬〉〈投擲〉〈光の矢〉
〈紅麗爆光〉〈袈裟斬り〉〈封印刻畭〉〈魔掌手〉〈値段調整〉〈巨光束矢〉〈聖浄付与〉NEW
恒例スキル:〈赤靄黑骨旋〉:〈焔付箋珠法〉〈魔闘術の心得〉〈仙魔術の心得〉〈加護効果倍増〉〈導魔術の心得〉
〈聖光神トフィーネの加護〉NEW〈聖光術〉NEW
使役生物:〈天光蛙〉
エクストラスキル:〈特異体能力〉
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〈聖光加護ヲ受ケシ魔法戦士〉
聖光神トフィールの加護を受けた魔法戦士に与えられる戦闘職業。
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〈聖浄付与〉
武器や防具などに聖浄効果を付与できる。
聖浄効果が付与された武器、または防具は、死霊系魔物から受けるダメージを半減し、逆に与えるダメージを大きく増加する。
勿論、魔力を消費する。
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〈聖光神トフィールの加護〉
聖光の神格者トフィールの加護を受けし者。
スキル〈聖浄付与〉と〈聖光術〉を取得できる。
神聖系スキルの習熟度にプラス大補正。
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〈聖光術〉
聖属性、光属性のスキル(魔法)を覚えやすくなる。
そして、聖属性、光属性のスキル、魔法の威力も増す。
そして原種の神の加護の効果、遭遇率がもの凄く上がる。
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本編ここから開始です↓
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俺は聖光神トフィールの加護を受けて偽物の自分へ向かっている時に、ふと気づいた。
ダンジョンの主が出した、この偽物達はその技を使ったときの俺たちをコピーしたものだろう。
ということは、今ここでこの状況の中、新スキルを覚えれば相手を上回ることになるのではないか?
そう、ふと思いついた俺は、今なら自由に扱える光を一箇所に集め、凝縮し、小さい太陽を作り出した。
そしてそのプチ太陽の光をその偽物に向かって照射する…。
※ピコーン※※太陽照射光線※スキル獲得※
よし、スキル獲得!これで俺は相手を上回ることになった。
先程の光線は避けられてしまったが、ここからは打ち放題だ!(魔力量が尽きるまでだけど)
まあ、もう少しスキル獲得したい…。
もう一度光を、今度は莫大な光を一箇所に凝縮させた。
そしてどんどんと光の球は膨れ上がっていって、小規模だが爆発を起こした。そして近くにいた俺は一瞬だが視力を奪われた。
※ピコーン※※光波爆※スキル獲得※
よし、これで相手の持っていないスキルが2つ揃った。
俺は今度は至近距離で〈太陽照射光線〉を発射。それを避けた俺の偽物に超至近距離での〈光波爆〉を叩き込んだ。
おそらく偽物は盲目効果と爆発を至近距離で食らった。まだ倒し切っていなかったらもう一度〈光波爆〉を叩き込むつもりで身構えていたが、もう倒しきったようで偽物は地面へと消えていった。
俺の戦法からみんなも学んだのか、次々と偽物を一網打尽にしていった。
これも、聖光神トフィールのおかげだ。ありがとうございました。
そう思いながらダンジョンの主へと俺たちは目線を向けると、ダンジョンの主はやはりこちらへ向かってきた。
こうなったら…。超至近距離からの莫大な魔力を注ぎ込んだ巨大〈光波瀑〉を爆発させた。
すると、その爆発の影響で頭の役割をしている岩が粉々になり、巨大な口を持つモンスターも半分以上は弾け飛んだ。
だが、ダンジョンの主はまだ生きていた。
一体、どうすればいいのか。実際はとどめを刺さなければいけない。だが、瀕死のダンジョンの主のことが可哀想になってしまった。
俺は考えた末に〈封印刻畭〉を瀕死のダンジョンの主を使用、ダンジョンの主を封印させた。
ダンジョンの主は先頭で恐るべき再生力を見せつけた。おそらく封印されている間も少しずつ再生していき、いつか封印が解ける頃には完全に復活していることだろう。
ダンジョンの主が封印されている水晶をその広い部屋の真ん中に置くと、俺たちはサルガドをあとにした。