亮平📲『インライ見たよ〜////ちょ〜可愛かった♡オマエ帰ってきたら覚えてろよ💢』
翔太📲『はい…すいません。いえ…決してそのような事は…はい申し訳ございません。失礼致します』
蓮とはたまたまバッタリ、ミラノの街で偶然に会ったと言っても信じてもらえず、インライ出たらそのまま別行動だったと言っても全く聞き耳を持たない亮平はもの凄く怒ってらっしゃる。なぜこんなにも怒っているかと言うと…
蓮 🖤『ふふっ…ねぇこの写真傑作』
生成AIなるもので作られたコラ写真のせいだ。と言うよりこんな物を作成して、インライ終わりに亮平宛に送った写真のせいだ。写真を覗き見て絶句する。いつかの俺のいつかの裸体だ。
翔太💙『お前なんて事してくれたんだよ💢』
蓮 🖤『凄く綺麗に撮れてるだろう?これなんてほらさすがモトローラだよね!』
翔太💙『いつ撮ったんだよこんな写真犯罪だぞ…警察に相談しようかな…』
蓮は変態を通り越して犯罪者だ。
〝ふふっお仕置きが楽しみだね翔太////〟と言って勝手に亮平のお仕置きまで妄想している。亮平の怖さを知らないから笑っていられるんだ。
いつの間に撮ったのか分からない数々の変態画像を、俺に一通り見せ大満足の蓮は尻拭いもせずに颯爽とミラノの街に消えて行った。
頭のいい亮平の事だこんなコラ写真ちゃんと見れば分かる筈なのに、怒り収まらない亮平は永遠と俺に電話口で説教した。途中寝落ちしかけたがその度に鋭く〝まさか寝てねぇだろうな💢〟と言われその都度涎を拭いては耐え凌いだ。
時差ボケに昨夜の長電話も相まって寝不足の俺は、インライの次の日の朝、カフェに呼ばれて不機嫌を露わにするとドカッとソファーに沈み込む。コーヒーを二人分頼んだ蓮は当たり前のように隣に座ると太腿をイヤらしく撫でている。
初めてブランドのショーに招待された俺はかなり緊張していた…蓮のエロ攻撃が気にならないくらいには。太腿を撫でた手は今俺の股間を優しく撫でている。いつもと変わらない蓮の嫌がらせと、いつもと変わらない落ち着き払った態度に、幾分緊張が和らいだ。
蓮 🖤『すっごく似合ってるよ。秋らしい装いで髪の色とも合ってる』
黙っていればイケメンの蓮から言われればつい嬉しくて笑顔になる。
昨夜も思ったけど、蓮って海外が似合う男だな。何処に居ても目立っていてカッコいい。そんな蓮から褒められると嬉しくて顔が熱くなる。写真撮ろうと言われて二人で写真を撮ると早速亮平に送っている。
翔太💙『これ以上亮平を怒らせないでよ』
蓮 🖤『えっ?阿部ちゃんに頼まれたんだよ!逐一報告してくれって』
翔太💙『じゃぁ余計な画像まで送るなよ!』
〝ふぅーん…分かった!あっもう一回今の撮り直しブレてる〟さりげなく肩を組むと、蓮の匂いがする。長い腕が俺の肩を撫でて引き寄せられると隙間がなくなるほどに身体が密着して身体が熱くなる。〝あっそうだ翔太?〟スマホに集中していた俺は蓮の方に顔を向けた〝なぁ…にンンンッ〟
パシャッ////
蓮 🖤『はい送信っと////わぁ素敵な接吻写真』
終わった殺される…僕ミラノに住みます。
亮平💚『.•*¨*•.¸¸♬ふんふんふっふん♪•*¨*•.¸¸♪』
揺れるお尻…軽快な鼻歌…不気味な亮平。
ミラノから帰国後、誰もいない筈のマンションの扉を開けると脱衣場から聞こえて来たのはHello Helloのメロディーだった。今日は撮影のお仕事が入っていた筈なのに何故か亮平は脱衣場の鏡を、時折はぁ〜と息を吹きかけながら、乾いた布で入念に磨き上げている。
新しいマンションに引っ越してからやたら脱衣場とお風呂場の掃除に気合が入っている。
亮平💚『ウフッ綺麗になぁれ』
時折鏡に向かって囁いていて、恐ろしい光景に俯くと静かに自室へ荷物を置きに向かった。慣れない仕事で疲れていた俺はそのままベットにダイブした。
眠い…結局滞在中時差ボケが治らないまま帰国した。そう言えば明日辺りベットが届くって言ってたな…
いつの間にか寝てしまっていたようで、人の気配を感じて目覚めた俺の視界に入って来たのは、ベットを覗き込む亮平のドアップだった。驚いて声をあげるとニコニコして微笑んでいる姿が返って怖い。
