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第 九章 。 < 恋 。 >
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最近 、 あきを意識してしまう 。
きっと認めたくないが 、 これは恋なんだ 。
向日葵のような笑顔が大好きで 、 何より優しくて 。
そんなあきに恋をしてしまったんだ 。
そして今日は演劇部の子に呼び出しされた 。
断る文章も 、 しっかり考えた 。
「 はや !? 私二分前に来たのに ! 」
そこには爽やかな彼女の姿 。
俺が首を傾げると 、 ついにその言葉を言われた 。
「 ___ ! 」
彼女の顔は真剣で 、 こんな彼女は見たことがない 。
💚 「 … ごめん 。 」
その一言が震えた 。 緊張して 。
彼女はりゆうを真剣に聞いた 。
💚 「 気持ちは嬉しいんです 。 けれど 、 俺にも好きな人がいるんです 。 本当にありがとう 。 」
かっこよくめたぞ !!
心の中でガッツポーズをした 。
「 あは っ 、 笑 ぷりくん 、 いつもこんな感じ 、 ! ほんと 、 ありがとうね 、 」
そう言う彼女の頬には 、 夕日に輝く光が流れている 。
それから俺は 、 あきと帰った 。
💚 「 あき ! 」
💛 「 ぷりちゃん ! 帰ーえろ !! 」
やっぱり俺にはこのひとしかいない 。
後ろにはまだ光を流している少女と 、 慰める友達がいた 。
💛 「 … 笑 聞こえた 、 笑 」
💚 「 かっこよかった !? 」
💛 「 かっこよかったよ 。 」
俺は褒められて頬が熱くなった 。
俺はこの二学期が終わるまでに告白する 。 決めたんだ 。
💚 「 あき って 、 好きな人いるの … ? 」
ずっとこのことを考えていた 。
やっと言葉に出た 。
💛 「 勿論 。 」
……… 、 失恋した 。
終わるの早い 、 俺の恋 笑
💚 「 そっか 、 」
💛 「 なんでそんな顔さみしいの !? 笑 」
俺は顔に出ていたらしい 。
とっても恥ずかしい 。
💚 「 俺も 、 できたよ 。 好きな人 」
するとあきは えええ !?明日雪降るよ !?
と目を丸くしていた 。
💚 「 ねぇ 、 9月13日 。 放課後に 、 ___ 。 」
言ってしまった 。 でも告白する 。
この日に 。
💛 「 いいよ ! 日程とか決めるの結構厳しいね 、 笑 」
この日にするんだ 。
当たって砕けろ精神 。
もうどうだっていい 。
大切なあきに振られたって 、 俺は死にやしない 。
初めて勇気を出せた
あの場所で 。
俺は告白する 。
もう 、 逃げない 。
あきの第一印象 、 静かな人だった 。
でも 、 真反対だった 。
とっても元気で 、 向日葵のような彼 。
彼の周りにはいつも人がいた 。
俺たちは 、 そこで出会ったんだ __ 。
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第 九章 。 < 恋 。 >完