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もうすぐ5時半か、お風呂の準備しないとかな。
でもやりたくないな〜、めんどくさいぃ〜、
私、ゆずはそんなことを考えながらも動きたくなくてソファーに座りっぱなしでいた。
だってめんどくさいんだもーん。
一人暮らしって大変なんだからね〜?
でもやっぱやだー、
もっとぐでっとするんだ〜、
っと、ほぼ同時に2つの通知音が。
何だ何だ?
2つ一気にきたからおんなじような内容なのかな?
1つ目はペンちゃんから。
気になる内容は〜?
___ッッえ⋯⋯?
ほんとに⋯ッッ?
じゃあッ、、今すぐいかないとじゃんッッッ、
なんとかしないと、なんとか__
気がついたときには家を飛び出してて、どこか遠くの知らない場所に居た。
でも幸いスマホは持ってきていたからここからでもすぐに帰れそう。
それよりも、瑠璃ちを見つけないと⋯ッッ
⋯⋯あれっ、、?
10分ぐらい経ったのに返信が来ない⋯ッ?
私、ゆらはさっきゆずに報告をしたところ。
でも流石に返信するのが遅すぎるよ⋯!
いつもならもうちょっと早く返信してくれるのに。
しかも今は緊急事態だよ、ッ?
もしかして通知だけ見て一人で探しに行った⋯ッッ?
それならゆずも迷子になるんじゃ、
⋯いや、それは流石にないよ。
探しに行ってるならスマホ持ってってるはずだもん。
私も探しに行かないと⋯ッ
いない、いない、いない⋯ッッ
俺、紅優は瑠璃がいなくなってどうしたらいいかわからない、
探さないほうがいいのか、探したほうがいいのか、、
俺以外のみんなは探してる。
俺だけ、まだ迷ってる。
どうしよう、、
あいつは探してほしいと思ってるのか⋯ッ?
探さないほうがいい⋯ッッ?
それとも、一人で迷子になってる⋯⋯ッッッ?
誰かに誘拐されてたら⋯ッッッ?
どうしたらいいんだよ⋯ッ
でも、でも、今俺にできる手段は探すか、残るかの、2択だ。
だったら、なにか動いたほうがいいんじゃないかという考えが頭をよぎる。
何もしないよりかは動いたほうが確実にいい。
何もしなければ何も手に入らない、なにも得がない。
⋯⋯⋯動くか、
探そう、あいつを。
___ほんっっと、俺にはあいつがいないとだめだな、w
俺は今まで何回もあいつの笑顔に助けられてきた。
辛いときも、苦しいときも、嬉しいときも、どんなときでもあいつが近くに居た。
俺にとってあいつは太陽なんだよ、
眩しくて暖かくて、俺のことを大切にしてくれる。
⋯でも、あいつの光りに照らされて、陰が生まれる。
瑠璃に出会って毎日が楽しくてキラキラしてた。
だからこそ瑠璃と離れるのが怖い。
孤独が怖い。
一人になりたくない。
瑠璃も一緒がいい。
この想いが陰なんだよ。
太陽に照らされて、俺は陰すらも創ってたみたいだ。
怖いよ、一人になるのが。
怖いよ、あいつと一緒に居られなくなるのが。
__絶対見つける。
俺が、絶対に!