亮平💚『おかえり?どうして声かけてくれなかったの?』
翔太💙『えっ?ごめん気付かなかった////たっ只今』
気付かなかったフリをして、咄嗟に嘘をついてしまった…ゆっくりと右膝をベットに乗せるとギシッと軋む音がしてさらに亮平が近付いてくると嬉しそうに潤んだ瞳で俺を見ると、頬を撫でて全身がベットの上に乗ると俺の上に跨った。
亮平💚『はぁ…翔太からの〝おはよう〟かどれだけ寂しかった分かる?漸く時差がなくなったね』
なんて言うのが正解だろう?ここで選択を誤ると大変な事になりそうだ。
翔太💙『4日ぶりだね会いたかった』
亮平💚『正確には4日と17時間35分ぶりだよ💢』
翔太💙『えっと…俺も凄く寂しかった』
亮平💚『そう?蓮と楽しそうだったけど💢』
何を言っても戦闘モードの亮平に安全な回答はなさそうなので大人しく口を閉じる事にした。
亮平はイヤらしく俺の身体を足元からなぞるように触ると瞳がぶつかる。
亮平💚『俺だけが寂しかった?心も離れてない?翔太とタイムラグがあるなんて辛かったんだよ?』
7時間近くあったミラノとの時差は亮平を孤独にさせるには十分過ぎたみたいだ。仕事とは言え煌びやかな世界で綺麗に着飾った俺をメディアで見た亮平は、改めて遠いミラノにいる俺のことを相当に心配していた事が伺えた。そこに飛び込んできた写真の数々に平静でいられる筈もない事も理解できる…だけど…
翔太💙『あれは蓮が勝手にアプリで作った…』
亮平💚『分かってる。キスの写真も生成AIの仕業かな?ここに居るのは本当に翔太?確かめてみようか?』
静かに怒る亮平は…怖い。
亮平 side
普段シンプルなデザインを好む翔太がTOD’Sのバックを提げてレザージャケットを羽織った姿を送ってきた。オシャレ翔太は可愛いと言うよりカッコよかった。マンションに帰って来た翔太はミラノの雰囲気を少し残したいつもより差し色多めので装いだった。明るい髪色が何だかチャラ男に見えて少しイラつかせた。
亮平💚『本当に翔太?確かめてみようか?』
翔太💙『えっ待って//…翔太です!』
何言ってるのこの子本気かな?面白い子。ベルトを外すカチャカチャという音が鳴ると頬を紅潮させた翔太は赤みがかった大人びた茶髪には似つかわしくない子供のように恥じらう顔を両手で覆うと 〝翔太だってばぁ〟何て言って可愛すぎるゾ////
4日と17時間35分ぶりの翔太らしき男の子の首筋に顔を埋めると俺と同じ香水の匂いがほのかに香った。
亮平💚『香水変えたの?』
モジモジと恥ずかしそうにした翔太は〝寂しくないように…ちょっとだけ亮平の借りたぁ〟また両手で顔を覆った。どこまでも愛おしく可愛い…
亮平💚『で寂しくなかったの?』
〝余計に寂しくなった…〟さっきまでのイライラは何処へやら?全くこの子ったらずるい。愛おしさはどこから溢れてくるんだろう。翔太に夢中すぎる俺は熱くなった頬を、顔を覆う翔太の冷たい手で冷やすと、触れるだけのキスをした。
翔太💙『それだけで翔太って分かる?もっとキスしないと分からないよ////』
亮平💚『ねぇキュン死にしちゃう////』
〝それは大変だ!〟と下ろしかけのズボンを早速さと持ち上げるその手首を掴んで阻止すると潤んだ瞳が不安そうに揺らいだ。〝イヤ?〟そうじゃないと顔を左右に振ると何やらモジモジしている。
翔太💙『お風呂行きたいんだけど…お掃除したばかりでしょ…』
亮平💚『あら何言ってるの?構わないよ入る?』
翔太💙『いや、一人で入りたいんだけど…うちのお風呂恥ずかし過ぎる…』
〝あっそ〟抱き抱えてお風呂場に向かうと足をバタつかせて暴れた。
亮平💚『恥ずかしいのはお互い様//俺だってドキドキが止まんないくらい恥ずかしいよ?』
翔太💙『本当?』
嘘だけど…ドキドキしてるのは本当///
翔太は胸を抑えて〝俺もドキドキする〟と言うと大人しく 脱衣場に立たった。
〝ばんざーい〟と大きな声で言うと思わず反応した翔太は勢いよく両手を上げた。ふふっ子供みたい。服を脱がすたびに恥ずかしそうだ。その後は翔太からのバンザイ返しを受け二人小走りでお風呂場に向かうと浴槽が溜まる間二人で洗いっこする。
翔太💙『今日お仕事じゃなかった?』
