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瑠璃「よし、行こう、!」
俺、瑠璃は極力小さな声で、でもしっかりと発音する。
これは俺の意思表示みたいなものだからね。
しっかり決めとかないと!
今の時刻は朝の6時。
俺がこんなに早起きなのは珍しい。
いつもはもうちょっと遅いからね。
みんなにバレないように静かに進まないと⋯
そうそう、こんなに早く出かけるのはみんなにバレないようにするためでもある。
メンヘラちびペンギン、感が鋭いからおきてこないかな、、?
もしそうなったらお説教コースだね、、
もうこの前のお化け屋敷よりずっと怖いよ。
恐怖のペンネのお説教ほど怖いものはない。
いや、ドM先輩のかっこかわよさのほうが底しれなくて怖いか〜w
あの人ホントなんなの、!
いろいろと鳥肌立つんですけど、、
なーんてことを考えてたらあっという間に玄関まで到着。
静かにそーっと外へ出る。
そうしたら俺は解放状態!
もうすでに家出して悪い子としてるから怖いもんなしだね!
へへ、沢山探検するぞ〜!
まずは朝の散歩でもしよっかな〜。
こんな時間に散歩するなんて初めて。
いつもは『まだ寝るぅ〜、、』とか言ってる時間。
今も少し眠いけど目は冴えてるから大丈夫でしょ!
にしても空気澄んでるな〜。
さっすが朝だね!
このまんま朝日見よっかな。
朝のお散歩さいこー!
ゆず「あーあ、ひまだな、、散歩でも行こっかな。」
私、ゆずは散歩に出かけることにした。
今日はお休みの日なんだけどやることがなくってさ。
暇だからお散歩でも行こーって。
今は10時ぐらい。
今から出発すれば11時ごろには帰ってこれるかな。
よし、準備もできたし行こう!
ゆず「いってきまーす!」
まずはコンビニでも行こっかな。
ゆず「それじゃ、一番近くのコンビニを目指して出発進行〜!」
にしても休日は人多いな〜。
そんな事をぼんやり考えていると見たことある人影が一つ動いた。
(あれ?もしかして___)
瑠璃ち?
どうしてこんな時間に一人で居るんだろう?
普通だったら誰かと居るよね?
ぺんちゃんとか紅優さんとか。
そうでなくても誰かとは居るはず。
とにかく一人で居るのはへんだよ。
ついて行ってみよっかな⋯
何やってるのか気になるしね〜⋯w
へっへっへ、、コンビニなんかやめて尾行開始〜!
瑠璃ち、ほんとにどこまで行くの⋯、
私、ゆずはあれからずっと瑠璃ちに着いて行ってるんだけど全然止まる気配がない。
でも目的地があるわけでもなさそうなんだよな〜。
ただただまっすぐ突き進んで歩くだけ。
別に走りもしなければゆっくりになることもないから着いて行くには楽なんだけどね。
何考えてるのかが全くわからない。
なんで一人でいるのかもまだわからないまま1時間経っちゃった。
ちなみに私と瑠璃ちの距離は少し遠めに離れてる。
なんかあったら怖いからね。
なんて言われるやら。
まぁでも人が多いからそんなバレることはないと思うk__
ゆら「ばぁ~。」
ゆず「ぅえe、ふごっ!?んーー!」
ゆら!?
なんでここに!?
しかも急に来て口ふさがれたし!
そもそもなんで一人なの!?
色々疑問が多すぎるよ〜!
ゆら「バレちゃうでしょ、静かに。」
あ、そっか。
だから口塞いでくれたんか。
感謝しないとね。
ゆず「ゆらちゃん、なんでこんなところに!?」
とりあえず1つ目の疑問を投げる。
ゆら「ふっふっふ〜、それはね_」
ゆらの話によると今日は美音ちゃんとわわちゃんといっしょに町探検してたんだって。
偶然、三人ともこの春に引っ越してきたばっかりなんだって。
だからこの町を探検することにしたらしいの。
私もこの春引っ越してきた人だから親近感湧くなぁ〜。
この町、観光名所としても有名らしいしね。
そんな感じで昨日の夜に突如町探検することが決まったんだって。
それで今はその帰りらしい。
つまり、そのときにたまたま私を発見してくれたらしくそれで飛びついてきたと。
なるほどね、納得。
ゆら「あ、それでなんだけどさ。瑠璃が最近暗いからそれに付いてきたって言うのもあるの。一人だけだったから不安だったし。」
ゆず「えっ?ゆらも?」
でも確かにゆらが教えてくれたから私も知ってるわけだし、それもそっか。
ゆら「学校でもなんか元気がない感じなんだよね。一人だし逃げてきたのかな?」
あ~、たしかに〜!
