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コメント
7件

最っ高すぎる😭
実際であってほしい! めめあべちゃん尊い💚🖤なんでこんなに尊いのかな•́ω•̀)? 続き楽しみー

翔太とラウ やっぱりな… あべに会いに行くめめが優しい🥰 続き楽しみ😊 特定のメンバーだけでなく みんなでワチャワチャして癒されて欲しいな
mg.side
ずっと、飛行機の椅子に座っていたからだろうか。
立った瞬間、足がびりびりと痺れる。
空港の中に入った瞬間、一気に懐かしさが蘇る。
俺はスタッフの方に取ってもらったキャリーケースを手に、星が綺麗に写る空を見上げた。
「…もう、空が暗いんだ。」
腕につけた時計を見ると、時刻は午後8時42分…くらい。
カナダは雲が一切無い、すこし暗がかった晴天が印象に残る朝やけだったのに、日本はもう夜なのかと思うと、時差ってほんとすごいな、と自然に感心する。
…まだ、起きているだろうか。
もしかしたら…という淡い期待を胸に抱いて、俺はマネージャーの車に乗った。
ab.side
午後9時12分。
机の上に置いていたスマホがぴろんと鳴る。
ん?なんだろ、とスマホを手に取って画面を見ると、翔太から一通のメール。
wt『目黒を迎えに行ってきた。』
え、と思わず口からこぼれる。
もう、めめ帰ってきてたの…?
メンバー全員で管理しあっているスケジュールには「目黒一時帰国。」とだけしか書いておらず、何時か分からなくて会いに行けなかった。
いいな…っていう一言は飲み込んで、翔太にメッセージを送る。
「そうなの?
めめ、元気そうだった?」
俺がぽん、と送信すると珍しくすぐに既読がつく。
wt『おー、元気そうだった。』
元気そうなんだ。
なら良かった。って、翔太にメッセージを送信すると、ラウールも会えて嬉しそうだった。って送られてきて、目黒に抱きつくラウールを想像して、思わず笑ってしまった。
可愛いな。微笑ましいな。なんてことを考えていたら、またもや一通のメールが届きました。という通知が届く。
今、メッセージのやり取りをしているのは、翔太だから、翔太以外の人だよな。
ラウールかな?そう思いながらトーク画面を開いた瞬間、とくん、と胸が鳴る。
メッセージを送ってきたのは、めめだった。
mg『久しぶり』
たった、一言。
それでも、メッセージをくれたことが嬉しかった。
すぐに返信する。
「久しぶり、帰ってきてたんだね。」
そう返信するとすぐに既読がつく。
翔太より早いな。
mg『うん』
「そっか」
mg『翔太くんとラウールが来てくれた。』
「翔太から聞いたよ。俺も行きたかった。」
mg『そっか』
本当に、他愛もない会話かもしれない。
それでも、俺は嬉しくて。
めめがカナダに行ってから、LINEのやり取りはしていたけれど、ほんとにちょっとで。
おはよう、おやすみ。それくらい。
だから、だからこそ、少し長めに会話できていることが嬉しかった。
「めめに、会いたい。」
一言、送信する。
既読がすぐにつく。
でも、途中で無性に恥ずかしくなって送信取り消しを押す。
「ごめん、やっぱりなんでもない。
忘れて」
mg『玄関開けてくれない?』
「は?」
mg『今家の前に居るから。』
えっ?はっ?
全くその言葉に理解出来ないまま、玄関に行って鍵を開ける。
mg「あべちゃん」
玄関の扉を開けると、そこには、スマホを握る、目黒が立っていた。
「は…?な、んで?」
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mg「あべちゃんと一緒、会いたくなっちゃった。」
そう言って優しく、微笑む目黒に、俺はその場で抱きしめられた。