フリ「バリアを張る!?ってどういう事?」
まだイマイチピンと来てないフリスクにキャラは説明する。
キャラ「つまり、この世界に存在する、裏面からの干渉を防ぐバリアを世界全てに両面で張り付けるという事だ。」
サ「なるほど、イビト山に張られてたバリアを世界全てを囲うように張り、」
サ「プレイヤーからの干渉を一切通さないよう防ぐということか。」
オイラの推測を聞き、キャラがにやりと笑う。
キ「そう言うとさ。これでヤツらの干渉を断ち、一泡吹かせてやるのさ。」
アズ「でも、ボクらの力でもそんな大きなバリアは1枚で限界…だから2人で一斉に張るんだね。」
キ「そういう事さ。アズ、出来るよね?」
アズ「任せて!キミのためなら、星だって割るよ!」
キ「その意気さ!」
やっぱりコイツらは仲が良いんだな。
なんだか微笑ましい。
キ「さてっ、それじゃあボクらは残り時間もあるし、もう行くよ。」
キ「繰り返し言うが、今回本当にありがとう。」
アズ「ありがとうね!」
その言葉に、フリスクが少し寂しそうに笑いかける。
フリ「うん…!それじゃあまた会おうね!」
ケツイは出来たようだな。
サ「お前さんらは骨身に沁みたからな。忘れないぜ。頑張ってくれよ。」
キ「あぁ、それじゃあ。」
アズ「それじゃあ!今から全部の魂を元の場所に戻すよ! 」
そうして、アズリエルが魂を解放し、視界は光に包まれた。
そして…
そして………
?「ぬわぁ!!人間!兄弟!目を覚ませ!目を覚ますんだ!!」
?「こんな所で死ぬな!ここまでようやく来たんだぞ!」
?「起きてくれ!ケツイを力に変えるんだ!」
?「み、みんな落ち着いて!まずは人工呼吸…は違くて!」
?「見て!どうやら目覚めたみたいよ!」
なんだか…
騒がしい目覚めになりそうだな。
サ「ふあぁ〜よく寝た。お、お前さんらチョーシはどうだい?」
パ「兄弟!」
瞬間、凄い勢いで抱きしめられた。
ト「あぁ、よかった。目覚めなかったらどうしようと…」
フ「う、うーん…」
アル「あっ!人間も目覚めたみたい…!」
ア「2人とも無事で何よりだ!」
どうやら全て終わったらしい。バリアも解け、もう晴れて自由の身だ。
後は、リセットされないかの様子見だけだな。まぁ、あの二人なら大丈夫だろうよ。
フ「サンズ…」
サ「どうした?フリスク。」
フ「ようやくだね。お疲れ様!」
サ「へへへ、あぁそうだな。」
ここまで本当に長かったが、人間達と良い関係を築く為にはこれからだろう。
まだまだ大変そうだな。
まぁいいか、ここにはもうみんな居るしな。
さてっ、また始めるか。
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