それから1時間ぐらい。
冷静になって数人に聞いて回ってみたんだけど__
ゆら『瑠璃?私も今探してるの!お昼ごろに公園のちびっ子広場のベンチの所にいたんだけどね、その後見失っちゃって_うん、それ以来見てないよ。⋯いえいえ、どういたしまして!一緒に見つけ出そ!』
ゆらに電話で来てみたら予想外に今日見かけていたらしい。
内容をよく聞いたら、ゆずと尾行してたんだとか。
お昼ごろに公園にいて、そこからの目撃情報はなし。
流石に手がかりが少なすぎる。
ゆらに電話で来てみたら予想外に今日見かけていたらしい。
内容をよく聞いたら、ゆずと尾行してたんだとか。
お昼ごろに公園にいて、そこからの目撃情報はなし。
手がかりが少なすぎる。
ゆらといっしょに尾行していたゆずにも電話してみた。
そしたら_
ゆず『あ、公園でくまのキーホルダを見つけたの。多分、瑠璃ちが落としたんじゃないかな。⋯そう、アクリルキーホルダー。、、もしかしたらだけど、公園に戻って探してるのかも。私が持ってるんだけど、__』
__だって。
じゃあ、公園にいる可能性が一番高い。
最後に目撃して、キーホルダーを探してるとしか考えようがない。
行ってみるか、公園に。
公園に向かって走る。
ここから公園まではそう遠くはない。
でも全速力で走って向かうには流石に疲れる。
息が荒くなって、気持ちだけが追い越していく。
頼むから無事でいて、その公園にいて。
お願いだよ、そこにいて。
直接連絡しても返信はなし。
公園にかけるしかない。
キーホルダーって、多分俺があげたやつかな。
だいぶ前に渡したやつなのに、大切にしてくれて嬉しい。
あいつ、もらうだけじゃなくていっぱいお返ししたいとか思ってんだろ。
だったら最初っから家にいてくれよ、w
そうすれば、それだけで安心できるのに。
それだけでうれしいのに。
それだけで幸せなのに。
公園のちびっ子広場のベンチ、
__いた⋯!
よかった、よかったよ⋯!
あーぁ視界がぼやけてうまく見えない。
でも間違えなくあいつがいる。
早く行きたいのに足がうまく動かない。
あ_、たおr__
瑠璃「_先輩!?んちょ、大丈夫!?」
あ、いる。
ちゃんとここにいるんだ。
よかった、
安心しきってバランスを崩しそうになった俺を支えてくれた。
やっぱり優しいな。
そういうところだよ、俺がひかれてるのは。
まだまともに喋れない俺にペットボトルを渡してくれる。
息も落ち着いてきた。
夏でも夕方になると急に涼しくなるもんなんだなー。
上着持ってくればよかったかも。
瑠璃「大丈夫?なんでここがわかったの?」
紅優「ゲホッ、それは〜⋯」
これは、教えたほうがいいのか⋯?w
瑠璃「なになに!?気になんじゃんか〜!教えてよぉ〜、」
あーあ、もうー、うわああーー、
紅優「俺さ、瑠璃が好きだよ。」
あ、言っちゃったーーーーーー。
うわああああああああああああ。
瑠璃「ほんとに⋯⋯?」
え、
瑠璃「ほんとに俺なんかでいいの?俺ね、不安で逃げてきたんだ。俺なんかがドM先輩につり合うわけがないって。」
そうだったの⋯?
ずっと気づかなかった、ごめんね。
嬉しさと悲しさが溢れて出てきそう。
でも、
紅優「俺は、瑠璃がいい。瑠璃だから好き。俺は好きなのは瑠璃だよ。眩しくて暖かくて太陽みたいな瑠璃が好き。俺と付き合ってください。」
瑠璃「ッッそっか⋯!ありがとう、先輩。ありがとう、ッよろしくお願いします⋯!大好きだよ、先輩!」
瑠璃は声を震わせて涙目にながら何回もお礼を言ってくれる。
紅優「どういたしまして。これからもよろしく!_俺は瑠璃っていう太陽に照らされて生きていくよ。」
瑠璃「__!うん!」
__すっかり暗くなった夜の公園に君の眩しく輝く光の花が打ち上げ花火のように咲いた。
コメント
31件
いやぁ、めちゃめちゃ貯めて貯めて読んだけどえぐい、なんか紅優ちゃんが病んでた時に言ってたことそっくりでやばい、 いや〜、あの時はやばかったなと思い出すわ、
なんでも人からもらったもの大事にしてそうだよね~瑠璃くん こんな感動告白シーンでも変わらずドM先輩呼びなのが くゆるりって感じするねw
やべ、自分で泣きそう すげぇ、!!!!!