亮平💚『うん、急遽撮影が延期になったんだよ。思いがけずお休み頂いてます』
〝亮平って謙虚だよねそう言う物言い大好きキュンきゅんする〟と翔太は意味不明な事を言ってる。立ったままお互いの頭をもっこもっこの泡で洗うと、何やら下半身に当たるものがあるが、こちらもお互い様なので暫く放っておく。
身体を洗いっこする頃には無視できない主張をするソコは二人とも5日分の抱擁に興奮していることが窺い知ることができる。
どちらからともなく始まったキスが熱を帯びガラス張りの浴室に湯気が立ち込め靄をかけると、触れ合う唇からは水音が鳴り響いた。
舌を絡ませ抱き合わせると歯列をなぞった翔太の舌が俺の首筋を這った。珍しく積極的な翔太に応えるように胸の飾りを摘むと首に当たる翔太の吐息が荒くなりくすぐったかった。
互いの屹立が交錯するように重なり合うと、二本のモノを同時に掴み、擦り上げればゾクゾクと快感が押し寄せ、肩を窄めた翔太も同じように感じているのだと分かるとまた愛おしさが込み上げてくる。
泡だらけで見えなくなるといつもより恥ずかしさが和らいで、大胆になると翔太の手が伸びてきて二人で屹立を掴むと扱き合ってほぼ同時に白濁を放った。
シャワーで泡を落とせばガラス張りの風呂場は蒸気で高揚した翔太の身体を隠すと目の前の鏡には艶めいたイヤらしく湿り気を帯びた2人の身体が映し出された。
棚から取り出したローションを翔太の後孔に塗り込むと、ガラス張りの壁に翔太の小さな手型が付いた。侵入してくる指に小さく鳴いた翔太はお尻を突き出して快楽に身を置くと、曇ったガラスの壁に翔太が快楽へと堕ちていく痕跡が残った。
翔太💙『ンンンッ!あっあん//あん…亮平イッちゃぅ…ンンンンッ!』
屹立を扱きながら隘路の中を掻き回された翔太は喘ぎ声を高らかに叫ぶと再び白濁を放った。
呼吸が整う前に向き直って跪いた翔太は俺の屹立を口に含むと、イヤらしく反応を見ながら上目遣いで扱いた。
先端から溢れ出す先走りを舌先で見せ付けるように舐めとると一気に含んで顔を上下に動かした。
労うように頭を撫でると嬉しそうな表情を一瞬浮かべた翔太は次の瞬間にはイヤらしい顔つきに変わり激しく手で掴んで一気に扱くと口内で白濁を受け止めた。ゴクリと喉仏を上下させて飲み込むと立ち上がってギュッと抱きついた。
湯船に入り浴槽の淵を掴んだ翔太の後孔から侵入する。腰を掴んでゆっくりと抽挿を繰り返す。翔太はダラシなく口を開けたまま鳴き続けると、気持ちよさそうに腰を反り天高く頭を持ち上げ揺蕩う。
翔太💙『ンンンンッ気持ちイイ//亮平もっとキテ…あん////奥まで届いてるよ////』
亮平💚『俺も気持ちイイよ//可愛い翔太…ごめんもうムリそう…////』
翔太💙『ヤダぁ//まだイかないで…ンンンッやん//』
律動を早め翔太の中に白濁を放つと繋がったまま後ろから抱き竦めて翔太の背中に謝罪する。〝ごめんね…早かった?〟愛おしそうに伸びてきた手を取ると〝モッカイしてくれるなら許してあげる//〟と言って再び愛し合った。
タイムラグがあるだけで不安になるのは何でだろう。遠く離れた場所に居るだけで同じ時間軸にいる事には変わりないのに、7時間進んだ先に居た俺は翔太からの〝おはよう〟に恐ろしく孤独を感じた。布団に横になり〝おやすみ〟を言いかけた俺は思わず布団から足を出して7時間遅れてくる翔太を待ち侘びた。
少しだけ強くなったと思っていた俺の心は最も簡単に付き合いたての頃のように心細くて自信のない情けない亮平になっていく。
ミラノから帰ってくる頃にはちょっとだけ逞しくなった亮平になるからと・・・
待ち侘びたミラノ帰りの彼女と繋がった俺は、今日もせっせとお風呂場を磨いている。
亮平💚『.•*¨*•.¸¸♬ふんふんふっふん♪•*¨*•.¸¸♪』
時折隣の脱衣場から聞こえてくる洗面台を磨く翔太の鼻歌とハミングしながら・・・
コメント
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ミラノで🖤には襲われなかったのね。徐々に大人しくなってる🖤に物足りなさも感じつつ🤣🤣でも、💚💙やっぱ可愛いな、早いのもイイな。