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レイ「優歌~!」
優歌「うわ、どうしたの?そんなに抱きついて」
レイ「うぅ…」
レイ「この間の帰り道に変な物見つけて…」
優歌「変な物?」
レイ「うん、何か…人にそっくりでカクカクしてた」
優歌「え~っと…良く分からないけど…とりあえず落ち着こ?」
レイ「うん」
優歌「んで、その変な物って何?」
レイ「ロボットみたいだった」
優歌(なんだロボットか)
レイ「ごみ捨て場に置いてあった」
優歌「ごみ捨て場?」
レイ「うん、見たら分かるよ」
優歌「ちょっと怖そう…ね…」
レイ「広瀬ちゃんもあれを見たらしくて」
優歌「広瀬さんってこの間の?」
レイ「うん、触ったら目が光ったとか」
優歌「好奇心旺盛なんだね」
レイ「昔から好奇心高め何だよね」
レイ「だけど怖くなってその場を後にしたらしい」
優歌「ん~…ちょっと気になる…」
レイ「見に行ってみる?3人で」
優歌「3人?」
レイ「私と優歌と広瀬ちゃんで」
優歌「でも広瀬さんは忙しいんじゃ?」
レイ「大丈夫だと思う」
優歌「そっか…じゃあ今度行ってみよ」
レイ「だね」
次の日3人でロボットのところに行く事にした
優歌「昨日…レイが言ってたロボットってこれ?」
レイ「うん」
広瀬「この間よりも少しやつれてるような…」
優歌「見た目は女の子っぽいよ?」
広瀬「ロボットって言うより人工知能に近いのかな…?」
レイ「ん~、一旦下ろしてみよう」
2人「え?」
優歌「危ないから辞めといた方が…」
レイ「だ、大丈夫!」
ロボット?「カ…」
広瀬「待って2人とも、なんか喋ってる」
レイ「え?」
ロボット?「…ん…キ…」
ロボットは何か言いたそうにしていたがノイズも混じっていて少し聞き取りにくかった…
レイ「博士とか来てくれないかな…?」
優歌「そんな都合良く来るわけ…」
?「君たち、そこで何をしている?」
レイ「え?いや、その…」
?「そこに居るのは何だろうか…?」
優歌「偶然見つけて…その…」
?「なるほど…この子は人工知能だね」
?「こんなになってしまって…」
広瀬「あ、あの!あなたは!」
?「私?あ~、すまん…名乗るのを忘れてしまったな」
柚木「私の名前は柚木だ」
広瀬「柚木…さん?」
柚木「あぁ、さっきは驚かせてしまって申し訳ない」
レイ「大丈夫…です…」
優歌「さっきの口調とは全然違う」
柚木「その…何だ…アニメの影響って言うか…」
柚木「す、少しこのロボットを見させてもらう」
レイ「無理に触ったら壊れ…」
柚木「ん?大丈夫大丈夫、そんなすぐには…」
ガタッ!
4人「あ…」
優歌「えっと…持ちましょうか…?」
柚木「すまない…」
レイ「じゃあ私も」
広瀬「私も」
柚木「ありがとう…この子を私の研究所まで運んでもらえないか?」
レイ「研究所?」
柚木「あぁ、案内するよ」
結局博士っぽい人に着いていくことにした
柚木「ここが私の研究所だ」
広瀬「初めて見た」
優歌「んね」
柚木「さ、入りたまえ、雨で濡れると大変だからな」
優歌「結構優しそうな人?」
レイ「かもしれない」
柚木「ん~、このロボットは違うところで作られた可能性があるな」
レイ「違うところ?」
柚木「私の推測だが、その人たちは作ったのは良いけど他のが出来て捨てた可能性もある」
優歌「それは…酷いですね」
柚木「このへこみ具合からして何かでかい物がぶつかった衝撃で出来たもの」
柚木「普通ならありえんがな…」
広瀬「物知りですね」
柚木「こう見えて博士だからね」
柚木「このロボットは私が見ておくから皆はお風呂に入ってきなよ」
レイ「良いんですか?」
柚木「風邪を引いてしまっては親が心配するだろ?」
レイ「じ、じゃ、お言葉に甘えて」
優歌「じゃあ、私も…」
柚木「うん、行ってらっしゃい」
広瀬「すみませんこんなにも親切に…」
柚木「な~に、たいした事はない。」
広瀬「あの…そのロボットは…治るとしたら…いつ頃ですか?」
柚木「ん~…結構錆びてたり線が切れてたりしてるから結構かかるかもしれない…」
広瀬「じゃあ、私も手伝います!」
柚木「え?いいよ、危ないし」
広瀬「結構こう言うの得意なんですよね!」
柚木「は、はぁ…じゃぁ少しだけ…」
広瀬「ありがとうございます」
優歌「はぁ~悪い人ではなさそうだね」
レイ「うん、こんなに親切にしてもらって…」
レイ「でもあのロボット…」
優歌「ん~?」
レイ「いや…その…何でもない…///」
優歌「久々にレイの顔が赤くなるの見た。」
レイ「だ、だって…その…恥ずかしい…」
優歌「この間も一緒に入ったから慣れたと思ってた」
レイ「…///」
優歌「頭と体洗ってあげようか」
レイ「ひ、1人で出来る…./」
優歌「そ~か…それにしてもレイがあんなに真剣になってるの初めて見たよ」
レイ「へへ~、そうかな~」
優歌「うん、可愛かったから良いけど」
レイ「ツ…///」
優歌「あれ?レイ?レイ~!?」
広瀬&柚木「!?」
広瀬「大丈夫!?」
柚木「あらら、のぼせちゃったのね…でも数分後には復活してるよ」
柚木「そこで休んでて」
優歌「はい…所で…さっきのロボットは?」
柚木「あぁ~見てくれ!」
ロボットは最初見た時よりも綺麗になっていた。
柚木「この子も少し手伝ってもらってね…」
優歌「広瀬さんも?」
広瀬「うん、こう言うの結構好きでさ」
優歌「そうなんだね」
柚木「まだ歩く事は出来ないが…言葉は喋れるようになったぞ」
ロボット「初めまして、私ヒロカって言います」
優歌「おお!結構可愛い」
ヒロカ「あ、ありがとう…」
柚木「しばらくはこっちで見とくから君達は家に帰ろうか、親が心配してるだろう」
柚木「私の車で送っていって上げる」
優歌&広瀬「あ、ありがとう…ございます」
車でそれぞれの家に見送ってもらった。夜になってたって事もあり、こっぴどく親にしかられた。
柚木「あのロボットの完成次第連絡するよ。」
広瀬「分かりました」
柚木「じゃあね~」
優歌「ありがとうございました」