テラーノベル
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💉「あれ?秦中くん〜?」
おかしいなぁ…いつもは大体ここら辺にいるのに…電気もついてないし
💉「ん〜…あ、いるじゃん」
珍しいとこにいる。でも、逃げてなくてよかった
💉「やあ、秦中くん。ただいま」
🧣「ハァハァ…ウグッッ…ぅ…………」
ただいま、といってもおかえり、なんて返ってこないことは分かってるけど、…変だな
💉「おーい、秦中くん?」
🧣「っっ…?たか、はし…」
部屋の隅で、自分を抱くようにうずくまっていた秦中くん。息も上がってる
💉「…もしかして、薬強かった?」
当初、秦中くんは隙さえあれば脱走しようとしていた。脱走癖もちって変わってるな、と思いつつ、秦中くんが外に出ないように色々対策は講じた。その一つが、注射。注射嫌いの秦中くんには申し訳ないけど、これも彼の安全のためだ。脱走を考える暇がないように、この部屋から出れないように毎日オクスリを打ってるわけだけど…どうやら少し強かったみたい
💉「ごめんね、解毒剤、持ってくるから」
今秦中くん体中いくつだっけ?後で測ろう。もしかしたら痩せちゃったのかもしれない。だとしたら、今日打ったオクスリの量は多かっただろう
💉「あ、秦中くん〜?解毒剤さ、どうする?注射でいく?それとも、飲ませて欲しい?」
🧣「…」
あーあー…せっかくの顔が…歪みすぎだよ、秦中くん。片目の包帯も相まってカタギじゃないよ、顔が。別に某探偵アニメみたく無理矢理錠剤喉奥に突っ込んで飲ませやしないよ…優しく飲ませてあげてるんだけどな〜…毎回舌噛み切りにくるけど
💉「ねえ、どっち♡」
🧣「…ちゅう、しゃ」
おや意外。まあ、舌噛み切られたくないから、前回ちょっと怒った。そんな怖かったかな、僕
💉「立てる?秦中くん。寝たまま打っていいの?」
🧣「…できねえか?」
💉「いや。秦中くんのためだし、僕お医者さんだから」
そう言って注射を刺せば、う、と声を漏らした秦中くん。お子さんとかも僕の病院に来てくれるけど、注射嫌すぎて病院真っ二つにぶった斬ったのは秦中くんだけだったな〜
💉「はい、終わり。頑張ったね」
そう言って頭を撫でたら、振り払われちゃった僕の手
💉「酷いな〜もう1ヶ月も一緒にいるのに」
🧣「1ヶ月ずっと鎖に縛られて首輪つけられて薬ぶち込まれて痛みに耐える日々を送らせてるのは誰だよ」
解毒剤でよくなったのか、いつも通りの秦中くん。こういう秦中くんも好きだけど、ちょっと悲しいな
💉「傷つくな〜僕、秦中くんのことだぁいすきなのに♡」
🧣「俺は大っ嫌いだ」
そう言って、片目の包帯をとった秦中くん。そうだった。秦中くん片目に包帯してたんだった。別に、秦中くんが厨二病ってわけじゃない
🧣「お前に目ん玉抉られて、お前の目ん玉ぶっ込まれたわけだしな」
やったけね、そんなこと。初日に。こんなこともできるんだから、医療ってすごいよね
💉「僕は気に入ってるけどな〜」
🧣「…気づかれないのか」
💉「みーんな聞いてきたよ。右目の色が違うこと」
🧣「…」
💉「でも、みんなやってみた、って言ったら信じたよ。…まあお兄さんとか神酒先生、学園長先生とかは、『飯綱くんみたい』って言ってたけどね」
🧣「…」
でも、バレてない。それには気づいたんだ、秦中くん
💉「ねぇ〜いーつになったら僕のこと受け入れてくれるわけ?」
🧣「監禁者をどう受け入れろと?」
💉「だってぇ〜監禁でもしなきゃ秦中くん、僕のモノでいてくれないじゃぁん♡」
逃亡癖あるし
🧣「誰が、お前のものなんかになるか」
💉「ねえ、秦中くん。僕、『たかはし明』って名前あるんだけど」
一回も名前を呼んでくれない秦中くん。お前…?
🧣「だったら何だ」
💉「呼んで、名前」
🧣「断る」
…
💉「は?」
🧣「っっっ…?!」
なんで??????恋人に名前呼んでほしいと思うのはおかしいの???????
