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足の力…手の力……？
悪￤ああ。力無くして出来るものは限られる。足の力は、歩くことを意味する…手の力は、持つことを意味する…お前さんなら、もうわかるよな？
足の力が無くなるのも嫌だけど…手の力の方が大切なのは大切。
どうしたらいい？
もう何もかも奪われていったら…生きていくのがつらくなる。
悪￤さぁ、どうする？お前さんはもう…不自由になっていくしかないんだよ！
足の力で……。
悪￤りょうかーい。もう立てなくなるからな
明日の朝にはまた奪われて、一日経てば失うものを選択して…また奪われていく…。
その繰り返し……もう不自由だよ、、。
次の日
若￤元貴…大丈夫かな？
藤￤最近おかしいよね？急に耳が聞こえなくなることってある？
若￤なんか知ってそうだな…
ﾎﾟﾘﾝ📱♬*゜
若￤ん？元貴からだ……
若井…助けて。
足が動かない。
立つことすら出来ない。
若￤元貴……ｯ！！
若￤元貴！！
苦しいのに…泣けない。
伝えたいのに…言えない。
なんで、、せっかく生きれたのに…こんなに苦しまなきゃいけないの？
藤￤足に力が入ってない…いや、もしかして…足に力が入らないの？
何言ってるか…わからない。
助けて…もう嫌だ。
藤￤“足に力が入らないの？”(紙に書いてみせる
……ｯ！！
涼ちゃん！！そうだよ！！
俺にはもう、足の力が…無いんだよ。
大￤(⸝⸝o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅)“ｺｸｺｸ
藤￤伝わった！！元貴を病院に連れていくよ！！
若￤うん！！
もう不自由だね。
その日の夜
悪￤おい、聞こえてるだろ？無視するな！！
なんでまた…
悪￤まだ選択肢は余ってる。
あと何個…失えばいいの？
悪￤あと二つ…
え！？そんなに、、！？もう無理…
悪￤この二人に介護してもらってるのか…
もう足の力が無いんで。
悪￤こいつらには俺が見えない。七つ目の選択肢だ。感情or感覚……
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