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【3番視点】
敵襲撃で臨時休校になり、今日は何もなく登校。
「みんなーー!朝のHRが始まる。私語を謹んで席につけーー!!」
「ついてるだろー」
「ついてねーのおめーだけだ」
「っく、しまったぁ!」
「どんまい」
「お早う。そして まだ、戦いは終わってねぇ」
「「「!?」」」
「戦い?」
「まさか…」
「まだ敵が!!!?」
「雄英体育祭が迫ってる!」
「「「クソ学校っぽいの来たぁぁぁ!!」」」
「(…あー…あれね。)」
(反応うっすいわね!)
「クソ学校っぽいの来たぁぁ!!」
「待て待て!」
「敵に侵入されたばっかなのに、体育祭なんかやって大丈夫なんですか!?」
「また襲撃されたりしたら」
「逆に開催することで、雄英の危機管理体制が盤石だと示す…って考えらしい。警備は例年の五倍に強化するそうだ。何より雄英の体育祭は……最大のチャンス。敵ごときで中止していい催しじゃねぇ」
「当然名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。時間は有限。プロに見込まれれば、その場で将来が拓けるわけだ。年に一回、計三回だけのチャンス。ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!その気があるなら準備は怠るな!」
「「「はい!!」」」
「HRは以上だ。それと常闇は来い 」
「了解」
「失礼」
指定された所に来ると翔先生とヴォイズ先生が座っててる
「楽にしてて構わねぇよ。ここには俺とヴォイズしかいない」
「あ、3番様。USJお疲れさん」
「ヴォイズ、(ほんとうに)お疲れ様」
「ワープの鍵だが…クラウディによれば1目つはAFOが持ってて、2つ目はそこら辺のヴィランが持ってる。3つ目は不明で、4つ目は今日鷹先生から公安から回収したらしく俺が持ってる。この4つ目は幹部の3番が持ってた方がいいから渡すぞ」
「(なるほど?)了」
「AFOが持っとるんはキツイんよ……」
「予想通りではあるけどな。これを預けるだけだ。もう帰っていいぞ」
「(いや要件少ないし早いな)了」
【体育祭当日の3番視点】
今日は待ちに待った体育祭。
ついさっき更衣室で轟焦凍が緑谷出久に勝つぞ宣言をしていた。なんか俺も受けた。残念、人間が俺に勝つのは無理
『雄英体育祭!!ヒーローの卵たちが、我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル!!どうせてめーらアレだろ、こいつらだろ!!?敵の襲撃を受けたにも拘らず、鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!ヒーロー科!!1年!!!A組だろぉぉ!!?』
「選手宣誓、1年A組爆豪勝己!」
「せんせー、俺が1位になる」
「「「絶対やると思った!!!」」」
BOOO!と他クラスからブーイングが飛ぶ。暴言しか吐かない有象無象の連中に嘲笑って首を掻っ切る仕草をする。途端酷くなるブーイング。それらを無視して爆豪勝己は何事もなく列に戻った。
「さーて、それじゃあ早速第一種目行きましょう!いわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ!!さて、運命の第一種目!!今年は……コレ!!!」
モニターにでかでかと障害物競走の文字が映し出される。
「計11クラスでの総当たりレースよ!コースはこのスタジアムの外周約4km!我が校は自由さが売り文句!ウフフフ…コースさえ守れば、何をしたって構わないわ!さあさあ位置につきまくりなさい」
《スタートォ!!!!》
女の声がスタート地点を象ったトンネルの中に木霊している。すると、足元に冷気が漂う。 俺はジャンプてし、そのまま走り出した。立っていた場所は、地面が硬い素材でできているにも関わらず大きく抉れてて可哀想って思った。
最初に現れた脅威はあの時の巨大ロボット達。成程、蹴り壊す。
俺は爪で斬撃を飛ばしたらロボには縦に3つ線が入り、そこからズレて崩れていった。
なんか周りの観客が騒がしいけども!俺は全力で挑むだけ 。
「(今回のに勝ったらツクヨミ先輩は何をくれるのかな♪)」
(渡す前提?!)
周りを少し威嚇する程度に、風格を出した。風格はなんていうか…殺気のような、生き物の怒りのような…そんな感じなやつ
(説明雑いわ)
【実況の翔視点】
俺達教師達が注目するのは、やはり前代未聞の常闇 踏陰。というか、3番
3番が足を軽く、下から上へ振ったら、3番の目の前にいた仮想敵ヴィランがズレた。今回はツクヨミを使わないのか?と疑問に思っていると、 急に立ち止まった。
3番を追い抜かす生徒達も、なんだなんだと不審そうにしている。
その刹那。
ドッ…!!と周りに漂う緊張感。
3番の周りから、徐々に生徒達がカタカタと震えだし、気絶していく。
その光景に、会場席で実際に観ている人も、テレビで観ている人も、プロヒーロー達も、息を呑んだ。なんだ、これは。何故多くの人達が倒れていく。誰かの個性か。
いや、違う。
3番が放つ威圧的な風格。これは幹部としてのこれまでの怒り、悲しみ、不安、恨みなどの感情の塊が威圧として牙を向いている。
ガラス越しの、こんなにも離れている俺とヴォイズも、今にも倒れてしまいそうだった。踏ん張らなければ、今にも気を失ってしまいそうで。流石、幹部になっだけあると。これまで虐められてボロボロになっても俺や周りの奴らでで一生懸命助けてた3番とは違うと。そう思えた
そんな事も気にとめず、3番は倒れた生徒達を跨いで進んで行く。そして、誰も目に追えない速さで、その場からフ…と消えた。
地面は、3番が踏み込んだのであろう、大きく抉れていた。
3番が消えたのと同時に無くなる巨大な威圧感。観客も、その場の全員が肩の力を抜く。
《おいおいイレイザー、なんだよあれは…バケモンじゃねぇの…?》
《…かもな。》
一応今は人間のプロヒーローである俺達のその言葉に、やはりアレは異常なんだと、観客達は理解した。
ゴールを見たら3番はもうゴールをしていて林檎をむしゃむしゃと食べながらその場で座っていた。試しに思念伝達、死天魔人のみが使えるそれを使ってみたところツクヨミがそんな可愛い子がお口いっぱいにしてモグモグするんじゃありません!と珍しくまともなことを言っていた。いつもはお世話される側の癖にいいこと言ったな。と声をかけたら案の定3番は、?でいっぱいでツクヨミはそんなっ!とか言っていたが無視だ