あーーーーーーーーーーはっず
少しずつ考える事が出来るようになってきた
てかあんなに殺せ殺せとかやべぇだろ
てか今,俺何処に居んの?
何も見えねー
あーあ
いつも居てくれた親友も出て来ないし
『ねーぇーシャラックー拗ねてるー?』
ぁーこりゃ拗ねてんなぁ
3日くらいはガン無視してたし
『照矢ー僕ー寂しいなぁーー』
『なぁーー寂しいー』
『喋ってーー無視したのはごめんってー』
『シュラックーーーーーーーーーーーーー』
『シューーーーーーーーーーーーーーーーーラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーックーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!寂しいいぃいいいいいいいいい!い!い!い!!!!!!!!!!!!!!僕泣いちゃうよぉおおおおおおおおお」
スッと気配がする
『シュラ…誰ぁれ?』
「。」
こりゃあ人だなぁーーてか絶対ドン引かれてる
『聞いてタァ?』
「。」
『恥ずかしいなぁぁア』
「。」
『アハハぁ!…はぁ…』
喋ってたら疲れた
寝よ
「寝るな」
『うぇっえーーー』
「お前の目,見せろ」
『何でー』
「お前が異常だからに決まってんだろ」
『ふぇーーー』
「…」
また黙った
『無視さんとてょおおおおお』
通訳( 無視せんといてよ)
「はぁ…アンタを,照矢,貴様はこちら側に来てもらう」
『んー?どゆこおとぉー』
「私は国と繋がっている,つまり貴様が逃げてもこの事を言っても簡単に捕まるぞ」
『そうじゃなくてさぁー』
「私は貴様が嫌いだ」
うーん駄目だ,話が通じない
どーしよ
「貴様の目は…神眼と言って神を見る事ができる」
『へーー』
「それだけじゃない,神眼は神が身を隠しても見えてしまう」
「つまりだ」
「それを故に貴様は神々に狙われる」
「こちらは貴様の安全を確保する」
「だから貴様はこちら側に来い」
『はぁーーい』
「そうか」
『…』
「疲れたね」
『…嗚呼』
とりあえずあのガキを孤児院にやろうってなったのは良いが…
手続きとかあんなに掛かるのか
そりゃぁ出会い方したせいで余計に時間をかける…よな
アレックスが水が入ったコップを持って来た
「はい」
『…ありがとう』
コップを手に取り軽く口に付ける
毒は入ってないなぁ
軽く飲みながらアレックスをチラ見する
こっちを見てた
『何?』
「あっイヤ,ナンデモナイヨ!」
嘘ヘッタクソだなー
慌てて顔を晒してそそくさと何処かに行ってしまった
「〜〜〜…」
アレックスが顔に手を当てる
「…えー何?青春?」
レイがニヤニヤしながらアレックスに近づく
「…違う…」
「じゃあ何?」
アレックスの隣に腰をかける
しばらく黙ってから言った
「…あの子って本当に人間なのかなって」
深妙な顔で言う
「あーーーー勘づいちゃった?」
「知ってたんですか?」
「いやぁーだって今までの行動を見て人間が出来る事じゃないでしょ」
双子を探す時や集合体の時
「気配察知や反射神経,運動神経,頭脳…優れてるだけとは思えないんだよね」
「まぁでも,まだ確証は得られない,あの子の能力もまだ良く分からないんだから…」
「そういえばあの人の能力って…」
「良く分からない?」
能力は何だろうか.そう言おうとしたが良く分からない
そう確かに言った
「んーまぁアンタなら言っていいか…あの子の能力はね
『…』
寮生活
家賃がめちゃくちゃ安い
水道もしっかり出る
引越しして良かった
顔を洗い歯磨きをする
そういえば何か体が冷んやりするなぁー
『…』
後ろを向かずに待っていたコップを後ろに投げる
ガシャンー!バリーン!
割れたり何かが倒れるような音が聞こえる
無言で音の発生源と思われる部屋につき思いっきり扉を開ける
「何事!?」
レイさんが言う
『…すみません,ゴキブリが居たので』
「殺した!?」
『は,はい…』
「…なら良いけど,あっ怪我してない?
『そんくらいで怪我はしませんよ』
「ふーん…へぇーーじゃあね」
『さようなら』
そう言ってレイさんは部屋から出て行った
サッサッサッ
箒を吐きながらチラリと横を見る
『で,いつから居た?』
股間を押さえていて顔が青ざめている男
何も答えない
右手を握り潰す
「あ”ぁ”!っ」
『質問に答えなければ骨を折る』
キッとこちらを睨みつけている
「…っ…あんた…が新人…でッ新人会とやらの時だよ…グゥ…」
痛みで言葉が途切れ途切れになっている
聞き取りずれぇしちゃんと喋ってくんねぇかなぁー
骨折ったくらいで大袈裟なんだよ(コイツは痛覚が耐性あるだけなので先程の奴は骨を折られて喋れてるだけで立派です)
『…じゃあ札を貼り替えた時のあの冷んやり感…お前だったのか』
違和感があったら覚えてはいたが…簡単に背後を取られてしまった
『てか何もんだよ』
「…」
左足を蹴って骨を砕く
「ガッ!?、」
『答えなければ骨を折る』
「…グ…」
右足を折る
『答えろと言っているだろうが』
「ガ…ひゅっ…あ”っ…お…れは」
左足を足で踏みつけグリグリと骨を更に傷ませる
「あ”ぁ”!」
『喋れ,殺すぞ』
「…」
喋らない
いや違う
気絶してる
『はぁー面倒くさ』
男を縛る
とりあえず…レイさんに押し付けておこ
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