コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
日記
2022/02/23
今回は「猫」のお話。
ある日。
僕は好きな配信を見ていたのだが書かなければいけない作文が出来てしまったので途中で配信を見るのは辞めて作文を書くことにした。
するとペットの猫が足に頭を擦り付けてすりすりとしてくれた。
甘えたいのだろうか。
僕の家には猫がいる。
オス猫のサバトラ模様で、暴れん坊だ。
名前は「ピコ」
最初に出会った頃、
桃色の布を上げたら気に入ってくれたので、
「ピンク」の頭文字と「ねこ」の最後の文字を取って「ピコ」だ。
元々は好きな漫画の中に同じ名前の「ピコ」とい猫がいたからという理由もあった。
まだ大人ではなく、遊ぶのが大好き。
今日は書かなければならない作文があり、俺は机に向かって懸命にペンを動かしていた。
するとピコは
僕の体に飛び付いてきたり、作文用紙を肉球で引っ張ったりと邪魔をしだした。
僕は作文に集中出来なくて少し嫌だった。
猫なので人間の言葉など分かるわけはないと思っていたが、少しお遊び程度に話し掛けた。
「ピコ、終わるまで邪魔しなかったら後でたっくさん遊んであげるから。」
僕はピコに向かってそうやって言う。
すると言葉が分かったのかピコは僕の隣でちょこんと大人しく座った。
勘違いかもしれないがピコは人間の言葉が分かっているのかもしれないと僕は感心してしまった。
「えらいえらい」
僕はそんなことを言ってペンを進めた。
早く終わると思っていたがペンの動きは遅い。
あぁ。今日は辞めておこう。
途中で配信を見るのを辞めてまでしたのに僕は作文を諦めてしまった。
今日はやる気が起きない。
いや、「今日も」か。
めんどくさくなってもう何もかものやる気が失せる。
明日やろう。
明日ならきっとやる気が湧いてくる。
そんな言い訳を自分に言い聞かせてスマホを手に取った。
**そんなこと、**あるはずないのにな。
「ピコはいいよなぁ…何もしなくてもいい」
僕は独り言のように呟いた。
猫ってどんなことを考えているのだろう。
僕はふとそんなことを疑問に思っていた。
いろんなことだよ─