〜阿部side〜
🩷『お疲れー阿部ちゃん!』
💚『お疲れ様佐久間。』
今日は2人でラジオ収録を終えたところ。
佐久間も個人でのラジオの後、そして俺は朝の情報番組の後に2人で撮っていた。
正直生放送だし疲れないというのは嘘になるけどやっぱりメンバーの、そしてSnowManで1番元気で明るい佐久間の顔を見ると溜まっていた疲れはいつの間にか消えてなくなる有難い存在だ。
🩷『阿部ちゃん朝早くからほんとにお疲れ様だよ。水あるよ!』
💚『ありがとう!でも俺の夢だった事だし楽しいから!』
🩷『それなら良かった!(^^)』
佐久間が渡してくれたペットボトルを有難く頂いきながら会話をしていく。
朝早いのは佐久間だってよくある事だしメンバー全員が忙しいんだから俺はみんなにもちゃんと休んで欲しいって思ってる。
💚『………………。』
🩷『…どこいっちゃったんだろうね?…SixTONESのみんな…』
💚『…え?あ、ごめん…。』
せっかく佐久間と2人で楽しく話していたのに空気を悪くしてしまった…。
🩷『心配だし早く見つけてあげないと!』
💚『うん。そうだね。』
先日から急にSixTONESの6人が行方不明になってしまっていた。
6人で撮影をしていた時に急に…
スタッフさんたちだって沢山いたはずなのに突然目の前から消えたらしい…
こんなのもう闇に連れて行かれたと考えるしかない。
…無事でいてくれる事を祈ることしか出来ない…
💚『……………………!』
🩷『…阿部ちゃん。』
💚『…うん。奴らが来てる。それも2箇所。』
佐久間と話している時俺たちは嫌な予感を感じて楽しかった雰囲気が一転した。
俺は電波を感じ取れるんだけどみんなも闇と長いこと戦っていくうちに自然と嫌な予感を感じるようになっていたらしい…
💚『…派手な武装集団だな。武器も持ってるし。それともう1つは怪しい集団…組織って言うのが正解かな。』
🩷『…へぇ武装集団ねぇ。倒しがいがあるわ。』
💚『…ほんとにサイコパスになるよね…』
優しい笑顔を見せてくれていた佐久間の表情が怪しく怖いくらいの笑顔になっている…。
🩷『俺たちはどっちに向かえばいい?』
💚『えっと…』
得た情報を元に俺は佐久間と他のメンバー全員にテレパシーを送った。
(💚:ふっか、ラウ、康二、翔太! )
(💜:はいはい。聞こえてるよ〜)
このテレパシーは回復の能力と一緒に俺たち全員でみにつけた能力。
回復の能力を使えていたのはめめとラウールだけであまり能力を使いすぎると俺達も倒れちゃうから。
そしてテレパシーはいつでもみんなで連絡を取り合えれば何かあった時にすぐに情報交換出来るから。
(💚:4人はそのまま武装集団の所に向かって!近くだから!)
(💜:了解〜わら)
なんとも緩い感じのテレパシー送ってきたのは俺たちの最年長で俺と同期のふっか。
4人は今日は撮影をしていてロケしていた。その近くに武装集団が居る。俺と佐久間も後から向かうと伝えた。
(💛:阿部!俺たちは…)
(💚:うん。もう1つの怪しい組織の所に。)
照と舘さんは2人で、そしてめめは撮影で1人でいたところのそばに組織の奴らがいる。
今度はスマホをいじって照達に敵の情報を送る。
…なんか明らかに俺たちの側に敵が現れてる…
(💚:…3人とも気を付けてね?)
(💛:…ああ。)
(❤️:了解。)
(🖤:…うん。)
💚『佐久間!』
🩷『もう準備できてるよ!』
みんなと会話を終えて俺と佐久間も急いでラジオ収録をしていたスタジオから飛び出した。
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