【第2章】ー転校生ー
でも今日はいつもの「変わらない」日
では無かった。
先生がこう言った。
「今日は転校生がいます」
転校生…こんな時期に転校生?そう思った。
周りの子達はこんな感じの話をしていた。
「え?こんな時期に転校生!?珍しっ!」
「男子かな〜?女子かな〜?」
男子:可愛い子が来ますように!!
女子:イケメンが来ますように!!
ガラッとドアが開いた音がした。
そこに居たのは
顔立ちが綺麗に整った男子が立っていた。
女子:キャーーーー!!!♡
女子:え?ま?めっちゃイケメンやんww
女子:絶対仲良くなろ!!
男子:ちっ男子かよ…
男子:でもかっこよw
男子:いやまじそれなw
男子:俺仲良くなってこよっかなw
男子:おーw頑張れww
先生:自己紹介してくれるか?
蒼:はい。月城 蒼って言います。
よろしくお願いします。
先生:じゃあ月城!席は……
小鳥遊の横に座ってくれ。
蒼:はい。
え、嘘!?私の隣!?!?嫌なんだけど!?
嫌って言うのも失礼だけど……。
うぅ……絶対話せない……。
女子:ねぇ蒼君、好きな色は?好きな食べ物ある?嫌いな食べ物ある?
蒼: ……い
男子:え?なんて言った?
蒼:うるせぇな。黙ってろここは動物園か?
シーンと周りが静まり返る。
さっきまでの騒々しさが嘘みたいだ。
それよりも自己紹介の時と態度違くない!?
男子:流石に言い過ぎじゃね?w
女子:ひどーい
蒼:))無視
男子:おい、お前いい加減にしろよ?
女子:まじで最低ー。イケメンなのに…損した。
皆が月城くんの周りから居なくなっていく。
その時、カシャンと月城くんのペンが床に落ちた。
私はそれを拾い月城くんに渡した。
ほのか:月城くん、はいこれ落としたよ。
……To be continued
コメント
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気があってそうにゃん