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最終回「未来は曖昧」
世界は平和になった。
マフィアは消えた。
七つ大罪も滅びた。
虚飾も、酒呑童子もいない。
防衛軍には笑顔が戻り、人々は安心して暮らしている。
黒のユーマは防衛軍として歩み始め、ケイトやラントは新しい世代を育てていた。
はるかも静かに笑っている。
そして、その光景を古流斬は少し離れた場所から眺めていた。
「……平和になったな。」
ユーマが隣へ来る。
「父さん。」
「これで全部終わったね。」
古流斬は空を見上げる。
青く澄んだ空。
あの日とは違う、穏やかな景色だった。
「終わりじゃない。」
「始まりだ。」
ユーマは首を傾げる。
「始まり?」
古流斬は笑う。
「世界は平和になった。」
「だけど。」
「希望は曖昧だ。」
「未来も曖昧。」
「誰にも分からない。」
「だからこそ。」
「自分たちで未来を変えていくんだ。」
ユーマは力強く頷く。
「うん。」
「僕たちが守る。」
古流斬は満足そうに笑った。
「その言葉が聞けて安心した。」
風が優しく吹き抜ける。
仲間たちの笑い声が響く。
悲しみも、絶望も乗り越えた世界。
その先に待つ未来は、まだ誰にも分からない。
けれど。
人は歩き続ける。
希望を信じて。
未来を信じて。
――未来は、曖昧。
だからこそ、変えられる。
⸻
『規模の曖昧』 完結
ご愛読、本当にありがとうございました。本当の終わりです次回作は考えてません
コメント
1件
待って待って待って完結!?!?!?!?😭💦💦 「終わりじゃない。始まりだ」って古流斬さんのセリフ、マジで胸に刺さった…ずっと読んできた身としては、ここに辿り着くまで想像以上の戦いと別れがあったんだろうなって思うと涙が止まらないよ…🥺💕 「未来は曖昧だから変えられる」って言葉、めっちゃエモい。本当に長い間お疲れ様でした!!完結おめでとうございます🎉✨ 読めて幸せでした、ありがとうございます🌸
古流斬
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チタコロ
323