コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第八作品「花火の降る丘に〜及第編〜」
ドイツ視点ーーーーーーーー
?「おーい、」
誰かの声が聞こえる。
その声はまだ聞いたことがない声だが、何故か安心感がある。
?「聞こえてます〜?」
どこか、日本の方言みたいな、気のせいか。
?「あのー?」
まだしばらく、、
?「てぃ!」
🇩🇪「ぐはぁっ?!」
?「あ!起きてた、ましたか」
どこか頼りない感じで聞いてくる。
🇩🇪「あぁ、今起きたが」
?「そうですか、、って!そんなことしてる暇じゃないのに!」
少し慌てた様子の彼がイッヒに話しかける。
?「えぇ、と僕の名前は北海道!そしてここが、過去に戻る時のなんかすごい場所!わかった?」
正直何言っているがわからなかったが、彼が慌てているのはよく分かったから話を聞く。
北「すー、これから言うことは嘘ではないです。いいですね? 」
彼が少し深呼吸をしてから話す。
北「貴方方G7の皆さんは、祭りの最中にある事件に巻き込まれなくなってしまいます。」
🇩🇪「まぁ、分かった」
北「それを解決してください」
🇩🇪「、、、なんでイッヒだけなんだ?」
そう聞くと彼は口をもごもごさせながら、
北「その、、僕の力不足というか、、これからのためというか、、」
🇩🇪「つまり、イッヒ以外無理だと」
北「、、、ごめんなさい」
本当に辛そうに謝っている彼を見て疑問を聞く。
🇩🇪「お前なら犯人わかるんじゃないのか?」
そう聞くともごもごさせながら、
北「その、、えっ、、と、わかりません、」
🇩🇪「つまり、無理だと」
北「あきらめないでください!」
そう彼が言った瞬間バキッと大きな音が鳴る。
辺りを見回すとこの綺麗な世界が崩れ始めていた。
北「ごめんなさい、!また、会いましょう!」
そう言われて意識を落とした。
また、彼達と話す。
何気ないような日常。
そんな中、イッヒだけ曇った顔をして。
彼らの死に顔が目に浮かぶ。
カナダ、イギリス、アメリカ、フランス、日本、イタリア。
みんなが辛そうに倒れていく。
もう、やめてくれ。
「ーーーさん、」
「ドーーさん、」
「ドイツさん!」
🇩🇪「!、、どうした?」
🇯🇵「いえ、その体調悪いですか?もしかして」
ソワソワしながら日本が聞いてくる。
イッヒが答えなかったからだろう。
初めて見る会話。
そのことにかけてみたい。
🇩🇪「みんな、行きたいところがあるんだ」
みんなは半分びっくりしたようで、イッヒの方を見てくる。
🇫🇷「急ね」
🇮🇹「どこに行きたいんね?」
2人が聞いてくる。
🇩🇪「祭りが綺麗に見えるところなんだが」
そういうと、
🇬🇧「貴方が知っているんですか?」
🇨🇦「日本に任せたほうがいいんじゃ?」
2人が否定してくる。
🇩🇪「安心しろ。大丈夫だ」
そういうと、みんなが、賛成してくれた。
夜。
山奥にて。
🇮🇹「つ、、辛いんね」
彼が汗をかきながら話す。
🇯🇵「まぁまぁ、そういうところもありますよ」
彼が優しく笑う。
🇫🇷「ふーん、ドイツがここを知っているのは何故かしらね」
彼が不思議そうに言う。
🇬🇧「さぁ、もしかしてこの時間を繰り返していたり」
彼が楽しそうに喋る?
🇺🇸「夜に山登りもいいな!」
彼が楽しそうにする。
これで救えるか?
なぁ。
その瞬間。
ナイフが空を切る音が聞こえる。
その音に反応している人が何人かいた。
🇨🇦「たっ助けッ!」
震える声でカナダが喋る。
?「あ〜ら?喋らないでほしいかな〜?」
誰かの甘い声が聞こえる。
🇫🇷「ベラルーシ、、?」
🇧🇾「せいかーい!ねぇ?ぜっつぼう的だよね?さいっこうだよね?」
後ろに振り返ると、刃物を首に押し付けられているカナダと、気色悪い笑みを浮かべたベラルーシが立っていた。
🇬🇧「何故ッお前らが、?」
イギリスが強張った表情で話す。
🇧🇾「何故、、?それはアンタ達を殺すためだよ?!ボスの邪魔ばかりしやがって!、、人質を殺されたくなければさぁ?ボスに謝れよ」
ベラルーシがドスの効いた声で話す。
これは本当にやらなければいけないと言うふうに。
だが、誰も屈しない。
だって屈しる相手がいないから。
🇧🇾「なんでやんないの?、、、そっかぁ、ボス!やっちゃって!」
そういうベラルーシを見ていたら背中に強い痛みが走る。
意識が薄れていく中でロシアとベラルーシ、そして北海道の姿だけが見えた。
北「、、、♡」