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おはようこんにちはこんばんは
オタクだがなにか??
今日はな!
なんかな!
不穏が書きたくてな!
ふわふわ組の兄弟パロの不穏だ
キャラ崩壊とガバガバ設定にご注意ください
そして死にます
人によっては胸糞だぞ
あとラムネさんは「おねにいちゃん」と呼ばれているぞ
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「ねぇ、おねにいちゃん」
「なぁに?もち」
「おとうさんとおかあさんはいつかえってくるの?」
「う~ん…いつだろう」
「おねにいちゃんもわからないの?」
「おねにいちゃんも分からないんだ、ごめんね」
「そっか…」
「…でもねもち、僕はもちから離れないからね約束だよ」
「…うん!」
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約束、したのに
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あれから三年後私は12歳
おねにいちゃんは15歳
私達は幼い時親に見捨てられ何も無い空き家に2人、取り残されて死ぬ運命を辿っていた
まだ幼く、状況が理解できていなかった私をおねにいちゃんは決して見放さないでずっとそばにいてくれて、
なんとか生きてきた
そして私達はとある人に救われた
「シル汁」という人でおねにいちゃんの4個上の19歳、大学に通って、しゃちょうれいじょう?らしい
私達は学校に途中までしか行ってなかったから「良いな…」とかよく思ったものだ
今はそのシル汁という人に拾われて、その人の家に居候させてもらっている、もちろん家事などの身の回りの事をしたりと感謝の気持は忘れていない
今日はおねにいちゃんが買い物に行っててシル汁さんが大学にいっている
私はというとやることもなくただダラダラしているだけだった
シル汁さんは一人暮らし、家が大きい、そして寂しい、
「早くおねにいちゃん帰ってこないかな…」
不安になるんだ
お父さんお母さんみたいにいなくなっちゃうんじゃないか、って
おねにいちゃんはそんなことしない、大丈夫、
そんなありもしない事を頭に浮かべていた
ガチャ
ドアが開いた音
!おねにいちゃんかな
私はその場から立ち上がって玄関へ向かう
「おかえり!おねに、」
そこに立っていたのはおねにいちゃんじゃなかった
「いるじゃねェか…ちいせぇガキがよォ」
そこにいたのは大きい男の人達で三人、
「社長令嬢様は一人で暮らしてて昼間はいないっつのはデマかぁ?」
「まぁいいじゃねぇか、このガキ売れば金になるだろうし」
「殺したとしてもそのあと家を漁ればいい」
「なぁ、嬢ちゃん、」
声が出ない
「売り飛ばされでどこかのジジィに買われるか、ここで死ぬかどっちが良い?」
「…」
「だめだわこのガキ、何も言わねぇよ」
「抵抗しなさそうだし売り飛ばしちまおうぜ」
「ってか白髪の若干オッドアイじゃねぇか?!こりゃ高く売れそうだ」
いや、やだ、
男たちが手を伸ばしてくる
「待ってください!!」
「あ”?」
知ってる声
私が
私が大好きな声
「その子を売り飛ばすのはやめてください」
「なんだお前、何様だ」
「僕はその子の姉であり兄です、売り飛ばすなら僕を売り飛ばしてください」
何を言っているのおねにいちゃんダメだよそんな事私達ずっと一緒って、
「ほぅ…」
「僕はその子と同じくオッドアイ、そして男にも女にも属さないとする姓です、高く売れると思いますが?」
「…なかなか度胸のあるやつじゃねぇか目の色もその姓も高値で売れそうだ、良いだろうこのチビは見逃してやる」
「ありがとうございます」
「途中で逃げ出そうとしたらただじゃ置かねぇからな」
「分かっています」
「そんじゃいくぞ」
待って、いかないで
「おねにいちゃ…」
「…もちごめんね、一緒にいられなくて」
おねにいちゃんはその言葉を置いて消えて行った
