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コメント
2件
涼香Side
前も言ったけど、
私は不良校、聖蘭学園に通う。
やだな、こわいな、地味子もしなきゃだし…
でも、仕方ないよね！
きっと大丈夫！がんばろう！
そして、はしって学校に向かった。
学校につくと、
すぐに突き刺さるたくさんの視線…
なんで？
そっか。私、地味子なのか。
みんな、キラキラした青春を送っていて、
いいなー。
彼氏さんとかもいるのかなー。
恋とかしてるのかなー。
まぁ、もっとも私の友達は勉強だけどね
(￣▽￣;)
あ、クラスが張り出されている！
私は……みっけ！
内野 涼香！あ、苗字言ってなかった…
えっと？Aクラスだ！
これ、噂だとAクラスクラスって、
頭のいい人と、
暴走族の総長様や幹部様がたのいるクラスらしい…
あー、こわいなぁ…
教室に入ると、
案の定突き刺さるたくさんの視線…
きにしない、きにしない…
私の席は…やった！
窓際の1番後ろ！
ラッキー！
ウキウキと準備をしていると、
一軍のリーダーっぽい女の子が近づいてきた。
「アンタ、名前は？」
え、いきなり！？
「う、内野涼香です」
「そう、涼香。
アンタ、勉強できるからって
チョーしのんなよ？」
「は、はい。わかりました」
すると、ずんずん帰って行った。
うん、きにしない！
中間テスト、おわった！
よっしゃー！
点数良かったなー！
そういえば、今日順位が張り出されてるんだっけ？
それも上位30人だけ…
私、乗ってるかなぁー？
張り出されている階段の踊り場に向かう。
と、近づくにつれて増えてくる視線の数々。
な、なに？
縮こまって進む。
掲示板の前には人だかりができている。
と、親友の美奈が人だかりの中から出てきた。
「ねぇすずちゃん！
すずちゃん学年で1位だよ！」
すずちゃんすごいー！と、
私の方に掴まったままぴょんぴょん跳ねる
美奈ちゃん。
か、かわいい♡
ん！？み、美奈ちゃんいま、なんて言ってた？
私、学年で、1位だってぇ！？
よっしゃー(｀・ω・´)و
だからみんな見てたんだー！
名前覚えられてたの？なんか、嬉しいかも笑
あ、忘れてた！
美奈ちゃんのこと紹介するね！
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