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照side

部長「今日から新入社員入るから」


季節はもう春

俺らが入ってきた頃が

懐かしいななんて思ってた


〇「懐かしいね、もう5年前かぁ」

照「ね、俺もおんなじこと考えてた」

〇「ふふ🤭やっぱ思うよねぇ」


新しく入ってきたやつは

珍しいピンクヘアが特徴的だった


部長「自己紹介して」

大「佐久間大介です!」

「得意なことは場を盛り上げることです!」

「よろしくお願いしますっ!」


部長「〇〇、面倒見てやってくれ」

「新人育成頼んだぞ」

〇「はい!分かりましたっ」

大「〇〇先輩お願いします!」

〇「よろしくねっ」


うわ……いいな……

俺も〇〇と喋りながら仕事してぇ



それからというもの


大「〇〇先輩、ここって…… 」

〇「あー、ここはね……」

大「なるほど!ありがとうございます!」


大「〇〇先輩、外回り行きましょう!」

〇「おっ、そんな時間か!行こ!」


大「〇〇先輩、ご飯一緒にどうです?」

〇「いいよー!何食べよっか?」

大「牛丼なんてどうでしょう!」

〇「おっ、いいねぇ」


……なんか、日に日に

距離縮まってるんですけど


日を追う事に仲良くなっていく2人が

気になってしょうがなくて

仕事どころじゃないって言いたいとこだった


亮「ひーかーるっ」

照「っくりした……」

亮「顔がこわいぞっ笑」

「あーあの新人くんね、イケメンじゃん」

照「……やだ、取られるとか無理」

亮「照が早く手打たなかったからじゃ?」

照「……それもそうだけど」

亮「ほんと奥手だよね」


💬

「明日阿部と3人でご飯食べない?」


照「ちょっ、おまっ」

亮「いーじゃん、手助けしたんだよ」

「感謝してよね笑」

照「……」

亮「あ、いた」


阿部の目線の先には〇〇と佐久間が


ピコン

〇「!」

大「先輩、明日も一緒にご飯行きません?」

〇「あー、明日同期達と食べるの」

「ごめんね?」

大「そっかぁ、俺寂しいです🥺」

〇「佐久間くんも同期の子と行きな?」

大「うぅ……そうします🥺」



亮「ね、送っといて良かったでしょ?」

照「……ありがと」


あいつは鈍感だけど

佐久間みたいにグイグイアピールされたら

流石に気づくかもしれない


俺は少しずつ焦りを感じ始めていた



next……

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