ゆず「それなら納得!帰ったら怒られちゃうんじゃない?」
ゆら「たしかに、ペンネ怒ったら怖そうだしw」
にしても不安は不安だな。
ゆず「ね、瑠璃ちこのまんま一人じゃ心配だからついていこうよ。」
ゆら「いいよー、一人だけじゃ怖いもんね。着いていこう。」
でも目的もなくついていくのも大変だなぁ。
まぁ不安だからついていくけど。
そんな事をぼんやり考えていると瑠璃ちが角の先のを曲がった!
ゆず「ゆら!」
ゆら「うん!」
ちっちゃい子、かわいいな〜。
俺、瑠璃はぼんやり日向ぼっこしてるとこ。
公園のベンチに座ると太陽がぽかぽか暖かくて気持ちいい。
こうやってると平和だねぇ。
のんびりいられるのっていいよね。
今は遊具の近くのベンチに居るからちびっこたちが遊んでるのを眺めてる。
無邪気に遊んでて楽しそう。
いいな〜、俺も遊ぼっかな。
んー、でもめんどくさいしな〜。
ボーっとしてるのが一番か。
このまんまでいよーっと。
⋯あっ、あの子転んじゃった。
見た目からして、たぶん幼稚園生ぐらいの子かな。
滑り台を滑ってたら着地に失敗して転んじゃったみたい。
大丈夫かな、どうしよう、
俺が行ったら迷惑かな、でも心配だし可哀想、
あーもう、どうしたらいいの!
お母さんはいないみたい。
周囲の人達はみんな見て見ぬふり。
どうしよう、どうしたらいいっ?
どうすればあの子が泣き止む?
話しかける?
ううん、余計泣いちゃうかも。
__そんなとき、見覚えがある2つの影が動いた。
あれは_ゆずちゃんとゆらちゃん?
なんでここに!?
戸惑いが隠せない俺には見向きもせずさっきの泣いちゃってる子をあやしてる。
⋯二人はすごいな、行動力があって。
俺にはできない。
しかもちゃんと泣き止ませて一緒に遊んであげてる。
周りに居た子も一緒に楽しそうに遊んでる。
俺はただ見てて悩んで行動に移せなかっただけ。
あの2人には敵わないな⋯w
それからしばらくして気がついたときには公園を出て元の道を歩いていた。
なんだかあの2人のすごさに圧倒されちゃった。
あの二人の近くにいると俺が弱く見えて怖いんだ。
しばらく公園に行くのはやめておこう、
ゆら「あっ、あの子泣いてる!」
私、ゆらは少し遅れてくたゆずに状況を説明する。
ゆず「えぇえ!?瑠璃ちは!?」
ゆら「あそこに居いるから大丈夫!それより泣いてる子をなんとかしないと!」
なにがあったんだろう?
ゆず「どっ、どうしたの?大丈夫?」
わ、行動が早い。
でもゆずも慌ててるせいで男の子はもっと泣いちゃった。
ゆら「どこかいたいの?心配しないで、大丈夫だよ、大丈夫。」
ゆっくりゆっくり話しかける。
そしたら安心したのかだんだん泣き止んできた。
ゆず「ゆら、すごい⋯!」
ゆら「へへっ、まーね。」
すごいなぁ、私じゃもっと不安にさせちゃったよね。
ゆら「君の名前は?お母さんはいる?」
うるあ「あまひよく、うるあ、、」
うるあくん、っと。
覚えとかないと⋯!
ゆら「うるあくんね。ありがとう。どうして泣いてたの?」
あ、それ気になる!
うるあ「それは、ころんじゃって、、ひざいたいの、」
だからか、膝から血が出てる。
ゆず「洗ったほうがいいかな⋯?絆創膏は持ってるよ。」
ゆら「そうだね、洗いに行こっか。」
そういいながらゆらはバックの中をごそごそ。
ゆら「よし、うるあ歩ける?」
うるあ「あるける、!」
歩ける?
よかった~。
ゆず「行こっか、!」
そんなこんなでうるあの手当が終わって帰ってきた頃。
瑠璃ちはいなくなってベンチにはキーホルダーが一つ。
くまのアクリルキーホルダーだ、
これ、瑠璃ちのだよね⋯
帰っちゃったのかな。
私とゆらはキーホルダーを預かっておいた。
うるあはあのあときちんと帰ってお母さんとも連絡を取っておいた。
また会えるといいな〜。
瑠璃ちは見失っちゃったけどきっと家に帰ってると思う。
もうお昼だし流石に家にいるよね。
コメント
6件

色々と感想はありますが神でした。 そして、滑り台の着地失敗か、、、自分もあります(山から繋がるめちゃ長いやつ)
誰かの強さを感じてどうしようもなく嫉妬が沸き上がってきて_の下り 共感しかない~。
妄想でできたらなーとか考えてたことをストーリー内で存分にやってんのやめれる??? なんでゆずちゃんそんなに俺の事わかんの???