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…続き…
悪魔が隣にいてくれた日から、少しずつ風邪は治っていった
まあ、用もないのに夢に出てきたりはしたが…色んな話を聞いた
夢と魔界では翼が生えること、魔王様には絶対服従で、幼い頃からの付き合いだということ…
魔王様と話すと疲れるのは、独特の威圧感があるということらしい
…この間私が倒れたせいで、長時間話すことになったと怒られた…Σ(´∀`;)
(回想)私:ああ、うん、、ごめんね(_ _;) 私も迷惑かけちゃってたのね
悪魔:私「も」とはなんだ…?(口の端がつり上がる)
……夢に出てきて怒るのも、ちょっと控えてほしいな……
その後、夢とは言っても、仮想空間みたいなもんだから、自分の意志で逃げ回って疲れたというのに…
悪魔:現実で決着つけてやんよ…💢
(さすがに、望むところよ!とは言ってないものの、マジで襲撃されそう…)
土曜日、風邪が治ったので久しぶりに外に出た(家に襲撃に来たら困るから…)
まあ、中学生女子が歩道を全力疾走していたとしても、不審には思われないだろう
そして、大通りを歩いて公園に向かっていたところ…
あ…黒い霧が見えた…周りに人はあまりいないから、ぶつからなければ大丈夫…だ
もちろん、急いで走り出す 取りあえず、全力疾走はピンチになってからにしよう!
…え…!? もうだいぶ近くまで来てない!? やっぱ追いつかれるか…
せめて、心の準備くらいさせてもらわなきゃ…全力疾走するか!
…そしてその瞬間、後ろからただならぬ気配が……もうどうとでもなれ!
それから1分くらい走り続けて…(だいぶ頑張った方だ)黒い霧に包まれた
ハッとした時には、全方位黒い空間にいた…私、気ぃ失ってた!?(…ポンッ)
私:ひっ!
悪魔:(後ろから耳元で)や…っと捕まえたぞ…俺の、主…(怒りのムード)
んで…なんで逃げたんだ、俺からよォ…
私:この前、夢で…現実で決着つけるって言ってたから…家にいるより、外にいた方が迎え撃てるかな、と…
悪魔:ったく……その戦いの開始を告げようと思って追いかけてたんだが?
もう始まってると勘違いしてたと?
私:(コクコク)
悪魔:…それは…どうするべきなんだろうな…まあ、いいか(…ギュッ)
私:ひゃっ!? 何してんの!?💦
悪魔:良かっ、た……元気に…なって……
私:え…? ガラヲ?
悪魔:俺らを……受け止めきれなくて、死んじゃう人間もいるから……
不安だった…俺のせいで、死ぬんじゃないかって……グスッ…ウゥッ…
生きてて…良かったああ…(泣きじゃくりまくる)
私:うーん…理解が追いつかないけど……心配させてごめんね?
悪魔:ん…認めるよ……
私:??
悪魔:俺、寂しがりやだから…毎日、会いたい…夢でもいいから…ダメ…?
私:まあ、怒ってばっかじゃないなら…いいけど?
悪魔:……それはちょっと無理かもしれないけど……(ボソッ)
私:そこは、OKって言っとくところじゃないの?www じゃあ、ダメ
悪魔:えっ……(´・ω・`)
私:冗談よww (ナデナデ)
悪魔:ん…ありがと…
その後、しばらく闇の中で話した
はいっ!ガラヲっ!キャ・ラ・崩・壊っ☆ww
最後まで読んでくださってありがとうございました!✨
いかがでしたか?「俺様」から外れすぎたデレのガラヲは!?
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