💉「ねえ、秦中くん。呼んで」
🧣「…ことわる、」
💉「なんで?恋人なのに」
🧣「いつ、俺がお前の恋人になった?」
💉「…ふーん。そう。そんなこと言うんだ。おいで」
🧣「っっっっおい、はなせ、」
ドサッッッ
🧣「っったか
グイッッッッッッッッッッッ
🧣「ぐっっっっ…」
首輪を思いっっきりひく。犬を躾ける時には首輪を掴んでその行動をやめさせるからね
💉「…ねえ、秦中くん。名前、呼んで」
🧣「っことわ、る…」
💉「はぁ…」
🧣「ビクッッッッッ」
💉「そんな怖がらなくて大丈夫だよ?ちゃんと躾けられない僕が悪いから♡ 」
🧣「ぇ…」
💉「大丈夫…ちゃんと秦中くんでもわかるように優しくしてあげるから♡」
🧣「まって、ごめ…あやまる、から…」
ズボンに手をかけて脱がせれば、涙目になった秦中くん。でもさ、それ、何に謝ってるの?
💉「何を?謝ることないじゃん。大丈夫♡♡♡♡」
ドチュンッッッッッッッッ
🧣「やぁっっっ♡♡♡♡♡ぅあ!♡♡ぁ♡♡♡♡♡♡」
💉「あ〜裂けちゃった♡♡♡」
ゴリュゴリュバチュッ
🧣「っっまっって、♡♡いた、ぁ♡♡♡♡♡♡」
💉「じゃあ、いいよ」
🧣「…?♡♡♡」
💉「秦中くんが僕の名前ちゃんと呼べたらまってあげる」
バチュンッッッッッッ
🧣「っっっっっ〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡」
💉「なんだ、気持ちいから大丈夫だね♡♡」
バチュッゴチュゴチュッッ
🧣「ぅあぁ♡♡♡やぁ…♡♡まってぇ♡♡♡♡♡♡♡ 」
💉「え〜?誰に止まって欲しいの?♡♡♡」
グポッッッッッ
🧣「っっっっっっ〜〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
💉「あっははは♡♡♡すっごいナカ締めるね♡♡♡♡♡」
🧣「っっっっまっって、♡♡ナカださないで…♡♡」
💉「だれが、だれのなかにだしちゃだめなの?♡♡♡♡」
ゴリュゴリュバチュッゴチュッッ
🧣「ぁぁぁああああ〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡」
💉「っっ〜〜♡♡♡♡」
秦中くんと同時に達した。気持ちいいなぁ…
🧣「ぅあ…ぁ♡♡♡」
💉「じゃ、休憩そこそこにもう一回しよっか♡」
🧣「ぁ…まって…」
ん〜…秦中くん、珍しく物分かり悪いなぁ…
🧣「たか、はし…」
💉「!!はぁーい♡」
バチュンッッッッッッ
🧣「いやぁ!!♡♡♡♡」
💉「あ、ごめん」
🧣「まって、って、いったのに…」
💉「ごめんね。可愛くってつい♡」
だってさ?頬も紅潮して、目も潤んでて。以前の情事の痕と、今日の情事中につけた痕を身につけた身体。それら全部を持って、僕を受け入れてる秦中くん。ちゃぁんと言うことを聞いてくれた秦中くん。ご褒美に、と思ったけど、本当にしんどいんだろうな
💉「何分待てばいいかな?」
🧣「…やめたい」
💉「え〜?せっかく盛り上がってきたのに〜??」
🧣「………」
💉「じゃ、いいや。明日もシよーね、秦中くん♡」
チュッッッッッ
そう言って秦中くんにキスを落とす。自身のモノも秦中くんのナカから抜く。どうせ時間はたっぷりあるんだから。明日も、明後日も。10年後も、20年後も。ずっっっっと一緒だ。絶対に、離さない
割とふざけてみた⭐︎なんかたかはし先生できそうだったし…目の、くだりとか…さ
コメント
5件
本当に最高でした!!マッド医者にヤンデレって結構良いですね…新たな扉が今滅茶苦茶開きそうです!!やっぱり、たかはし先生は医療などに関しては詳しいので眼球をくり抜いて自分のを移植するのも簡単そうですね!そして、秦中先生の怯えっぷり可哀想だけどたかはし先生に徐々に堕ちていきそうですね〜(笑)。ヤンデレやマッド医者って何するか分かりませんしね~(笑)今回も滅茶苦茶に最高でした!!ありがとう御座います!!