テラーノベル
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第5話
ー
渡「……うぅ、っ…」
目が覚めた瞬間、 頭がガンガンした。
視界もぼやけて、よく見えない。
渡「……はっ、?…何、どこっ…?」
体を起こそうとしたけど、
思うように 動かない。
手も、足も重く、力が入らない。
目をこすって、ゆっくり周りを見渡す。
コンクリートの壁
鉄の柵
渡「……え?」
何だよ、これっ……
なんで…牢屋に、
ー
頭の中に、ぼんやりと記憶が浮かんだ。
公園
自販機
知らない男
渡「っ……!!」
一気に胸が苦しくなった。
渡「…やだっ、!……やだやだ!!」
体を必死に動かして、柵を叩く。
渡「誰かっ、!!…誰か助け__」
?「翔太」
その声に、心臓が飛び跳ねる。
?「騒ぐな」
柵の向こうに、男が立っていた。
知らない男だった。
黒い服
髪色は…暗くてよく分からない。
顔は整ってるけど、目だけが異様に冷たい。
?「やっと起きたんだね。」
渡「……誰だよ、」
?「俺?」
岩「…岩本照。」
顔も知らない、名前も知らない。
岩「翔太、今日から俺のものだよ。」
渡「…はっ?」
意味が分からなかった。
渡「何言ってんだよ、」
岩「分かんなくてもいい」
岩本と名乗る男は、静かに笑った。
その瞬間、只事ではないと思った。
渡「…やだっ、助けて…!」
渡「帰る…っ!…俺帰る、!!」
鉄の柵はびくともしない。
岩「無駄だよ。ここからは出れない。」
渡「っ…まじでふざけんなよ、!!泣」
思わず涙が出た。
ー
?「あれ、照?もう来てたんだ?」
別の男の声がした。
そっちを振り向くと、黒髪の男が。
抱えているのは…
渡「……亮平、っ…?泣」
ー
NEXT→ュさん〜✨️💞
コメント
7件
最高すぎる♡♡
はち上手すぎるだろ!!!! ュさんの作品も見てるけど両方とも上手すぎるだろ!!!めちゃくちゃ好きすぎる!! 2人の作品楽しみにしてる!!れ
しょぴが泣いてる姿想像すると何かに焼けてくる。。。((キモスギ