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楠本勇人は優希が心配してたらしい。もう出張行かないで欲しいと
「優希」
「実家に行ってなよ」
「なんでそんな事言うのよ!」
「真凜が起きるって」
「何よ。真凜と私が出ていけって事?…」
「言ってないって」
優希?…
「泣くなよ…ごめん俺が狙われたのはお前の親父さんが警察にいるからだ…」
「え?…意味わからないよきちんと説明してくれる?…」
「だから君も狙われるからだ」
「ねぇ勇人さん、もし私が…」
ガサッ
勇人さん…伏せて
え?…
飛んできた鋼の槍が…
優希~!
「お前…誰だ!」
よう姉ちゃん…
「海人?…」
「親父からの伝吾だよ姉ちゃんのとこに泊まれって言われたよ笑っ」
「海人君…大きくなったよな」
「痩せすぎの勇人兄さんより俺の方が大きくなったからな。そこに猫がいたから追い出したよ」
猫?…
「最近野良猫いるよ…」
「さっき勇人兄さんの眼が光ったな」
「そういえば視力が良くなったかな…」
「あーんしてみてくれる?」
あーん
やっぱり…
「何が?…」
「刑事さんに治療してもらったでしょ笑っ」
「加納警部が見えたな…」
「あったの?」
「娘さん達、姉妹仲良かった」
美人でしょ笑っ杏奈、友華お母さん似だよ。
「姉ちゃんご飯あるか?」
「試験どうだったのか」
「そうだね」
合格したよ今度専門校に入るから。
「どこ目指した?」
親父みたいになりたい笑っ
警察?…
お父さんの跡継ぎするでしょ。
海人ホラメンチカツ、ご飯、
ありがとう~笑っさすが姉さん、
タッパー開けたら、
いいにおい…
「へ?すき焼き丼にするのか…」
「母さんがしてたから残り物なら良いでしょって」
お母さん若いよな優希?…
「私お父さんに似てるからね」
「姉貴お母さん似だし」
ご飯おかわり~笑っ
凄いな義兄さんも食べないと強くなれないよ。
優希俺にもラーメンあるか?
「うどんあるけど…」
「姉さん俺も食べたい!」
「良いよ作るから待っててね」
コツッ
ベランダの窓ガラスに何かあたった。
カーテンを開いた。
なんだ?…猫がいる…
海人~!
義兄さん…
眼が光ったな…
おい…楠本…
誰だ!
康介だよ…
え?…
姉さん包丁持ってこい!
ちょっと待ってよ!…ニュースでやってた。永沢康介さんよね…
え?…飛び降り自殺したってニュースで流れたよ…
消えた…
それより…ひとり、久野雅巳がいないって事は…
ちょっと待ってよ義兄さん…
猫を抱いた。この猫は?…
さっきもいたな…
頭を撫でた…
ナニヤ…
見てた猫の前で久野と永沢が揉めた
なぁ金貸せよ雅巳、
お前に貸すお金ないよ。真純が結婚するから、
さて帰るよ…親にたかれよ笑っ
後ろからナイフを出して。背中からひとつき刺した。
康介?…何する…
心臓めがけて、
お前が一番達悪い男だな金金貯めやがって。俺が貸した五万よこせよ!!
五回刺した。
…勇人…
この猫が観てたな…
嘘…結婚式に来てくれたのよね…
白猫…
ニャン…ゴロゴロ