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ばじいいいいい!?!!!?? ちふは悪くないよおお!!、、 まいきー!!!それもう半強制だよおおおおお!!!! ちふの意思も聞こうよおお!!! 泣いてるちふ可愛いよおお((?? たけ頼ってるちふかわいよぉお!!!、 どんなに辛い話でもblと例えてしまう私の頭は腐ってるぅぅぅぅぅぅぅ 1番じゃないけど、ここあちゃんの小説読めただけで満足!!書いてくれてありがとう!!
マイキーめぇぇぇぇ!!!! 千冬に人を✘ろさせやがってぇ!!!! 許さないかんな?!
ーーマイキー「ミッションは」
ーー千冬「スクラップ??」
ーーマイキー「ユダを殺すんだ。」
ーー千冬「えっと、、俺が、、ですか、?」
ーーマイキー「それ以外誰がいる?」
ーー千冬「え、、、その、、えっと、、」
「こ、殺すって、、、」
彼は俺に銃を投げ捨て上手く受けとり本物の銃だと確信する。
マイキーくんは俺を無理やり掴み倉庫のようなところに放り投げた。
ーー千冬「い゛ッッ!!」
ーーマイキー「やれ。」
ーー千冬「え、」
そこで目にしたのは拘束され口を塞がれている3人の人たち。ボロボロで、泣いている。
俺に必死に助けを求めている。
ーーユダ「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ッッ!!泣」
ーー千冬「……ッッ、」
俺には殺せない。いくらなんでも殺しはできない。
ーー場地「千冬ぅ。撃て。」
後ろから声がした。直ぐに誰かわかった。場地さんだ。
ーー千冬「!!」
「場地さ、っ、」
ーー場地「そいつらは悪い奴らだ。」
「殺さないとならない。やれ。」
ーー千冬「い、や、、嫌です、、」
ーー場地「千冬。逆らうな。やれ。命令だ」
「その指を引くだけだろ。」
俺は、彼には逆らうことは出来ないが、今回ばかりは……
ーー千冬「で、も、、ぇ、いや、、泣」
涙が溢れ出てくる。四肢も震える。
ーーー場地「やれ!!千冬!!!」
怒鳴られても俺には出来ない。そんな勇気がない。
ユダの奴らは俺にずっと助けを求めている。
ーー場地「やれ!!!千冬!!!」
ーー千冬「で、きませ、、っ、泣」
「怖、くて、できま、せっ、泣」
必死に嫌がる俺に彼は拳を振り上げ殴りつけた。
ーー千冬「ぐッッ!?泣」
頬が熱く感じる。痛い、殴らないで、、場地さん、、
ーーマイキー「…………」
マイキーくんはじっと見つめている。
ーー千冬「嫌だ、やだやだやだやだやだやだ、泣」
俺の手首を場地さんが掴み、立たせ、ふらふらする俺の肩を掴んで
ーー場地「俺が教えてやる。」
彼は俺の後ろに周り俺の手の上からユダに銃口を向けた。
ーー千冬「嫌だッッ!!嫌だッッ嫌だ嫌だ嫌だッッ!!泣」
「ごめんなさッッ、いやッッ、!泣」
彼は容赦なく指を引いた。銃声3回がなったあと、目を開けるとユダは哀れな姿になっていた。
血を流し、倒れている。
ーー千冬「ぁ、、あ、、泣」
もうひとつの記憶から、出てくる。
俺はあの辛い日を、忘れない。
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ーー千冬「母ちゃん、?」
小学校から家に帰ると母ちゃんは頭から血を流して倒れていた。
銃殺されたであろうあとも残って、周りに血が飛び散っていた。
それが、この記憶の中で1番のトラウマだ。
ーー千冬「やだぁぁぁッッ!!かあちゃぁぁぁッッ泣」
父ちゃんがいなくなってから、母ちゃんが働き始めた。
でも、母ちゃんは病気になってしまって、働けなくなった。
小学生でも働けるところがなく、手伝うことも出来なくて、
借金が増えていく一方だった。
いつも借金取りが来ていつも、母ちゃんに怒鳴りつけ、いじめてた。
俺は隠れてなさいと言われていたから、何もされず声のみ聞こえていた。
でもあの声は、兄ちゃんじゃなかったはずなのに、
兄ちゃんなんだよな、、
信じたく、、ないな、、
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ーー千冬「母ちゃ、あぁッッ!!母ちゃ!!泣」
ーー場地「千冬落ち着け!!それはお前の母ちゃんじゃねぇ!!」
トラウマが今ここで記憶と今が重なりひとつの映画のようにループしている。
ーー千冬「なんで、、なんで!!!泣」
「ゴメンなさ、、泣」
座り込み、頭を伏せる俺に場地さんは慌ててなにか出来ないか考えているが、
今の俺には何をやっても無駄だろう。
まるで今の俺の格好って、、あの時みたい。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
貧乏人だって虐められて、普通の人とは違うと罵られた。
単なる簡単ないじめで、小学生がやるようなことばっかり。
暴言暴力は当たり前。
でも、今考えればあの暴言は子供っぽい暴言だった。
ブタ、ブス。ゴミ。金なしマン。バカ。死ね。消えろ。学校来んな
そんなようなことだった。暴力は拳なんてそんなこと無かった。
しかもこっちの記憶の俺は前世の記憶が無いため、
暴力をしず、不良なんてならなかった。
給食のスープには何かしら入れられていた。
校庭で拾ってきたのか、虫も、草も、土も、入れられて、
無理やり食べさせられていた。
あとは、菌扱い…かな。
金なしマンの菌って、遊ばれてたな。
遊びにはいつも俺は入れて貰えなかったし、学級遊びの時は俺はいつもトイレに居させられていた。
泣いて謝りながらもそんな毎日をすごしていた。
それでも、兄ちゃんがいたから、兄ちゃんが家に帰ったら会える。
いつも抱きしめてくれるにいちゃん。
理由を聞かれても決して口を開かなかったけど、
「大丈夫。大丈夫。兄ちゃんが着いてるから。」
「千冬は何も悪くないよ」
そう頭を撫でてくれていた。
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ーー千冬「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁ、、泣」
ーー場地「…どうしたもんかな、、」
「!!武道、」
ーー武道「変わってください。」
「俺には落ち着かせることが出来ます。」
ーー場地「……おう。任せた。」
俺の大好きだった声が近づいてきた。
でも、あいつは、母ちゃんを!!
ーー千冬「にいちゃ、、たけみっち、、泣」
「う゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ、、泣」
憎い兄ちゃんが俺の前に座り込んで手を広げた。
俺はそれに抱きしめ頭を彼にすりすりと擦り付けながら泣きわめいた。
彼は優しく、暖かく、俺の頭を撫でてくれる。
そしていつもの……
ーー武道「大丈夫。大丈夫。」
「兄ちゃんがついてるから。」
「千冬は何も悪くないよ。悪くない。悪くないから。」
ーー千冬「……ぅん、泣」
瞼が重くなっていく、、彼のここは、いつでも心地が良いところだった。
そこで俺の記憶が途切れた。
、俺は、、眠りについた。