この作品はいかがでしたか?
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私「ただいまー!」
涼宮「あ、おかえり!あれ?光本は?」
私「ん、なんか仕事あるって…あれ?みんなは?」
涼宮「ん?仕事だったり、でかけてる」
私「そっか…夕飯は?」
涼宮「ん?だいたいできてるから、あと、食べる時に 温めるくらいかな。」
私「そっか…」
涼宮「ん?どうかした?」
私「え?」
涼宮「なんかあった?」
私「……実はさ…」
クラスメイトに、自分の過去や、今の状況を話したことを伝えた……
私「…ごめんなさい…勝手に話した…」
涼宮「ん……それでみんなはなんて?」
私「…お似合いだって…応援するし、他には言わないって…」
涼宮「…そっか。」
私「また、みんなで一緒に何かしたいって。」
涼宮「光本には話したの?」
私「…ううん…」
涼宮「わかった。俺から話すよ。」
私「…うん…」
皆のこと信じてないわけじゃないけど…
他にバレたら…
涼宮「杏佳…」
私「ん?」
涼宮「もし、俺たちのことが世間に知られたら、クラスメイトみたいにみんなが皆、応援してくれるわけじゃないし、ひどいこと、たくさん言われる。ましてや、杏佳はまだ未成年だから、余計色々言われると思う。」
私「そう、だよね…」
涼宮「でも、ちゃんとお母さんにも許可もらってるし、そんな生半可な気持ちで、杏佳と付き合ってるわけじゃない。けど、俺や杏佳が言われるだけで済むならまだしも、メンバーにも迷惑かかる。仕事だって…そんな状況に、杏佳は耐えれる?」
私「……だよね。ごめんなさい…」
涼宮「とりあえず、光本と話すしかないかな。」
私「…うん。」
涼宮「杏佳が悪いわけじゃないから。ごめんね…みんな優しくていい子ばかりだもんね、杏佳のクラス。それに、バレたの、俺のせいでしょ?」
私「……」
涼宮「だから、心配しないで?」
私「……うん…」
涼宮「ほら、おいで?」
そう言って私を抱きしめる遥斗。
私「ほんとに大丈夫?」
涼宮「…うん。大丈夫。」
(´。•ω(•ω•。`)ぎゅー♡
私「遥斗…」
涼宮「ん?」
私「ごめんね…」
涼宮「もう謝らないの。悪いことしてないでしょ?」
私「でも…(。•́ωก̀。)…グス」
光本「ただいまー…」
涼宮「あ、光本ー!ちょっといい?」
光本「良いけど…大丈夫?杏佳ちゃん…」
涼宮「うん。」
光本「で、なんで杏佳ちゃん泣いてんの?」
私「………私ね、クラスのみんなにね話しちゃった…」
光本「あ、そのことね…」
涼宮「え?」
光本「実は、今まで学校で先生と話してた。ちゃんと、担任から話はきいたよ?」
私「え?」
光本「担任に話すように促されたんだよね?」
私「……うん。」
光本「まぁ。体育祭の様子みてりゃバレるのも時間の問題だと思ってたし。」
涼宮「………。」
光本「涼宮。全力で、杏佳ちゃん守れよ?」
涼宮「わかってる。」
光本「杏佳ちゃん。学校と話した結果。2人のことは公表する。その代わり、杏佳ちゃん16だし。2人結婚すること。これが条件。」
(※まだ女性は16で結婚できるという設定です…いまはというか、ことし4月からは、女性も18からしか結婚できないような法改正あってます。)
私「……え?」
涼宮「仕事に影響は…」
光本「それなりにあると思う。けど、そんなの、みんなわかった上だろ?誰も宮ちゃんのこと止めなかったし。みんな杏佳ちゃんが幸せになることが優先だから。」
私「…何でそこまで…」
光本「ん?宮ちゃんがいままで苦労してきたこともみんな知ってるし、だからこそ、杏佳ちゃんを助けたかったんだとおもうし。そんな2人を近くで見てるからだよ?杏佳ちゃんが幸せなら、宮ちゃんも幸せだから…とくに、なべは、小さい頃から宮ちゃんを傍でみてきてるから…」
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