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校長室にて。自己紹介から呪術師について説明する。
「つまり。子どもっぽい表現になるが、悪霊退治をしていると??」
「そう捉えてもらって大丈夫です。」
オールマイトと長髪男性が言っていた、金髪でひょろっとした男性に笑顔で答える。
「次はこちらの番だね。雄英高校はヒーローという職業を目指して、個性を磨く所だよ。君とは違って、ヴィランという人と戦うんだ。」
「なるほど。個性ってなんですか??」
「さっき手から爆破が起こるヤツ見たろ。ああいうのを言うんだ。」
「相澤君の言葉にもう少し説明を加えると。4歳までに獲得する超能力だよ。氷や炎を操れたり物を浮かせる事ができたりするんだ。」
「すごい。アニメみたいな話ですね。」
「そう、だね。(君も充分アニメみたいな話してるよ。)」
「ちょっと、良いかな??」
校長という動物??が机の上に双剣を置く。
「これは君の??」
「あー!!ありがとうございます!!」
「警備ロボットが見つけたんだ。」
「これがないと祓えないんです。」
「君はどんな個性いや、呪力が??」
オールマイトが質問する。
「私、呪力ないんです。」
「なのにどうして、呪術師やってる。」
長髪男性、相澤…先生の方が適当だろう。先生の視線が鋭い。
「この眼鏡を通して呪霊を見ます。で、この双剣。呪いが込められていて、これでしか祓うことができません。呪力がない変わりにフィジカルギフテッドと言って、圧倒的身体能力を持っています。」
「なるほど。あの爆豪を一瞬で組敷いた訳だ。」
校長もオールマイトも興味深い反応を示す。
「どうだい相澤君。彼女が元の世界に戻れるようになるまでA組の一員として面倒を見るのは。」
「悪くないですね。フィジカルギフテッドがアイツらにどこまで通用するか気になるところですし。」
校長の一声で、今日から🌸は雄英高校の生徒として籍を置くことになった。
「今日からしばらく、🌸もA組の一員として切磋琢磨してもらう。」
「よろしくお願いします。さっきはお騒がせしてごめんなさい。」
寮に案内され、先ほどの皆の前で自己紹介する。
「すげー!!空から来た転校生とか、アニメの話みたいじゃん!!」
金髪の男の子はじめ、皆歓声をあげる。
「八百万。すまないがしばらく🌸と部屋を共有してくれないか。」
「構いませんわ。初めまして、八百万百です。」
「八百万さん。しばらくの間、居候させてもらいます。」
「わからない事があれば、八百万に聞くと良い。」
「せ、先生。」
立ち去る相澤先生を追いかける。
「なんだ。」
「落下途中、呪霊数体を確認しました。どこかに潜んでいると思うので、今晩祓う許可を頂けませんか。」
「わかった。俺が付き添えるかわからないから他の教師にも羽柴の存在を伝えておくぞ。」
「ありがとうございます。お願いします。」
先生を見送って、八百万に部屋を案内してもらう。
「お布団を創りますわ。」
そう言って、背中から布団を出す。
「嘘!?凄い!!」
「私の個性ですの。創造といって生物以外なら何でも創れますのよ。よろしければ下着や部屋着もお創りできますが。」
「創ってください。」
「わかりましたわ。」
創ってもらった部屋着を纏い、共同スペースに降りる。そこは🌸の歓迎パーティー会場になっていて、早速歓迎会がスタートした。
「委員長の飯田天哉だ。わからないことは何でも聞いてくれ。」
それから続く自己紹介。終わって麗日が。
「なんで空から降ってきたん??」
「悪霊退治してたら、プールに引きずりこまれちゃって。」
「霊感あるん!?」
「うん。一応。」
「どうやって退治するんだ!?」
切島はじめ、男子陣も興味津々だ。🌸は腰に差してある双剣を抜く。
「これで斬るの。特殊な剣で、普通の剣じゃ退治できないの。」
全員感嘆の声をあげる。そこへ相澤先生が。
「🌸、行くぞ。」
「わかりました。皆、ありがとう。ちょっと行ってくる!!」
「気をつけて。」
緑谷が声をかけた。
「受け止めてくれてありがとね。じゃ後で!!」
先生と呪霊が落ちたであろう場所に行く。
「いません。きっと負の感情が集まるところに移動したかもです。」
「どういう所だ。」
「繁華街の空きビルとかですかね。」
「行ってみるか。」
「はい。」
一通り繁華街を観察してもいなかった。
「今日は一旦切り上げるぞ。」
「わかりました。」
そうして皆が就寝した寮に戻ったのだった。