まだ、
まだ追いかけたら間に合う、
まだおねにいちゃんを助けられる
まだ、
まだ、
何分も
何十分も走る
時期に雨が降ってきて
冷たくて、息が苦しくて、
それでも、おねにいちゃん、
私は……
_______________
私は
「やっと家に帰れる~!うちの天使達が待ってるぞ~!」
とか思いながら家に買ってきていた
でもそこに待っていたのは落ちた衝撃でぐしゃぐしゃになっていた買い物袋とおもちちゃんが付けていたヘアピンの一つ
「…え?」
すぐに110番通報
「白髪で片目白っぽくて片目灰色っぽい12歳の女の子と紺色の髪の毛で片目青色っぽい、片目黒色っぽい15歳の子が…!!」
すぐに捜索は始まって
私もすぐに外に出て探した
あぁ、雨だ
こんな土砂降りの時にどこへ行ってしまったんだろう
そして辿り着く
白髪の女の子が倒れている所に
「おもちちゃん!!おもちちゃん!!お願い目を開けて!!お願いだから!!」
おもちちゃんは冷たくて、何も発さない
「お願いだから…目を開けて……」
そしておもちちゃんは病院に運ばれた
警察には
「もう一人の子は我々が責任を持って探します今はその子の近くにいてあげてください」
「…わかりました」
広い病室には点滴をしたおもちちゃんと私、そして無機質な音を出す機械
「お願いだから目を開けて…」
私は生まれながらにして社長令嬢という立場にいた
その人生はつまらなくて
「何かがあった時のために一人で暮らせるようにしておきたいの」
と言うのを理由に一人暮らしをした
そして私のつまらない日常に突然光が差し込んだ
それがこの兄妹だ
最初は興味本位で拾って世話をした
でも時が経つに連れてこの兄妹は私にとってかけがえのない宝物、いや、大切な人になっていた
これからも大切に、守っていこう
そう決意したのに
「二人だけ家に残してごめんね…」
私は、許されない罪を犯したんだ
ガサッ
おもちちゃんが目を開けて起き上がっていた
「おもちちゃ…ん」
おもちちゃんは何も答えずただただ一点を見つめていた
医者からはこう言われた
「植物状態」
「なにか精神に強い衝撃…そしてこの小さい体であの雨の中長時間走ったのでしょう…体もボロボロです二度と正常に戻ることはないでしょう」
噓だ
噓だ
噓だ
そんな、
残酷だなんで、なんで、
神は容赦なかった
二週間後
私はおもちちゃんの病室にいた
「おねにいちゃんはもうちょっとで帰ってくるからね~」
「おねにいちゃん方向音痴で迷子になっちゃったみたいなの!」
「おねにいちゃんが帰ってきたら一緒に会いに来るからね!」
おもちちゃんに声をかける
絶えることなくずっと
そしてスマホが鳴る
相手は警察で、
私にこう言った
「もう一人の子が発見されました」
病室には機械の音が鳴り響いた
__ニュースの時間です
先日の夜○○市の住民から「女性の叫び声がした」との通報が入り周辺を捜査した所
テトという住民の家の地下に二週間前行方不明になったとされる15歳の子供の遺体が発見されました
容疑者と思われるテトは泣き崩れながらも「私の宝物が…」とつぶやいており現在事情聴取中です
次のニュース…
速報です
二週間前に植物状態になった先程のニュースの被害者の子供の妹が急死したとのことです
原因はわかっておらず現在原因調査中です
そしてこの兄妹保護者とされる女性が自殺しました
遺書には「守れなくてごめんなさい」とのことが書いており_____
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救いようがないね!
短編集なのに3000文字だってよ!
ラムネさんとテトさん何があったーーー!!
って人いるよねぇ…???
続き見たい人ー!!コメントしてっ!
噓だよ
俺にはそんなふぉろわっさんいねぇんだ
ここどういうこと?とか質問あったら遠慮なくどーぞ!
そして皆は気づいたかな
ストーリーの中でラムネさんが一度も名前を呼ばれていないことに
じゃあ次のストーリーで会いましょう~!!