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夕暮れ。

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夕暮れ。

1 - きっかけは、突然に訪れる。

♥

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2025年05月20日

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💛side


「…はぁ、」

また、朝の6時まで起きちゃった。

最近は、何故か朝日が昇る時間まで起きてしまうことが、ほとんど。


色々と考えて眠れなくなっちゃうけど、そのまま起きていることは無くて、6時を過ぎると、意識が途切れるような感じになり、眠りに入っちゃう。


そして、1、2時間経った後にアラームで起こされる。


…どうして、眠れないんだろう?


それは、静かな夜に色々と考えちゃうから。


2人は僕のこと、好きなのかな?


いらないな、って思ってるんじゃないかな。


2人は努力家で、面白くて、そして…何より優しい。


こんなにも、凄いふたりのそばにいていいのかな…


僕は、2人の優しさをもらうほどの、大したことじゃないし…


…それでも、そばにいたいって思う僕は、わがままなんだろうね。



そんな考えをしては、寝て…の日々が続いていた。



それが変わったのは、とある日だった。

今日は、眠ることは無かった。

中途半端に寝ると後々が辛いので、少し嬉しくなり、朝7時からキーボードの練習をした。


「.・*’’*・.♬.・*’’*」

「違う、音にバラツキがある…」

「.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬.・*’’*・」

「これだと、強弱が足りない……」

「🎹🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶🎼 🎹🎼.•*¨*」

「………」

ああ、やっぱりダメかも。

全然、上手くいかない。

せっかく朝早くから練習してるのに…


「才能が…ないってこと、かな…?」

「は、は……」


笑ったつもりだったんだけどなぁ。

目の前、すごくぼやけてるなぁ。

でも、光が幻想的に輝いてるなぁ。

綺麗。

僕を静かに受け入れてくれる所は、あるかな。

なんだか、それを探したくなった。


今はちょうど、大事な仕事は無いから、少し休もうかな。

「2人に{少し、休みます。}って伝えとこ…」

2人のグループLI○Eに、メッセージを送った。

送られたことを確認したら、[探す旅]の準備を始めた。


💙side


ー8:12


スマホの通知音の音で、目が覚めた。

送り主は…ryokちゃんだった。


💛{少し、休みます。}


理由は無く、ただ休むことを伝えた、文章だった。

何となくの胸騒ぎを感じた俺は、理由を聞いてみることにした。

{どうかしたの?}

聞いてみたが、返事は帰ってこない。

気長に待とうと思い、ベットから起き上がった。


着替えやご飯を食べ終え、スマホを見ると反応があった。


💛{ちょっと、疲れちゃった。 }


💛{何とかして、治すから待ってて。}


なんと、胸騒ぎは当たっていたらしい。

でも、ryokちゃんのことを考えてみると、あまり入り込むのは嫌だなと思い、返事を返す。


{おけ〜自分のペースで大丈夫だよ〜}


❤️{わかった〜ゆっくり休んでね〜}


💛{ありがとう}


返事を返していると、家を出る時間になった。

俺は荷物を持ち、家を出た。

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