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第八作品「花火の降る丘に〜及第編〜」


ドイツ視点ーーーーーーーー

?「おーい、」

誰かの声が聞こえる。

その声はまだ聞いたことがない声だが、何故か安心感がある。

?「聞こえてます〜?」

どこか、日本の方言みたいな、気のせいか。

?「あのー?」

まだしばらく、、

?「てぃ!」

🇩🇪「ぐはぁっ?!」

?「あ!起きてた、ましたか」

どこか頼りない感じで聞いてくる。

🇩🇪「あぁ、今起きたが」

?「そうですか、、って!そんなことしてる暇じゃないのに!」

少し慌てた様子の彼がイッヒに話しかける。

?「えぇ、と僕の名前は北海道!そしてここが、過去に戻る時のなんかすごい場所!わかった?」

正直何言っているがわからなかったが、彼が慌てているのはよく分かったから話を聞く。

北「すー、これから言うことは嘘ではないです。いいですね? 」

彼が少し深呼吸をしてから話す。

北「貴方方G7の皆さんは、祭りの最中にある事件に巻き込まれなくなってしまいます。」

🇩🇪「まぁ、分かった」

北「それを解決してください」

🇩🇪「、、、なんでイッヒだけなんだ?」

そう聞くと彼は口をもごもごさせながら、

北「その、、僕の力不足というか、、これからのためというか、、」

🇩🇪「つまり、イッヒ以外無理だと」

北「、、、ごめんなさい」

本当に辛そうに謝っている彼を見て疑問を聞く。

🇩🇪「お前なら犯人わかるんじゃないのか?」

そう聞くともごもごさせながら、

北「その、、えっ、、と、わかりません、」

🇩🇪「つまり、無理だと」

北「あきらめないでください!」

そう彼が言った瞬間バキッと大きな音が鳴る。

辺りを見回すとこの綺麗な世界が崩れ始めていた。

北「ごめんなさい、!また、会いましょう!」

そう言われて意識を落とした。







また、彼達と話す。

何気ないような日常。

そんな中、イッヒだけ曇った顔をして。

彼らの死に顔が目に浮かぶ。

カナダ、イギリス、アメリカ、フランス、日本、イタリア。

みんなが辛そうに倒れていく。

もう、やめてくれ。


「ーーーさん、」


「ドーーさん、」


「ドイツさん!」


🇩🇪「!、、どうした?」

🇯🇵「いえ、その体調悪いですか?もしかして」

ソワソワしながら日本が聞いてくる。

イッヒが答えなかったからだろう。

初めて見る会話。

そのことにかけてみたい。


🇩🇪「みんな、行きたいところがあるんだ」


みんなは半分びっくりしたようで、イッヒの方を見てくる。

🇫🇷「急ね」

🇮🇹「どこに行きたいんね?」

2人が聞いてくる。

🇩🇪「祭りが綺麗に見えるところなんだが」

そういうと、

🇬🇧「貴方が知っているんですか?」

🇨🇦「日本に任せたほうがいいんじゃ?」

2人が否定してくる。

🇩🇪「安心しろ。大丈夫だ」

そういうと、みんなが、賛成してくれた。


夜。

山奥にて。

🇮🇹「つ、、辛いんね」

彼が汗をかきながら話す。

🇯🇵「まぁまぁ、そういうところもありますよ」

彼が優しく笑う。

🇫🇷「ふーん、ドイツがここを知っているのは何故かしらね」

彼が不思議そうに言う。

🇬🇧「さぁ、もしかしてこの時間を繰り返していたり」

彼が楽しそうに喋る?

🇺🇸「夜に山登りもいいな!」

彼が楽しそうにする。

これで救えるか?

なぁ。

その瞬間。

ナイフが空を切る音が聞こえる。

その音に反応している人が何人かいた。

🇨🇦「たっ助けッ!」

震える声でカナダが喋る。

?「あ〜ら?喋らないでほしいかな〜?」

誰かの甘い声が聞こえる。

🇫🇷「ベラルーシ、、?」

🇧🇾「せいかーい!ねぇ?ぜっつぼう的だよね?さいっこうだよね?」

後ろに振り返ると、刃物を首に押し付けられているカナダと、気色悪い笑みを浮かべたベラルーシが立っていた。

🇬🇧「何故ッお前らが、?」

イギリスが強張った表情で話す。

🇧🇾「何故、、?それはアンタ達を殺すためだよ?!ボスの邪魔ばかりしやがって!、、人質を殺されたくなければさぁ?ボスに謝れよ」

ベラルーシがドスの効いた声で話す。

これは本当にやらなければいけないと言うふうに。

だが、誰も屈しない。

だって屈しる相手がいないから。

🇧🇾「なんでやんないの?、、、そっかぁ、ボス!やっちゃって!」

そういうベラルーシを見ていたら背中に強い痛みが走る。

意識が薄れていく中でロシアとベラルーシ、そして北海道の姿だけが見えた。



北「、、、♡」

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