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「めめは、本当に僕が好き?」
「何言ってるんだ、ラウールは…。俺は好きだから、こうして告白をしに…」
今、俺は…
事務所の人気の無い階段に
めめに、突然呼び出されて対峙している
「………」
彼の顔は、焦っている様に見えて滑稽だ…
本当は、別に想い人が居るはずなのに…こうして俺に告白を
「ねぇ、しょっぴーの事…。何で、スグに諦めちゃうの?」
図星を突かれた親友は、二の句が繋げずアタフタしている
「岩本君と、付き合い出して。それで、自棄にでもなったとか?」
「………」
「凄く、辛くて悔しくて…。それなら、いっそ…当たって砕けた方が潔く無い?」
「ラウに、何が分かるんだ?俺が、どれだけ…翔太君が好きで。付き合い出したって噂で聞いて…。どれだけ、辛かったかなんて知らない癖に…」
ついに本音を言い始めた目黒を見つめ…
冷めた目線で、こう言った
「好きが辛いのなんて、とっくに知ってる。こっちがどれだけアピールしても、相手が他を見ていて悲しい気持ちも…。出会った時は…恋を知らない少年だって、月日が経てば…嫉妬位する様になるさ…」
真っ直ぐな目で、告げられて
一瞬怯むが負けられない…
「ラウが嫉妬って…一体誰に?」
「さあね。でも…ジックリ考えてみたら、分かるかも。めめ程、俺は…短気じゃないし…。諦めだって、凄く悪い。だから今は、俺の所へ落ちてくるのを機会を探って待ってる所」
そう言って…ニッコリ微笑むラウールは
もう、あの頃の彼じゃない…
「っ…!///」
『美しい…』
その姿を見て、思わず目黒は息を呑む…
視線が釘付けになり、頬が熱い
【さぁ、君は…どうするの?
俺を、失恋の逃げ道になんて…絶対させない
こっちは今まで親友のフリを装いながら
めめがココまで来るのを、待ってたんだ…
大丈夫。
俺の隣は空けておくから、いつでも俺の元に落ちておいで
そしたら、凄く優しく抱いて…
夢中にさせて、逃げられない様にしてあげるから…///】