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#異能力バトル
名無の男2
322
紅
325
楓野 白普
51
#一次創作
ruruha
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朝の騒がしいモーニングコール/道中の他愛のない会話
???「ねー!!ルガさん!起きて起きて!」
朝から元気な声が聞こえてきた、いつものことだが
「…なぁに…もう朝…?」
そこら辺にあったボロボロの布を被りながら、私はそう返事する
???「うん!朝だよ!!」
「……あと30分…」
???「今日はダメ!メイドさんに会いに行く約束してたじゃん!」
「あ」
すっかりと私が忘れていた、メイドのアイリスさんに会いに行くんだ
「…ごめん、”コハク”すぐ準備して行こうか」
コハク「うん!」
私はあくびをした後に、少し焦げかかっている上着を着て、スコープのついたアサルトを持って車に向かった
コハク「ルガさーん!準備まだ~?」
「んー…待って〜…昨日そのまま車放置して寝ちゃったから傷とか付いてないか確認してる」
“車”そう私たちは呼んでいるが実際には戦車?と言うらしい、私の頃にはもう車と呼ばれていたけど
「細かい傷はあるな…」
コハク「ねね!遅れちゃうよ!!」
「もうそんな時間?」
…仕方がない、細かい傷は気にしないことにして私は車に乗り込んだ
軽快なエンジン音、今日も車の調子はいいらしい
「じゃあ行こうか」
コハク「うん!」
そう言って私は車、コハクはバイクを走らせた
____________________
目的地に向かう途中で、コハクが私に聞いた
コハク「ルガさん、ここら辺コンクリート…?だっけ、たくさん転がってるけど…なんで?」
「あぁ…」
確かここは…学校が近くにあったんだっけ…
「ここにはね、学校っていう勉強をする場所が近くにあったから…道が整備されてたんだ
だからコンクリートが多めに散らばってるんだよね」
コハク「そうなの?んー…学校かぁ…」
コハク「学校で勉強するっていうけど…勉強、ってなぁに…?」
「………」
キュッ、という音が頭から聞こえた気がする
“勉強”
私たちの時代にギリギリ存在していた、〇〇的思考を得るためのもの
どう説明したらいいか…と今言われると
「今とは違う、生きるための知識を得るもの…かな?」
コハク「今とは違う生きるための知識?んー…想像つかないや…」
「時代が一気に進んじゃったからね、仕方ない…」
コハク「勉強…してみたかったな…」
「……」
…当時私の担任をしていた先生がこれを聞いたら喜ぶだろう、生きる時代が違うとこうも考えることが変わってくる
私は勉強が苦手だったから、そんなこと思ったこともなかったのに
「…私が覚えていることならば…いつか教えようか…」
コハク「本当!?」
「うん、気が向いたらだけど」
…コハクの目がいつになくキラキラと、この世界に生きているとはわからないくらいに光っている
あぁ、なんで平和な世界にこの子は生まれてくれなかったのだろう
コハク「やったぁ!!」
「……ふふ」
変な笑みと同時に、私は複雑な気持ちになっていた
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