TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「影山先輩も奏先生のファンなんですか!?」

思い切って聞いてみると、驚いたのか先輩は目を見開いた。そして口を開いた。

「奏先生知ってんの?」

「勿論です!あたしが大好きな先生なんですよ!ほら!」

そう言って鞄の中からあたしのお気に入りの小説を出した。それは昔、先生のサイン会で書いてもらったサイン入りだ。この本は何回読んでも飽きないし、面白いので疲れたりしてカフェに入った時などに読もうとしているものだ。それを見せると先輩はまたまた目を見開きあたしに言った。

「俺も…それ持ってる」

「…へ?」

そして先輩も全く同じ小説を出した。先輩のものにもあたしのと同じ、サインが入っていた。

「えっ!嘘っ!」

「この小説って随分前の作品ですよね?」

「そうだね。」

「先輩もそんなに前から知ってたんですか?」

「まぁね。」

何たる驚き!身近に先生を語り合える人がいたなんて!

「先輩!お茶しませんか!?」

「…は?」


しまった。つい勢いでこんなことを言ってしまうなんて。先輩と2人でお茶だなんて。…気まずすぎる。

しかもまさか、誘いに乗ってくれるなんて思ってなかった。

「…で?君が誘ってきたんだけど?」

「あ、いやぁ…勢いと言いますか…。」

「…ふーん。」

そう言って、ドリンクバーに飲み物を取りに行ってしまった。奢ると言ったのはあたしだが、まさかファミレスに来ることになるとは…。先輩は遠慮せず普通に食事を頼んでいる。

「…足りるかな…。」

お金はこんなことになるとは思っていなかったので3500円しか持ってきていなかった。ラッキーなことにドリンクバーは学生無料になっていたが、あたしの分の食事を頼むことは出来なさそうだ。

loading

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