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忍びの影と学園の陽

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忍びの影と学園の陽

7 - 第3話ひび割れる日常

2025年05月31日

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「やはり、 あれ が来たか」


紫藤縁(しどうゆかり)ーー教師にて、忍びの指導官。

彼は報告を受けた楓にむつるを前に、渋くうなずいた。


「分身体とはいえ、あの術の気配……敵組織《影廻》のものだな」


「影廻……ついに動き出したんですか」


楓の声が低くなる。


「今回の標的はーー ほのか の可能性が高い」

「やっぱり… 」

むつるが無言のまま拳を握る。

「だが、まだ彼女を巻き込むわけにはいかない。」

楓、むつる、お前たちは日常を保ちつつ、彼女を影から護れ。任務コード《紅環》として扱う」


「はい……!」



昼休み・中庭



「ねぇ楓、最近さ……ちょっと様子変じゃない?」


ほのかの問いに、楓は一瞬、息を飲んだ。


「……え?」


「なんか、よくむつる君と抜け出してるし……

昨日の放課後も、ちょっと遅かったでしょ?見かけたよ、裏門の近く」


(見られてた!?)


「……ちょっと先生に呼ばれただけだよ 」


「ふーん……ならいいんだけど


ーーそんな二人を、遠くから響夜が見つめていた。


( ほのか ……予想以上に中心に近い)


(本部へ報告だ)


彼の瞳が、一瞬だけ妖しく赤く光る。





一方ーー敵側・廃ビルの一室



「……分身体は敗れたか」


声を発したのは、仮面をつけている幹部ーー黒連。

その隣には、炎のような髪を持つ少年ーー焔丸がふてぶてしく座っている。


「まぁ、子供相手に様子見なら上出来じゃね?」


「だが、光龍がいたのは誤算だった。あの子……光の継承者にしては、制御が利すぎてる」



「問題ないよ。次は千種に動いてもらうんでしょ?彼女なら、毒を混ぜるのが得意だし」



「遊びはここまでだ。ーー響夜、次の指令を与える」




次回に続く

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