テラーノベル
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mg「 先輩 、銘柄変えました ? 」
久しぶりの休日。
先輩と仲良く煙草をふかしていた。
先輩は俺と同じ銘柄の煙草では無く、
見たことが無い煙草を吸っていた。
wt「 此れ 莨じゃ無い 」
mg「 え じゃあ何すか 」
wt「 ハッパ 。 」
先輩は俺を見て灰を落とす。
特に変わった様子も無く。
mg「 ハッパ _ 」
mg「 大麻 すか 」
wt「 うん 」
先輩はハッパを吸って煙を一吐き。
俺も先輩同様煙草を吸って煙を吐いた。
大麻 と聴いて俺は何も思わなかった。
先輩も後輩も吸ってるのは何人か聞いたことが有る。
歌◯伎町なんて薬物をやってる人なんか其処ら辺に居る。
俺らの住んでいる世界はそんな事をしていても捕まらない世界だ。
完全に腐ってる。
俺らも此方の人間になったんだな。笑
mg「 .. 何処で仕入れたんすか 」
wt「 ✕✕先輩から貰った 」
mg「 ……. 俺らも腐りましたね 。 」
wt「 … 俺らは昔から腐ってたろ 」
高校の頃にはもう既に道を踏み外してた俺ら。
先輩に言われて納得する。
俺らは昔から正しい人間なんかじゃ無くて、
元から腐ってたんだって。
だから此れだけ通じ合えたのかな。
先輩が吸っているのが煙草で有ろうと大麻で有ろうと吸う姿が美しかった事に変わりは無かった。
あの時と距離も関係も全く変わったけど、
吸う姿も横顔も瞳も手も、
あの時と同じく見惚れてしまう程綺麗だった。
あの時と同じ様に視線を感じたのか、
先輩が言った。
wt「 …. 何 、 」
mg「 .. 視線 感じました ? 笑 」
あの時と同じ過ぎて笑っちゃう。笑
wt「 感じるわ 、馬鹿 。 」
wt「 御前 ほんと俺のこと好きだな 」
mg「 好き なんかじゃ足りないっす 。 」
mg「 愛してます 」
wt「 … はぁ 、 」
先輩は溜息を一つ吐く。
その瞬間、胸元のシャツを引っ張られ顔が近付く。
wt「 何 、こうすれば良い訳 ? 」
先輩は呆れた顔で呟いて俺の唇に唇を重ねた。
長い付き合いで先輩から責められたのは初めて。
何処か高揚を感じた。
やっぱり 俺のヒト なんだって。
先輩は耳も顔も赤らめてなんかいなかった。
wt「 ハッパ 吸う ? 」
先輩が吸っていた大麻を差し出される。
躊躇いなんか無かった。
俺は先輩が持っている大麻を口に含み吸う。
そして口を離し煙を吐く。
あの時は吸える気がして先輩に誘われたから吸った。
でも今は違う。
只先輩と間接キスをしたい為だけに大麻を吸った。
mg 「 こんな味なんすね 」
wt「 そう 、 うめぇだろ 」
先輩はなんの抵抗も無く俺が口を付けた大麻を吸う。
美味いかと言われたらやはり未だ美味しいとは感じられ無い。
だからといって今度は吸い続けようとは思わない。
何故なら先輩はもう 俺のヒト だから。
俺は先輩を手に入れたから。
mg「 美味くは .. 無いっす 、、笑 」
wt「 未だ未だ 餓鬼だな 笑 」
なんて俺らは各々ふかしながら何時も通り会話を交わした。
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短くてすみません🙇🏻♀️
コメント
1件
これからどうなっちゃうんだろ…続きが楽しみで仕方ない👊🏻👊🏻💖